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っぉぃ幼女とブラる日々  作者: U・まぁじ
4/10

まだ幼女要素でてないけど、この小説どういう略し方がいいか悩んでいたりします。

「っぉブラ」なんてどうですか?だめですか?

いい案があったらコメントでお願いします!!!

「さっぶっっ!」


・・・

・・・

・・・・・・


「は?」


今自分に起こっている状況がまるで掴めないです。はい。

まず、ここはどこ????何か森の中みたいだけど・・・実際森の中だろうけど。

で、そこで全裸の俺が佇んでいるわけです。

・・・ごめん。意味がわからない。

さっきのは夢?だとしても、どうして俺はこんな所にいるのか?・・・ってか、服は!??


取り敢えず、人がいそうな所まで歩くか

・・・もし出会っても現状的に色んな所を隠さないといけない訳ですが。


「ん?」


どの方向に歩くか考えていると、近くの草むらが動いた。

かと思うと、見たこともない獣が出てきた。


「あ、詰んだ」


無意識に声に出る。しかし、恐怖で身体も全く言う事を聞かなかったので、実際その通りだった。


「ガルル」


影と言ってもいいぐらい、真っ黒な毛並みを持った狼みたいなその生き物は、気付いた時には俺に飛びかかっていた。


激痛が身体中を襲う。でも、それは一瞬だった。

その短い時間で俺は生き残ろうなんて考えは捨てていた。

今逃げてもどうせ捕まって余計痛い思いをするだけだ。

そもそも、この森で餓死するかもしれなかったのだ。

それなら、このまま死んだ方が何倍も良かった・・・




・・・あれ?

目を開けると、先ほどの化け物の姿なんて一つもなかった。

まぁ、裸のままなんですけどね。


「・・・はぁ」


ため息が出てしまう。

俺の頭は限界が来ていた。理解できることが少なく全くもって処理できていなかった。


「・・・とりあえず、まとめてみよ」


近くに落ちている枝を拾い、地面に文字を書こうとする。

・・・土が固くて思ってる感じに書けませんでした。おとなしく脳みそに働いてもらいます。

あれが夢じゃなかったら、IQ200にしとけば良かったかもな。真面目に・・・




で、五分ぐらいかけてまとめてみた。

・今いるのはどこかの森の奥と思われる場所

・服装、及び持ち物は一つもない

・不思議な空間にいたはずだが、実際にいたのかは不明

・交通事故は多分起こしている

・姿は二十歳の時のまま

・獣に襲われた感覚が残っている


・・・頭痛い。

よくよく考えたら姿がそのままってことは、生まれ変わってなくね?

そういうことはあれだな。全部夢だな。

そう考えたら、全部スジが通る。うん。

起きたら、家のベッドで朝を迎えるんだな・・・

まぁ、最悪病院のベッドで目を覚ます。ぐらい考えといてもいいか。


そうと決まれば、起きるまでこの夢の中でのんびりしときますか。





まだ俺は睡眠しているようだ。この悪夢から抜けれる素振りがない。


「・・・喉かわいた」


しかし、体が生理的に求めるものの感覚がやけにリアルだ。

一瞬これが現実ではないのか。という考えが頭を過ったが、違うと自分に言い聞かせた。

でもこのままじゃ、ほんとに保たないな・・・

取り敢えず、適当な方向に足を動かし始めた。



しばらくしてある音が耳に入った。


「ピチャピチャ?」


この音が水のものではないと分かっていたが、俺はその音をどうしても確認したくなってしまった。

何故そのような行動をとったかわからない。

脳のどこかでそれがアレということを理解していたかもしれない。

だからこそ確かめたかったのかもしれない。


俺の目の前には、俺を襲った生物に酷似したものが、その子供であろう生物達に餌をあげていた。

獣の姿を見た俺は少し足が震えてしまっている。やはり夢でも怖いものは怖いのだ。

でも、自然界ならよくあることだ。弱肉強食の世界。弱いものは負けてしまうのだ。

肉食動物は草食動物を餌にしていかないと生きていけない。

生きているもの全て生きることに必死なんだ。

まぁ、餌にされた動物は今回は不運だったってこ・・・と・・・・・


「っ!!?」


俺はその場に盛大に吐いてしまう。胃の中に何も入ってないからか、何かの体液が体の外へどんどん出ていく。

多分、向こうにもバレたと思う。でもそんなこと、もはやどうでもよかった。





俺が見たのは、食べ散らかされている俺の死体だった。

狼?A「ママ遅いねぇ〜」

狼?B「僕たちの為に餌を採ってきてるんだよ」

狼?A「ほんとに自慢のママだよ!」

狼?B「ちゃんと感謝しないとね!」

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