プロローグ
初作品and初投稿になります!!!
面白くないかもしれません!文章がおかしいかもしれません!
でも、絶対に途中で書くのを放棄することはしません!!!
意見はどんどん欲しいです。悪い点もしっかり見直し改善していきたいのです。
なるべく1週間に1回は投稿しようと思っているので、どうか宜しくお願いします。
「明日の成人式行きたくないにゃぁぁぁ」
「外ではやめとけよソレ」
「いやいや、知哉の前だけだってwww」
「でも、こないだ電車で喋ってる時、にゃぁーって言ってたで?」
「・・・・気をつけるわ」
今キモい喋り方をしているのが、俺『凛成』である。
・・・名前に関しては、親が女の子が生まれたら付けようと思ってたけど、男の子でもこの名前別に大丈夫じゃね?って感じで名付けられました。
もう少し子供の名前なんだから丁寧に考えて欲しかったけど、珍しい為か名前はすぐに覚えてもらえるので、嫌いじゃなかったりします。
・・・中学時代に同じクラスに名前が同じ女の子がいた時は、1年間ずっと変な空気が流れてたけどね(笑)
で、唯一の親友である知哉と格闘ゲームナウです。俺の家で。
「会いたくない人とかいるしなぁー」
「行かなかったらいいやん」
「それはそれで後悔しそう・・・」
「めんどすぎわろた」
「スキありっ!はいドーンッ」
「ずっるwwww」
と、こんな感じでダラダラ過ごしてます。
話してるのは、明日の成人式について。
なんか、本当に大人になるんだなぁって思ったり・・・実際もう大人なんだけどね。
まぁあれだね。二十年生きてきた訳だけど、何をしたでもなく只々平和に二十歳を迎えたね。平和なのはいい事だけど・・・
「そういや凛成は明日何で行くん?」
「マイカーwww」
「いやww服装聞いてるんだけどwwwww」
「わろた」
しょうもないことで笑い。中身のない会話を永遠を続ける。大学は別々の所を行くことになったけど、時々こうして俺の家で一緒に過ごす。
多分知哉とは今後もずっとこういう関係なんだと思う。
でも、こういったことが本当に幸せなんだと俺は思う。
「何こっちガン見してんねん。ホモかよ」
「ちがうって。俺ロリコンだし」
「ホモでロリコン・・・」
「だから、ホモちがう」
でもまぁ、就職したら会える時間も減るし、今を大切にしないとね・・・
で、次の日・・・
「じゃあ、いってきます」
「いってらっしゃい」
あれ、お母さんが涙ぐんでいらっしゃる。やめてー涙うつるー
「・・・つい最近まではこんなに小さかったのに」
「それは言い過ぎww」
「お父さんが死んでから、色々辛い思いさせてしまって・・・」
「ちょっやめてって、行く前にしんみりさせないでよ」
「・・・凛成」ギュッ
「・・・ほら、別に遠くへ行くわけじゃないんだしさ・・・」
「ありがと・・」
「うん・・・あと、そろそろ離して?駐車場なくなる」
「わかった・・・いってらっしゃい。気をつけてね」
「うん!じゃあ行ってくる」
お母さんに手を振る。この歳でこういう事するのはマザコンなのだろうか・・・まぁ、それはいいや。
俺は車に乗り込み、家を後にした。
「・・・・・お父さん。凛成も立派に育ちましたよ」
こうして俺は、ピッシリ決めたスーツ姿で会場へ向かう。
・・・はずだった。
知哉「あれ?お前関西やろ?なんで関西弁使わへんねん」
凛成「キャラ分けって知ってる?」
知哉「それいつかボロでるでwww」
凛成「・・・知ってる」