兄と妹
「2度とツラみせんな」私の彼氏を目一杯睨み兄の隼人は言った。「ちょっと……」私は兄の袖口を摘まむ。そうしてから彼を見ると「し、失礼しました」と帰ってしまった。「ああ、まってぇ」その声は虚しく宙を舞う。「もうお兄ちゃん! いい加減にしてよ。もう」「だ、だってよ。飲み物持って行ってやったらよ、あいつ奈々に覆い被さっていただろ……」見つめ合う兄妹。「あれ、イヤがってなかった?」兄は首を傾げた。「もう、はぁ。まったくもうだよ。もう私高校生なんだよ。そういうことあっても、いい年じゃない?」「奈々には早いよ」「自分の事棚に上げて?」「ノーコメント」「ふぅーん」ジト目だ、私、まさしくそう言う奴。「じゃあ、お兄ちゃんがしてくれるの?」「な、なに?」「エッチなの。ホント周りの子の話聞くとさぁ、私取り残された気分なんだよ」「でも兄妹でしょ?」(私、禁断の世界に足を踏み入れようとしてる!?)兄隼人の首に絡み付き唇を合わせた。「!!」え?
「なんで舌入れるの!?」「いやあ、キスしてきたらそれが礼儀でしょ?」「そんな礼儀ないわ!」「じゃ俺の常識」「はあ」まあ、「じゃあ、私抱ける。処女あげる」「うーん、近親相姦? は、まずいんじゃね」「キスはいいの?」「お前からじゃん」「まあそうね」と言う事は?「私から迫ればいいの?」「どーかなあ」兄の手を取り、胸に。(むにゅ)モミモミ。「……行動に対する反射の神経なの」モミモミ。真顔の兄。「かもなあ」そんなこんなで日がくれた。明日は、Cかなあ。そう思い寝たらエッチな夢が見れた、相手はお兄ちゃんだった。




