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教室での一時

タイトル道理で短いです

あれから授業になって初めの8人の感想は


「古い」


と、赤司


「理屈が間違ってる」


と守人


「人体の血液の流れが皆一緒ってどういう事ですか?中学生に教えるならもうちょっと細かい異能と違う部分があるなんて誰でも知ってます。あれでも教師ですか!」


と聖蘭


「そもそも説明が長過ぎよ!あれだったら、自分たちで図書館で勉強するほうがよっぽど早いわ!」


とキリカ


「それは、これから俺たちが教え方を変えるような案を考えるしかないな。そのための育成部だろ?そうなった方が俺の国でももう少し早い段階で大人と張り合える奴を育てることが出来る、ハッキリ言って俺には好都合だ。」


と、コーラル


「しかし、今の教育の形ですと私たちが卒業する前に変えられるか怪しいですよ?たった3年ですから。」


と八千代


「それに、異入具・・・あ、すみません、異入具と言うのは異能を込めたものを私たちが仮に呼んでいる総称です。・・・と、その教育者が居ないというのが致命的ですね。これでは、人脈の無い人は存在すら高校に行くまで知らないという事になりかねません。最初の授業だけで判断するのは早計だとも思いますが、早い段階で知ってないと色々手遅れになるものです、異入具というのは」


と、麗華


「ん~、別に今はそこまで考えずにいいんじゃないですか?そのことの含めて部活の方針で色々取り入れたら国も積極的に今の教育を見直すと思いますよ?」


と菫


「ん~、じゃ、早速報告書を纏めるか。俺とコーラルで基本訓練、聖蘭とキリカと八千代でわかる範囲で属性別訓練、菫と麗華と守人で異入具についての知識を纏めてくれ。・・・この配員にした理由は解るな?」


と言うと皆頷く


「じゃ、授業の合間にそれぞれ意見を出し合って放課後学園長に提出。質問は?」


「「「「ありません、部長^^」」」」


「ならよし^^」


と頷いてそれぞれ開始した。


それから放課後までの会話で授業も挟みながら


「この場合は・・・・」


「先生!その理屈だと異能の現れる理由になりません。」


とか


「そもそもこの国は・・・」


「ねー、なんでいきなりそんな馬鹿な意見が通ったの?いくら馬鹿な意見でも一人の意見なんてちっぽけなんだから無視すりゃいいじゃない?それが通ったってことは皆、まー、当時の人なんだろうけど皆少なからず自分たちの力に溺れてたんじゃないの?この学校の多くの奴らみたいに。」


「そ・それは・・・」


とか


「では、この・・・」


「そりゃー酸素を過剰に燃やしたらそんだけその場の空気中の酸素が減るんだから、密閉空間でいくら暗いからって火で明かり替わりはなるべく止めるべきだったな。そんなことすりゃー全滅は必然だ。理想は電池式のライトか数はいないが部隊に一人は、夜間任務のみでいいが光をある程度使える異能者を組み込むべきだ。」


とか


「ねー、赤司ココって、この理屈でいいよね?」


「ん?おー、それで合ってるぞ?」


「では、これはどうだ?」


「ああ、光は黒に集中させると焦点に熱が加わって熱くなるから、凝縮させるその方法で合ってると思う。」


などなど放課後まで、実に有意義で時間も瞬く間に過ぎて行った。


そして、放課後


「じゃー、行くか」


「「「おーーー」」」


そして、学園長への説明に向かう一行だった。






次回のネタバレは未定(まだ考えてない、と言うかほとんど書いてるときの閃き任せ

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