ペルセウスの宙を、流れる星が巡りゆくこころに
夏の並木道の
樹々のアーチをくぐるとき
風にささらめく
葉漏れ日はまるで
ふりそそぐ
光のミストとなって
通り沿いに咲く
ペンタスのいくつもの
花は青い星を
瞳の空へ浮かべるように
南風月の
夕さりの風に映える
花火草は
真心をそっと
燈すように、鮮やかに
星降る夜に
ペルセウスの宙をみつめて
豆花雨の後の
地平線の彼方から
浮かび上がる
ペルセウス座の星々
北の宙から
瞳にふりそそぐ
流星群の
軌跡は星の花火となって
星降る宙に
ペルセウスの光は煌めいて
流星雨の丘で
広がる夜空を見つめて
宇宙の片隅に
咲いた青い花のような
この惑星の上で
同じように
空を見つめる瞳が、きっと
ふりゆくのは、星
宙に咲く
花火のように
瞳にふりそそぐ流星群
ふりゆくのは、光
宙を流れゆく
ひとすじの光が
いくつもの願いをのせて
ふりゆくのは、言の葉
この惑星で
今日もいくつもの
言の葉と、物語が紡がれて
流れ流れて
またきっと、巡りゆく
時も、季節も
星も、いくつもの言の葉も
前を見続けていて
気づけない
こともあるかも知れない
その時は
ふと立ち止まって
自分の真上に
広がる空が
教えてくれることも、きっと
夏の星たちが
銀河のアーチをくぐるとき
ペンタスの
花は青い星を
瞳の宙へ咲かせるように
星のふりゆく
夜空を見つめながら
流れ流れて
きっと、たどりつく
ペルセウスの宙を
流れる星が、巡りゆくこころに
ペルセウス座流星群は、ギリシャ神話でアンドロメダを救った勇者の姿のペルセウス座の方角に、毎年夏に流星群がみられるものです。2026年は8月12日から13日がピークとされます。
ペンタスは、夏に星形の花が咲き、花言葉は「願い事」「希望が叶う」です。花火草は、花と実が花火のような姿で、花言葉は「真心」です。
南風月は8月、豆花雨は、大豆が白や紫の花を咲かせる8月頃に降る雨のことです。その大豆には「可能性は無限大」という花言葉があります。
季節の星や花をモチーフに詩を描かせていただきました。お読みいただき、ありがとうございます。




