序章 闇の魔王
ライアストーリーとは別の世界の物語です
AIは使用して無いため、更新には時間がかかります
遥か昔、この世界を闇の魔王が支配せんとしていた。
神々はそれを止める為、力を行使した。
そのため、地上の大地は崩壊した。
神々は力の行使をやめ、選んだ人間に力と四種の神器を与え、闇の魔王の軍勢と戦わせた。
選ばれた人間は勇者となり、仲間達と八体の龍と共に闇の魔王を討ち、封印した。
だが、八体の龍の内一体は倒されてしまう。
七体になった龍達は封印を強化する為に、虹龍の宝玉と一本の鍵を作り出す。
闇の魔王を封じた神器をとある祠に納め、扉に宝玉をはめた。
立ち入る事が出来るのは宝玉と共に作られた鍵のみ。
勇者はその鍵―後に災いの鍵と呼ばれる物と三種の神器と共に姿を消した。
その勇者の名は―ゴッドと呼ばれていた………
伝説となった勇者の活躍より数百年後、とある祠に二人の男達の姿があった。
「兄貴ー、ホントこんな所にお宝があるんですかい?」
小柄の男が長身の男に疑問をぶつける。
「ああ、間違いなくな…、前来たときは持ってた道具じゃ外せなくてな。だが、今日持ってきた道具なら盗れるはずだ。」
二人は祠の奥へと進んで行くと、一つの扉に阻まれる。
その扉には七色に輝く宝玉がはめられていた。
「すげぇ…、ホントにあった…。」
小柄の男がはしゃぐ。
「だから言ったろ?この扉の先はもっとすげぇお宝があるに違いねぇ。」
「え?兄貴…、この扉開けられなかったんですかい?」
以前長身の男が来たときは、どんなツールを使っても扉を開く事は出来なかった。
もちろん扉にはまった宝玉も全く歯が立たなかった。
「だからまた来たんだよ。中のお宝がどんだけあるか分からんしな…。お前でも荷物運びぐらいは出来るだろ?」
「もちろんですぜ兄貴!」
「とりあえず扉のお宝からいただこうぜ。」
長身の男がバッグからツール類を取り出す。
宝玉がはまっている扉にノミを当てがい、ハンマーを打つ。
祠内にハンマーを打つ音が響き渡る。
「くっそ!かてぇなコイツ」
長身の男が悪態をつく。
だが、ハンマーを打つ度に宝玉の光が弱まっていく。
「何か……宝玉の光…弱まってませんですかい?」
「もうすぐ…盗れるってわけか…」
長身の男はハンマーを打ち続ける。
やがて宝玉は完全に光を失い、扉から外れた。
「やりましたぜ!兄貴」
「ああ…次は扉……」
長身の言葉を遮る様に扉の内側から強い鳴動が放たれる。
「な、なんだ…?」
「あ、兄貴…扉が…」
小柄の男が言うと同時に扉が明け放たれ、闇が二人の男達を包む。
「な、なんだこりゃあ…?!」
「や、やばいっすよ兄貴……」
闇が祠の中を蹂躙していく。
二人の男達の声は既に聞こえない。
闇が祠から溢れ出し、祠が吹き飛んだ。
しばらくすると、闇は消え、何事も無かったかのように静寂が訪れた……
祠から闇が出でてから一年ほど経過した。
闇の魔王が復活した事はまだ誰も知らなかった。
人間が支配する地上の世界にある数多の国の一つ、エメラルダ王国。
そこに突如として現れた魔物の軍勢が、そのエメラルダ王国に侵攻を始めた。
エメラルダ王は騎士、兵士、冒険者らと共に魔物の軍勢と対峙するが抵抗虚しく王都は陥落。
そして、一夜にしてエメラルダ王国は魔物の手によって滅ぼされてしまった。
エメラルダ城の玉座にて漆黒の衣を纏う者の姿があった。
「こんな物か…?人間の力とやらは…」
「ジェネラル様、仕方ありませんよ。人間は我々魔族よりも脆弱なのですから…」
龍頭の魔族が言う。
「そうだったな…、オメガード…」
ジェネラル様と呼ばれた漆黒の衣を纏う魔族が答え、問う。
「アルファームはどうした…?」
龍頭の魔族―オメガードが答える。
「はっ。只今エメラルダ王国の残党を片付けております。」
「そうか……、では…ゴールディアは…お前に任せよう…」
ジェネラルはオメガードに命じた。
「はっ!承知致しました。」
返答をするとオメガードは忽然と姿を消す。
ジェネラルはエメラルダ城の新たな主としてゆったりと玉座に座った。
「この時代でも現れるかな…?勇者よ……」
ジェネラルの呟きが玉座の間に吸い込まれていく……
拙い文章で申し訳ありません。
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