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白ノ謳ウ

作者: 山羊ノ宮

ここには何もない 空っぽの歌

俺の心は何も無い 空っぽの歌

血の通わない私だから 歌える 空っぽの歌


朝起きると 感じるけだるさ 

きっと昨日飲んだ風邪薬のせい

ぼやけた頭に鳴り響く 携帯電話クサリの音

握りしめて 壁にたたきつけると 泣き止んだ


苦しい、つらい、頭痛い、足痛い、背中痛い、心臓痛い、体はだるくて、重くて、動きやしない、動くいたところで何もできやしない、結局何もできやしないんだよ、そこでただ指をくわえて世界を眺めているがいいさ、無力な俺にはお似合いだ、(嘲笑)


俺の心はやはり空っぽで

何も無い

あがいた所で何も生まれやしない

いや、違うか・・・


腐った感情ならごまんとあるぜ


お前ら全員死ねばいいんだよ、臭い息振りまきやがって、ゴミか?お前らゴミか?ぐだぐだうるせぇ!黙りやがれ!このくそ虫どもが!


何も要らない

誰もいらない

俺一人でいい

世界に俺一人でいい

必要無い 誰かなんて

でも、愛されたい


血の通わない私だから 歌える 空っぽの歌

ただ貴方のために歌う 空っぽの歌


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― 新着の感想 ―
[一言]  誰かが歌っている曲の歌詞だと言われても納得してしまいそうな見事さですね。  次回作も楽しみにしています。
[一言]  失礼しますm(__)m  楽しく読ませていただきました。  リズム感のある良い詩だと思いました。  これからも執筆活動頑張ってください。
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