第9話 ここは、天国か地獄か
他の人達って、転生ものを描く時これほど前世を長く描かないと思うのですが、何故か私は結構描いてしまう傾向にあるんですよね……、それのおかげで8話でようやく前世終了という……、まぁとりあえず、死んだ瑠奏は一体どうなるのか、行ってみましょー!
………、私は………死んだのか…?
(???)
「そうよ、あんたさんは死んだのさその証拠に、あなたはここにいる水無瀬瑠奏」
(瑠奏)
「誰だ!どこのやつだ!そしてここはどこだ!」
そう言い、左足を前に、右足を後ろへ、相手に向かって攻撃の構えをとった
(???)
「まぁまぁ、そんな殺気を立たせなくても、いいじゃないですか、」
(瑠奏)
「御託はいい、何者か、そしてここはどこだ?以下に答えないとお前の顎は次の瞬間に、砕けるぞ?」
(???)
「分かった分かった、名乗るからその気迫と殺気と圧迫感と……、マジで怖いから、抑えてくれよ…、」
(エリス)
「ありがと、それじゃあ、私の名前はエリス、万物の神エリスであり、あなたの能力の親よ」
(瑠奏)
「ごめんもう1回言って?」
(エリス)
「私の名前はエリス、万物の神エリスであり、(省略)」
「省略するなんて酷い‼️なんでですか‼️」
(瑠奏)
「メタイ!」
(エリス)
「アタッ!親父にもぶたれたことないのに…!」
(瑠奏)
「まぁいいや、それで、私はどのようにして死んだのさ?」
(エリス)
「なんでそんなに死んだことを簡単に直ぐに理解することが出来るんですかね…、私はそれが一番怖いよ…」
(瑠奏)
「そりゃぁ、死んだことを理解するのは苦しいよ、でも、実際にそうなってるんでしょ?だって、そこに私の死体は転がってて、それを見てる自分がいるんだからそれぐらい分かるよ……、そりゃぁ、理解したくないよ………、苦しいよ、理解に苦しむよ、でも、実際に起きてるんだから……、
過去は変えられないんだから、私達は過去に生きているのではない、今に生き、未来に生きいるんだから、でも、今に生きている以上未来を予見し、回避や変えることは出来る、まぁ何が言いたいか、私達は過去は変えられないけど今に生きてるから未来は変えることは出来るよね、だから、私は前にしか進んでないってこと」
(エリス)
「まぁ、何とも、もの凄い精神力と気力と気合だね………、あ、そうだったね!どうやって死んだかだったね確か、敵の別働隊の奴らに攻撃されて脳天抜かれて即死って感じだね」
(瑠奏)
「うへぇ……、考えたくもねぇ………、」
(エリス)
「そしてね、私がここに来た理由はね………、瑠奏ちゃんを転生させるため!」
(瑠奏)
「瑠奏、ちゃん!?いやいや、それよりも、転生ってどういうことなの…?」
(エリス)
「転生っていうのは元々この世界は命の……、というよりも、魂かな、魂の数が制限されているの、その中で全能様は、死んだ直後の死体に残っている魂に目をつけたのよ、その魂を回収し魂の中にある記憶を全て消し、他の場所で別の子に生まれ変えさせるという、こと、まぁ、魂のリサイクルみたいな感じ、」
(瑠奏)
「ちょっと待って、それだと私の部隊の皆との記憶も学生時代の記憶も全部無くなるってことか…?」
(エリス)
「そう、でも、私は一応全能様の一つ下に付いてる神で、だから万物の神っていうこと、ほら、君の能力に似てるでしょ?また、昔話になるけど、瑠奏ちゃんも能力がない時代は知ってるよね?」
(瑠奏)
「うん、それぐらい…」
(エリス)
「そう、そして、その能力はあの時、怪物が出てきた時から発現し始めた、となると?瑠奏ちゃんぐらいの頭なら簡単でしょ?」
(瑠奏)
「うん、なんとなく分かったよ、まず、怪物が現れる、そして、私達に能力を渡し、戦う力を与えた、でも、私達を助ける理由がよくわからないんだけど……、」
(エリス)
「じゃあ、人間は食べ物を食べて、水を飲んで生きてるよね?」
(瑠奏)
「そうだね…、っは!」
(エリス)
「そゆこと!神が生きるには人間の莫大な信仰が必要なの!だから、人間を助けたでも…、」
(瑠奏)
「人間だから言えるけど人間は愚かで無知だよ、昔の失敗を忘れ、新しい力が出来たら直ぐに人を殺す道具に使った、第一次大戦ならダイナマイト、飛行機、毒ガス、機関銃、戦車、第三次大戦なら、少しそれより前だけど、ミサイル、ジェット機、ステルス、レールガン、そして……、水爆………」
(エリス)
「そう、そして、能力を渡した事により、目に見える上下関係が目来てしまった、それにより、能力を消そうにも、消したらそんな人からすぐ誰かに殺されてしまう、」
(瑠奏)
「だから、能力を消すことが出来なかったっと、ちなみに聞くが、一斉に皆の能力を消したらどうなるんだ?」
(エリス)
「確か……、人によっては耐えるけど、日常的に、能力を使ってる人なら脳に後遺症か何かが起きてしまう、最悪の場合、死んでしまう、それは私達にとっても大変で、私達の存在が世に知られてしまうと、大変だからね…」
(瑠奏)
「なるほど、そちらさんにも色々理由があるのか…あと、一つ聞いて良いか?私の戦友の玲奈はどこだ?」
(エリス)
「話がまだなら、時の神、ソフィアのところにいるはずよ、」
(瑠奏)
「ソフィア………、」
(エリス)
「ん…?何か引っかかるところでも?」
(瑠奏)
「いや、その人ってどんな人ですか?」
(エリス)
「ん〜、どんな人ねぇ…、The堅実って感じで、目に入る情報しかあまり信じない、そして、何か癇癪に触れることがあっても何回かは大丈夫だけど、それが爆発すると………、」
(瑠奏)
「すると…?」
(エリス)
「少なくとも、一部屋丸々吹き飛ぶ……、あと、低身長だからそれを突かれてもそうなる………、って、どうしたのそんな引きつった顔をして、何があったの…?冷や汗もしてるし!」
(瑠奏)
「いや……、あの……、もう、手遅れかもです…、」
(エリス)
「え…?と、とりあえず行きましょうか……、」
瑠奏が天界にくる少し前
(玲奈)
「っ…?どこだここは、そして、誰だあんたはって、子供か?ここはっていうより……、あ、死んだのか…………?」
(ソフィア)
「そうよ、あんたは死んだのさ、そしてな………、初対面でそれも女の子に子供とかいうでない‼️あなたよりも絶対数百年は生きてるんだからね!」
(玲奈)
「ホントカナァ?」
(ソフィア)
「ゴ〇リ化するな!そういえば、紹介が遅れたわね、私の名前はソフィア、時の神、ソフィアよそして、あなたの能力の持ち主よ」
(玲奈)
「……、なるほど…、ここの本は魔法系の本か…、そしてこっちは……、おー!これは、結構少ない方の能力の解説本か〜、よくこんなの取り揃えてくなぁ…、魔法の本だけでも1日中読み漁れされる量あるじゃねぇ、すげぇ〜!ほんとに図書館みてぇ、じゃねぇか……………、凄いなぁ…、」
(ソフィア)
「って!話聞けぇぇー!!人の話を聞け‼️それが人に物を申す態度か!」
(玲奈)
「ん?なんかいった?ごめんもう1回言ってゴ〇リ化するな!から聞こえてなくて…」
(ソフィア)
「いいわ、ギッタンギッタンのメッタメタにしてやるわ‼️」
(玲奈)
「いやいやいや、そんな言葉ジャ〇イアンしか言わないのよwっと……、そのオーラは本気っぽいな……、っと、なるほど……、」
(ソフィア)
「ハハハ!この魔法の玉の弾幕を食らいなさい‼️私に、喧嘩売ったこと後悔させて上げる‼️」
(玲奈)
(……、完全に相手は感情が高ぶってやがんな…瑠奏に死に恥晒したばっかだってのに……、もう1回死ぬのか…?…………、いや、この小娘を後悔させてからだな!話はそれからだ!)
「どっからでも来いっての‼️神だか何だか知らんが、人ってのはな脆いんだよ!急所を突かれたら一発なんだよ!!わかるか?これがよ‼️」
(ソフィア)
「あら?私がいつから人間と錯覚していた?」
(玲奈)
「なん……、だと?」
(ソフィア)
「あら?気づいていなかったの?それなら、その証拠として、あなたを殺してあげましょう、」
(まぁ、殺さない程度にして、格を見せつけてから話をしましょうかそれに、あっちの方も時間の問題でしょうしね)
「それではこちらから、好きなように行きますね」
(玲奈)
「どんとこいっての!って!あっぶね…、」
(一つ一つの魔法の球が地面がえぐれるほどの威力を持ってやがる…、当たったら即死かよ、いや、臆してたら負ける、ならば……、突撃あるのみ‼️幸い体格差なら勝っている、身長は…、ぱっと見165ってとこか、とりあえず私よりかは小さいな肉弾戦に持ち込めれば少しは……、っ!)
(ソフィア)
「あら、前方からしか攻撃がないとでも思ってるのかしら?」
(玲奈)
「マジカヨ、流石神様ってとこか?」
なんと、思いもしない方向から魔法陣が現れ、攻撃してきたのである、
「だがな、私がそこら辺のバカと比べてもらっちゃぁ〜困るんですわ、私達15大隊はな、あの、青将軍の瑠奏さんがいるんですわ、あんたらのとこで瑠奏がどんな感じで見られてるのかは知らんがアイツは化物だぞ?」
(ソフィア)
「あら、それなら、その青将軍さんとやらにしごかれたあなたはそんなに弱いんですかね?」
(玲奈)
「ハハ、一昨日来いっての!」
さてどうする…?正直決定打が見いだせない…、そして、相手は私よりも絶対強い、さてどうするか…、
(ソフィア)
「もう、面倒です、あなたを本気で相手いたしましょう、」
(玲奈)
「それじゃあ、能力勝負と行くか、それに、そちらさんは、まだ、能力を使ってないようだしな!」
(ソフィア)
「ほう、人間ごときが、私が能力を使ってないことに気づくとは………、フフ、これは楽しめそうだ」
(玲奈)
「何を企んでるのかは知らんが、私は勝つ、そしてお前からここの話を聞かせてもらう!勝負ってのはな、敗者は勝者に頭を下げるってのが鉄則だそれが、戦いの敬意ってもんだそれは神でも人間でも、きちっとしてもらうからな覚悟しとけよ」
(ソフィア)
「そっくりそのままお返しいたします!」
相手の状態的に接近戦で来るはず、逆に言うと、遠距離戦の現在で隙を見せたら一気に距離を詰まれるのか…、正直弾幕でねじ伏せる戦法もあるにはあるが……………、後処理がめんどくさいそれに、くっそ…、戦いに集中したいのに…、他のことに気が散ってしまう…………、
(玲奈)
(相手が隙を見せたら最後、相手の方に一気に距離を詰め畳み掛ける、これしかない、だが…、、
「流石に、隙を見せてはくれないですよね!」
よし、ここだ!
(ソフィア)
「っ!…、詰めてきたか……、でも!、圧倒的弾幕を張ればよいこと‼️」
(玲奈)
よし、ここで能力を使用って………?あれ?能力が使えない……?まずい‼️一旦距離を取らないと…、
(ソフィア)
「フッ、やっと気づいたのか、割と鈍感なのかね…そうよ、ここでは能力は使えないのよ、そして、この部屋の主の私は使える、これほどにアドバンテージを取れる場所もなかなかないわよ」
(玲奈)
くっそ、さっきまでの作戦は全て能力使用を前提としていたから…、全部がめちゃめちゃだ、さてどうするか、持久戦も意味がない……、となると(ドナルド)←(ギャグ)どうするか………、
だが、考えていても作戦は変わらない!相手の攻撃をかいくぐって突撃して敵を黙らせればいいことよ!
つっても、言葉にできるほどこの弾幕はかいくぐれるものでもない………、
となると…、相手を観察しながら相手の出方をうかがう‼️
(ソフィア)
「あら?先ほどまでの威勢はどこへ行ったんでしょうねぇ、」
(玲奈)
「っは!馬鹿抜かせ!私をそんな程度の低い見方じゃあやられるぞ!」
(ソフィア)
「あら、ご忠告感謝いたします、ですが、その、ご忠告は不必要です、何故なら絶対私が勝つからです」
(玲奈)
「その慢心が命とりだってこと、教えてやるよ!神気取りの小娘が‼️」
(こんな程度の低い挑発で乗ってくれたら奇跡だ、でも、相手は自分のカリスマを絶対と信じてる、だからこそ、そこをつき、相手の注意を分散させる‼️)
(ソフィア)
「さっきから、小娘小娘うるさいわね‼️難癖つけ無いと人間ってのは、戦えないのかしら?」
(一応、魔力探知で、エリスが来てるのは分かったがもう一人はだれだ…?もしかしてコイツの連れか?たしか……、瑠奏って言ったっか?まぁいいか、エリスがいるなら私の流れ弾もある程度は大丈夫か、あと少しだな、)
「っ‼️まずい!今の思考のせいで相手に隙を見せた‼️まずい‼️完全に相手の間合いだ!」
………、仕方ない、使うしか無いか…
(玲奈)
「どこ行った!いや………、この感じ………、時の神というだけはあるってことか!」
(そう、ソフィアという神、私と同じ時止めを使い、瞬間移動を行ったのだ、とりあえずそれは良いのだが、それを今まで使ってなかったというのが問題なのだ…、)
(ソフィア)
「あら、相手を褒める余裕はあるのね、それならもう少し楽しませて貰うとするわ!」
(玲奈)
「マジカヨ、さらに上がるのかよ…、」
(さてどうする?敵の能力は、私と同じく時止め、いや、時の神というぐらいだ、もっとのほかにもあるはずだ………、ということは…、)
(ソフィア)
「その表情から察するに私をちゃんと敵として認識してくれたようね、今の状態のあなたならわかるでしょ?どれだけ頑張っても私に到底勝つことができないとを、」
(玲奈)
「それはどうかな、人間ってのは諦めたらそれで終わりの生物だ、だから人間は諦めはしない、そこに道があると信じてるから、だからこそ、人間は諦めが肝心という言葉を生み出しているのかもしれないが、ただ、私は諦めてはいない、お前に勝つことをな!」
(よし、弾幕が切れてる!今だ‼️)
そう思い私は正面突破で敵に向かい突撃した、
(???)
「コラァァァァァァァァァァ!!!!!何してんのじゃボケェェェェェェェェェエ!!!!!!!!!!!人様の家で何してんのじゃあああああああ!!!!!バカやろぉぉぉぉぉ!!!!!!!瑠奏ちゃんドロップキック喰らエエエエエエエエエエ!!!!!!!オラアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
いや〜〜、最後……、アレですね玲奈の後頭部が怖いですねwそれと、早く転生させたいのにまたもや、伸ばしてしまった…、やっぱり難しいなぁ……、とりあえずまぁ、次回には転生できるよう頑張りますので次回もお楽しみに〜
ちなみに、文字数は5400文字程度、とりあえず少なくはなった、?