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猫デコ  作者: 守雨


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85/312

85 目と耳に入らなければ

「その人の人となりを知りたいときは、相手のSNSをずーっと遡って見ていくと、わかるね」

「当たり前じゃん」

「違うよ。本音を上手く隠している人でも、長く遡って読んでいくと、どこかしらに本音が出るんだよ」

「たとえば?」


そこから色々と教えたもらったのだけど、私の言葉で台無しに。


「そこまで時間と手間を使ってまで、その人が隠している本音を知りたいと思わない。他人の本性にも本音にもそこまで興味ない」

「そういうとこだよ、あんたが愛想悪い、社交性ないって言われるのは」


言わせておけばいいじゃないの。

興味がない人に陰でなんて言われても、私の耳に入らなければ、その陰口はこの世に存在しないのと同じ。


世界中の人に愛されようなんて恐ろしいことは思ってないもの。

好きな人に嫌われなければそれで十分よ。


と、歳を取ってから思うようになった。

若い頃はそう思えなくて苦しんだけど。






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