64 股関節がっ
今ね、改稿作業で困惑してる。
文章の切り貼りがすごく苦手で、指示を受けて切り貼りしているうちになにがなんだかわからなくなってしまうのですよ。
「いっそのこと、この章を全部書き直したい」と思うんだけど、それはあまりに非効率だから、短気を起こさず何度も指示を読んで切り貼りするのです。
あと少しだから今日返ってきた原稿を今夜中に送り返したいんだけど、もう、目が無理。
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十代二十代が主役の瑞々しい恋愛小説もたくさん楽しんできたけれど、いざ書こうと思うと、今は大人の女性の話を書きたいです。
冷静で、芯が強くて、頭の回転が速くて、情がある大人の女性。
40歳になったビクトリアみたいな女性。
そんな女性の目線で進む物語。
コロナ以降、なろうに膨大な数の十代の若者が加わって、好まれる内容が変わってきた、という話をどこかで読みました。
読みましたが、だからといって私は書きたいことを書くだけなので、あまり。。。
需要に合わせ、常に流行を追って最先端の本流にいる書き方は、もともとできないのです。
私は無理。ずーっと働き続けてきて、小説でもうそんなに頑張れない。
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この前ね、新品の靴を履いて、一筆書きのようなコースでウォーキングを開始して、10分で左の股関節に違和感を持ったのだけど、「あれ? なにこれ」と思いながらも、変に意地を張って2時間40分歩いたらね、どんどん痛みが強くなって、最後は冷や汗かくほど痛くなった。
でもそのときはまだ動けた。ほら、私、根性だけはあるから。無理をしたの。
ところがね、帰宅して1時間ぐらい椅子に座ったらもう、歩こうとしても杖を使うか壁を伝うかしないと痛くて歩けなくて。「なにが起きたの?」って。
十日たった今も、左の股関節が捻挫したみたいに痛い。
股関節が痛いなんて生まれて初めてだけど、まともに歩けなくなるのね。びっっっくりした。
今、室内の移動や庭仕事は、盛大にぴょこたんぴょこたんしながら歩いています。
加齢恐るべし。




