54 サンライズで旅をしたい
六角精児さんが寝台特急サンライズに乗って高松に旅行に行く番組を見ています。
いいなあ、寝台特急。一生に一度は乗ってみたい。
缶ビールかウイスキーのポケット瓶をちびちび飲みながら夜を過ごして目が覚めたら四国っていう夢の旅。
この3年、ずっとパソコンに向かってたものね。
映画、美術館、舞台、温泉。全部諦めてスーパーに行くのがせいぜいの外出という日々。
これで急死したら未練が残りすぎて地縛霊になるわ私。間違いないわ。
うどん屋さんで竹輪の磯部揚げをのっけたセルフのうどんを食べて地酒を飲んで、足を伸ばしてお伊勢参りしたいなあ。
仕事が落ち着いたら行こう。そうしよう。
猫は食欲が戻り、家の中を歩くようになったけど、くしゃみが酷い。
鼻炎の状態が悪いみたい。
猫が庭を眺める定位置の出窓、ガラスに飛び散った鼻水の小さな跡がたくさん。
窓ガラスをアルコールウエットティッシュで拭きながら、この子たちがいたから家の中にこもって小説を書いていてもやってこれたなあ、と思う。
先輩作家さんが「気を付けなよ。ラノベ作家、心身の不調で筆を折る人が少なくないよ。急逝する人だっているんだよ」と心配してくれた。
そうね。
寿命を削らないよう気をつけます。




