5 よく考えたらそれほど追い詰められていない
「不安だ」と思いながら追い詰められたような気持ちで仕事していましたが、よく考えたらそうでもないことに気づきました。
本当に切羽詰まってるのは書き直し続きの1件だけ。
他は常日頃の「締め切りの1か月前には終わらせる主義」が幸いして余裕でした。
「そんなに抱え込んで大丈夫ですか?」と言われたのがずっと堪えていたんだと思います。
言霊ですわ。うん。
私はとにかく先の予定を入れるのが苦手です。
だってその日の自分に自信が無いんですもの。約束を忘れてすっぽかすのが怖くて仕方ない。
自分の記憶力に全然自信がない。
そういや自営業のほうでお客さんに「回数券を出してくれ」と言われて渋々出したのですが、売るときに
「私がバイクで事故って働けなくなったり死んだりしたときは、この回数券は無効になりますよ。そんな事態になったときに家族が冷静に返金の対応ができるかどうか全く保証できないです。それでもいいなら」
と縁起でもないことを言いながら販売しました。
損得勘定ではなく、いつ使われるかわからない回数券を出すのが怖かったのです。バイク乗ってると何があるかわからないから。
回数券は無事全て使用されました。その後、耐えられなくなって私が売るのをやめました。常連さんにはすごく文句言われましたけど。
そういうときは「えへへ」と曖昧に笑ってやりすごすのが私の常套手段です。
さて、今日はいいお天気なので、仕事の前に草むしりしなくては。
西洋の話で延々と石運びをやらされる死者の話がありますが、草むしりはほぼソレですね。
エンドレス。
昔は草むしりなんて拷問以外のなにものでもなかったのですが、最近はそうでもないです。
だって、長年こなしている掃除・洗濯・買い物・調理・片付けって、全部エンドレスだもの。
「すでにやってることだわ、エンドレス作業」と思ったら草むしりも特別な苦痛ではなくなりました。
このエッセイを書くようになって、ストレスを発散できています。ありがたや。
ツイッターはあまりにいろんな人が見てるから、書きたいこと100のうちの1くらいしか書けないのです。
追記)このエッセイのこと、ツイッターでつぶやくことはありません。たくさんの人に読まれたいわけじゃなく、思いを吐き出したいだけですから。
ではまた。 守雨