47 立ち話が長いのにも慣れた
新しい椅子に座って小説を書いていると、首と頭の境目が筋肉痛になる。
高さが合っていないのか? と低くしてみた。
あれかな、格安椅子の高さに身体が対応していたからかな。
猫の体調はいまいち。
毎日執筆の邪魔をしていたのは元気な証拠だったのね、と猫の元気が消えて気づいた。
もう、邪魔されても机から下さないと決意したわ。
「長生きしてよ」と頭を撫でながら押し入れにこもっている茶色猫に話しかけた。
・・・・・
ご近所のボス奥様(80手前ぐらい?)がうちに来て外で立ち話をした。
用件はなにかなあと思いながら黙って彼女の病気の話や孫の自慢話を聞き続け、2時間半を超えたところでふくらはぎが攣りそうになった。
2時間45分の立ち話の結果、伝達事項は「町内会の草むしりは7月に変更」とのこと。
(10秒で足りた!)と思ったけど、これも田舎暮らしのお付き合い。
コロナの影響で、空き家だった古い家がどんどん売れて、ついに町内会の新規住民が古い住民を超えたらしい。
「新しい人が増えると困るのよね。町会の仕事に興味を持たないから」
そりゃそうだよー。
十把一絡げに「新しい人」とよそ者扱いされて協力したい若い人はいないよー。
あなたが新規住民に会うたびに必ずマウントするからだよー、と思ったが。
同年代のご近所さんにその話をしたら「あと5年もすれば、古い人たちはみんな大人しくなるから少しの辛抱よ」と怖いことを言う。
この彼女は毎度辛辣なことを言うので対応に困る。
田舎暮らしはメンタルを鍛えられる。




