45 0から1を生む才能
今日は夏至。
陽が落ちたあと、波打ち際からロウソクを載せた小舟を浮かべて送り出す、カディスのお祭りの日です。
ビクトリア1を読んでくださっている方にしかわからない情報で恐縮です。
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今、連載している小説の4つがたまたま全部山場に向かっていて(どうする俺!)状態です。
淡々と書いては消しをしながらジリジリとゴールに向かって進んでいます。
「これしかない」という展開を書いて、ひと晩寝て起きて読み直すと「ここが無駄」「ここが説明不足」「くどい」と思ってまた書き直したり。
疲れたときはドラマを見るのですが、韓国ドラマはとにかく親の権力が強すぎて違和感があって最後までたどり着いたのは1作品だけです。いじめがエグいのも見ていてつらい。
繰り返し見られるのは現代日本を舞台にしたほんわかしてる内容ばかりです。
ネットフリックスが繰り返し「守雨さんにおすすめ」と通知してきたアニメ「推しの子」は思っていたのと全然違う展開で、面白いなぁと思いながら観ています。
あの展開、要所要所のあのセリフ。
あれを0から1へと形にして生み出した原作者さんはすごい。
「君を愛する気はない」のパワーフレーズを最初に考えだした先生も本当にすごいと思う。
最初に悪役令嬢を思いついた先生も天才だと思う。
0から1を生み出すその才能に「楽しませていただき、ありがとうございます」の気持ちでガンガンと課金して漫画を読んでいます。
今、その流れで「もうこれ以上愛さない」「再婚承認」も大変楽しんでいます。課金しまくり。
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家族にペンネームを白状したあと、「ピッコマのハートの数、順調に増えてるね」とか言われるのが、もう、なんとも恥ずかしい。
最後まで黙っておけばよかったと後悔しても後の祭りですよ。
でも、家に出版社の名前の入った段ボール箱が続々届いているのに「私が書いているのはブログだから」と言うのもさすがに無理があったし、見本誌を隠す場所がもうなかったし。
仕方ない。




