287 インプットはだいじ
あけましておめでとうございます。
今年もお暇なときに読んでいただけたら嬉しいです。
小説を書いているとき、のめり込んでいろんな場面が次々思い浮かんで「ああ、キーを打つ指が追い付かない」と思うときと、「そろそろ終わりに向けて話をまとめなきゃ」って冷静に思う場合がある。
自分ののめり込み具合と評価が完璧に一致するかというと一致しない。落ち込むときもあるけど、そこが面白いと思う。
今、4作品なろうで連載しながら新作も並行して4つ書いていたのだけど、そのうちの1つを「んん?」と思いながら書いてた。
主人公のどこが魅力的なのか自分でも言えなくて。
「これ、面白いか?」て思いながら書いてた。
そんなときにピッコマで、主人公が立ち直って生きていくマンガを読んでたら、今書いている主人公がなんで魅力が薄いのかわかったわ。
私のは自己完結してるの。一人で納得して一人で成長していくの。
そりゃつまらんはずだわ。これじゃだめだ、成長の背景をもっと書き足そう。
てことに気がつくまでに9万字以上も書いてた。書き慣れるって怖い。
「小説を書き慣れたころに自滅していく作家さんを何人も見た」って、以前とある編集者さんから聞いたことがある。
これか。
マンガ読んで気づいてよかった。インプットはだいじだね。




