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会話していて自分の本音に気づく
今日、担当さんと打ち合わせをしている時、担当さんにおすすめされた漫画の話になり、
「淡々とした穏やかな日常の作品ばかりおすすめしていましたね」
「いえ、私はそういう話も大好きです。私の中のその方面のバイブルはドラマ『僕の姉ちゃん』ですので」
という会話をしたのです。
(公式サイトはここ https://www.tv-tokyo.co.jp/bokuane/)
「でも、気がつくと国家転覆とか暗い事件とかの話を書いていて、(いや、これはだめ)って書き直しになるんですよね」
「どうしてそうなるんだと思いますか?」
「自分の腕に自信がないからです。淡々とした内容で読者を引き付け続けるには、相当な腕が必要ですから」
と何も考えずに正直に答えて、(私、自信がないんだな)と思ったのです。
いつか書いてみたい。
『僕の姉ちゃん』みたいな、淡々とした日常の風景を積み重ねながら、読む人の心を癒す物語。




