25 わずか2年で
編集者さんがとんでもなくお忙しいのは、たまに漏れ伝わってくる情報で知っています。
おひとりで何人も作家を担当して、原稿のチェック、コメント書き、絵師さんを選んだり依頼のお声がけをしたり、挿絵の場所を選んだり指定したり。
デザイナーさんに表紙のデザインを相談したり。
帯を作ったり、あらすじを書いたり、本の中で使われる記号やタイトルを飾る枠を選んだり。
そんなに忙しい編集者さんだから、仕事に関係ない部分は読んでいないんだろなと思っていたら、とある編集者さんが「守雨さんは書籍化作業しながらも、四作の連載は休まないんですね」とおっしゃったのでびっくりしました。
(えっ。私の更新の具合もチェックしてるんですか?)と。
でもこれは息抜きの日記だから読んでないはず。なのでのびのび好きなことを書いてます。
編集者さんは眼精疲労で頭痛とか吐き気とかしないのかな。
めぐりズム使っていらっしゃるのかな。
QPコーワゴールドアイとか飲んでらっしゃるのかな。
私は眼精疲労はもう普通で、最近は左の眼球がズキッと痛くなることがあって怯えています。
2年前は月間ランキングの上位はほとんどの作品に「書籍化」って書いてあったのに、たった2年でこんなに状況が変わるとは。
気づいたら川の流れが他に移っていて、自分が干上がりつつある川の水溜まりに取り残されている川魚、って場面を想像しました。
先輩作家さんが「ようこそ我らが地獄へ」ってDMをくださったのはこういうこと?
(これもどういう意味か怖くて聞けてない)




