166 桂木さんにぴったりの人を見つけたよ!
俳優の安藤政信さん、48歳。
美しいよね。50さいだけど40代に見える桂木さんにぴったり。
影もあるし。いい!
セカンドアオハルで建築家の役で出ていらっしゃるのを見て「この方だ!」と思いました。
いや、私が思ったからどうなんだって話ですけど。
間借り暮らし、下巻を出せるといいなあ。紗枝ちゃんが幸せになるところまで世の中に出してあげたい。
今、小説に使える時間が激減しているのでなかなか更新できないけど、少しずつ書いています。
「忘れられてしまうだろうな」と思いつつ、「いや、焦りは捨てよう」とか。
こうして生きているだけで、ありがたいんだけどね。
私、ここ数年で2回、末期がんを疑われたことがあって、2回とも癌じゃなかったんだけど、結果が出るまでのお医者さんの深刻な顔、看護師さんの驚きの顔、検査技師さんの気の毒そうな顔は忘れられないです。
みなさん「いえ、痛みは全くないです」と言った瞬間に顔がこわばったの。
(あ、これはかなりまずい)とそれで気がつきました。
1回目は末期の子宮体癌を疑われ、2回目は末期の膀胱癌を疑われました。
結果が出るまでの一週間、「つまんない人生だったなあ。これで終わりか」と思ってぼんやりしていました。「子供が幼稚園とかじゃなくてよかった、ほんとよかった」とは何度も思いました。
あとは「早く家の中の不要な物を捨てなきゃ。大掃除しなきゃ」と思いました。
「葬式不要、戒名不要、骨は海に散骨して」とか書いて。
「死んだらお母さんのためにお金使わなくていい。その分で美味しいものを食べて海外旅行にでも行きなさい」と話して、事情を知らない息子たちに「何ごと?」と言われました。
冷静で、ただただ「むなしい人生だった」とぼんやりしてましたっけ。
ずっとまじめな優等生だった私が商業出版にかかわる中で、いろいろありましたが、何があっても生きてるだけで丸儲けです。
なにより、小説を書くのは楽しいし。すごく嬉しいこともいっぱいあったし。




