151 深々と刺さる
芝生の中にチガヤ(ススキの甥っ子みたいの)が生えだして2年。
やつらは着々と領土を拡大している。
最近、丸刃の草刈り機で「お前たちの領土拡大はこの私が許さん」と言いながら刈っていたのだけど、そのチガヤを猫が好むタイプだと気づきました。
で、今日。
草刈り鎌で7~8センチに伸びたチガヤを刈って、束を手に持って家の中で猫に与えてたのです。
やぶ蚊が出るようになってから外に出してもらえない猫たちは、「うんまっ!」って言いながらチガヤの先っぽをむさぼり食っていたのですが、白猫氏の牙がさっくり私の左手親指の腹に刺さりまして。
この子はなにかというと私を噛んでコントロールしようとする子だけれど、「あれはものすごく慎重に配慮してくれていたのだな」と気づきましたよ。
今までどんなに噛まれても怪我したことがなかったもん。
だけど今日は食べることに集中してたから、遠慮も配慮もなくて、親指に牙が深々と刺さりました。
「猫の爪には毒があって、猫引っかき病という感染症を2週間後くらいに発症することがあるのだ」と猫大好きな歯医者さんに言われたことがあります。
それを思い出して指を絞って血を出したのだけど、これが。
止まらないの。いつまでもボタボタ出血する。血を止める仕組みが働かない。
途中で諦めて消毒したけど、どうだったかなあ。猫の口の中の細菌は、私の体内に入り込んだかなあ。
脳みそのキャパを超えて働いているので、小説のこと以外なんでも忘れちゃうから、ここに書いておきます。
近いうちに私が「具合悪い。熱っぽい」とここに書いたら、感染症を起こしたものと思ってください。
あ、そういえば、血が止まらなくて大変なことが過去にあったけど、それはまたそのうちに。




