14 倍働けます
とあるアイドルグループの方が、7年越しで漫画家デビューするという話題をワイドショーで見ました。
「すごいねえ。この人はやっぱり努力家だなあ」
素直に感動しました。努力家だろうなとは思っていたけど、本物の努力家でした。
何年か前にその方が「お忙しいでしょう?」と聞かれて「いやいや、全然です。僕、まだあと倍は働けます」とおっしゃっているのを聞いて「うわ、かっこいい」と思ったのですよ。
その言葉に感動したものだから私も真似して使ったことがあるんです。
「守雨さん忙しいから」「いえ、全然です。もうあと倍は働けます」と。
倍は働きたくないから嘘なんだけど、その姿勢に感動する気持ちだけはあったから使いました。
でもそれを聞いた相手の方には「寿命削ってまで書かなくていいです」とあっさり否定されました。
たしかにねー。おっしゃる通りよねー。
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まだ文章を書く楽しさを知らなくて文字読み中毒だった中学・高校の頃、何かで失明したらどうやって楽しみを見つけて生きていけばいいのか、と本気で心配したほど本ばかり読んでいました。
小学2年生の時に家にあった仁木悦子先生の「粘土の犬」に感動して何十回も読みましたっけ。殺人事件のお話。
あとは家にあった松本清張先生とか。点と線は小学生でも楽しめました。
読めない漢字は勝手に(こういう意味かな)と想像しながら読んで。
ごめんなさい、深夜2時で眠くてひときわ駄文の垂れ流しです。もう漫画読んで寝ます。
ではまた。




