10 本は8ページ単位
なろうに公開している小説を本にしていただくとき、お買い上げいただく方のために加筆するわけですが、その加筆の条件については毎回いろいろです。
私はほぼ全作品担当者様が違うので、毎回与えられる条件が違うのです。
今回「加筆はできるだけ欲しいです。○○ページまでぎりぎり書いてくださると嬉しいです。オーバーしたら、ページを増やして対応しますのでよろしくお願いします」とうかがって、喜んで加筆しています。
ページ数を動かせない場合は本文を削る場合もありますので、「おお、ページを増やしてもらえるんだ?」と驚きました。
本は基本8ページ単位で増減するのだそうです。知りませんでした。
だから最初の目標のページ数をオーバーしたら、次は8ページ増やして対応しますよ、そこまで書いてくれてもОKですよ、と言っていただいたわけです。
私が書く文章をそんなふうに「いっぱい書いてくれたら嬉しい」と言われることが嬉しいです。
そもそも、なろうで無料で読めるのに、お金を払って文章を読んでいただけることが、どれだけありがたいか。本当にありがたいと思いながら加筆分を書いています。
きれいごとでもお世辞でもないです。
本が売れないと言われる時代なのに、買っていただける。加筆部分を書くとき、本当にありがたいと思いながら書いてます。大切なことなので2回書きました。
私は身内に病人がいたりして、「いつなにが起きて書けない状況になるかもしれない」という不安があるので、どの仕事もなるべく早く終わらせるように心掛けています。
だいぶ先に設定されている締め切りの原稿も、できれば5月中に終わらせたい。
たとえどんな事情があろうとも、締め切りに間に合わずに他人様に迷惑をかけるなんて、想像しただけで苦痛なので。
井戸底を書くようになってから、ツイッターで余計なことを書かずに済むのがありがたいです。
ツイッターは、強制的にいろんな人のページに表示されるでしょ。あれが苦手。
これは読みに来る、という読み手側の選択肢があるから気が楽です。
多くの人に読まれたいわけではない。だけど、誰にも読まれないメモ帳に書くのも孤独すぎる。そんな感じで書いています。
ではまた。
毎回ペンネームは書かないことにしました。いつかうっかり本名を書きそうだからw




