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次元災害で異世界へ  作者: 真草康
キュベレー山脈編
99/181

96. エルフの力


 五月四日緑曜日、探索五日目。

 キュベレー山脈の南東側から念のため、北西に向かって探索を開始する。

 直接ツィンギ・デ・ベマラに飛ばないのは、シルバーデビルの移動を期待してだ。


 僕もノコージさんも、まだシルバーデビルが剣山の森(ツィンギ・デ・ベマラ)にいて、動いてないような気がしたんだ。

 刺激もしたくないから、テレポートで様子も見に行っていない。


 昼前にテレポートで剣山の森から離れた場所にジャンプした。


 そこで昼食休憩を取る。

 さすがにワンダースリーは場数を踏んでいるので、いつもと変わらず落ち着いている。

 まあ、ボコシラさんは落ち着いちゃいないけど、いつもと一緒ってことだ。


 やや興奮気味のラーダルットさんは、気持ちを抑えているのか精神統一中だ。


 僕は、まあ、期待半分、怖いもの見たさ半分ていったところだ。

 シルバーデビルは強化デミワイバーンやミニシーサーペントとどこか違っていて、チョット神々しさを感じちゃって、今までの戦い方が効かないんじゃないかって気がしているんだ。…ってことはヤッパ緊張してるのかな。


 魔法力の無駄遣いを避けて、Uの字に山肌をえぐった、剣山の森に向かう。

 Uの字の奥行は九〇〇メルほどもあって、所々に(くさび)のように切れ込みが入っている。


 剣山の森に慎重に分け入っていく。

 大小、三〇メル~一〇〇メルもある剣山のように鋭い岩山が連なり、または単独で地面から延びている。

 ところどころに空間があって大きな木々も生えている。

 蛇魔獣に、小型の猿魔獣との戦闘はどうしても避けられない。

 それらを狩りながら進む。

 徒歩での侵入は迷路の中を歩いているようだ。

 とはいっても僕のレーダーに浮遊眼もあるし、全員何らかの索敵スキルもあるからあまり迷うこともない。

 ラーダルットさんのエルフのスキルも迷わず道を指摘する。


 剣山の森の外れ、Uの字の最奥近くまで来た。

 レーダーに精神を集中すると、最奥には大きな空間があって、木々が生い茂り、その奥にシルバーデビルがいるのがわかる。

 どうやらというより、やはり移動していなかったようだ。

 木々の中には神寿樹も生えているがそれは楔型の切れ込みの中のようで、ルルドの泉のその近くのようだ。

 それが気を緩めると、わからなくなってしまう。


「チョット上から覗いてくる」

 そう言って、天神族のプコチカさんが翼を広げて天に舞う。

 力学的には体に比較して小さな翼じゃどう見たって飛べないはずが、天人族の固有スキルで飛べるそうだ。


 しばらくしてプコチカさんが不思議そうな表情をしながら降りてくる。

「プコ、どした?」

「…それがよくわからん」


「何があったのじゃ」

「…それが何もわからん」

「どういうことじゃ」


 そういうことで全員で剣山の頂上に、<<<<フライ>>>>で登った。

 そうするとみんな目を見張った。


 レーダーで居ることがわかっているシルバーデビルが見えないんだ。

 それと神寿樹もルルドの泉も見えないだけでなく、楔形の切れ込みも見えない。


 精神を集中してレーダーでもう一度確認すると、今度はそれらがレーダーでも見えなかった。


「何にも見えない…」

 僕は呟いていた。


「索敵に優れたセージもそうか」

「うん、何も見えない。それに索敵でも見えなくなった」

「誰か見えたり確認できるやつはいるか」

 全員が首を振る。…が、


「妖精の悪戯だな」

 ラーダルットさんが呟いた。


「それは何だ」


「妖精は隠すのが上手いんだ。

 オレは魔大陸、デビルズ大陸の出身だ。

 デビルズ大陸で生活するには工夫や協力が必要で、妖精と親交を結んで、村を認識不可の防御壁で隠してもらうんだ」

「それがこれだと」

「断言はできないが、似ている…と思う」

 ラーダルットさんにも迷いがあって首をひねっている。


「何とかできるか」

「それもわからないけど、少々試してみたいことがあります。

 しばらくオレに任せてもらえますか」

「わかった」


 僕たち五人は下に降りると、ラーダルットさんは地面に魔法陣を描き出した。

 時間がかかるのだろうと、僕とワンダースリーのみんなは見守るしかなかった。


 魔法回路と見比べているようで、一時間ほどで魔法陣を描き上げると、

<固化>…<定着>

 錬金魔法で、魔法陣を固める。

 そして禅を組むように魔法陣の中央に座り、瞑想を開始する。


 しばらくするとラーダルットさんに魔素と魔法力が活性化しながら集まっていく。


 魔素と魔法力の活性化が強くなていき、なんとなくだが(もや)のようなものを形成していく。


 それがしばらく続き、具体的な形を形成していく。

 平たく板? 円盤? 鏡なのか? ガラス? レンズなのか?


 いや、円形のガラスが目の前に出現した。


 覗いてみるの何も変化がない?


 しばらくそのまま瞑想を続けたラーダルットさんあ目を開ける。

「成功したよですね」


 これが成功? 理解不可だ。


「&R@%$#|HE……RT’&=?*@D」

 何かの呪文を唱えたみたいだ。


 そうしてしばらくすると、レンズの奥に妖精(フェアリー)が出現した? 映像か?

 背中の羽は四枚だけど、手のひらサイズだった最初に見たニュートより一回り大きい。

 肌の色も褐色のニューより白い。


『何のようなの?』

 妖精(フェアリー)がテレパシーで話しかけてきた。


「ルルドの泉の水と神寿樹の樹皮をもらい受けたい」


『どうして渡さないといけないの?』

「オレの妻が魔失病にかかって、その薬づくりのためだ」


『どうしようかなぁ。

 あ、試練を受けますか?』

「それで構わない」


「それで試練って何なの?」

 二人の会話に思わず口をはさんでしまった。


『君、ワタシの声が聞こえるの』

「うん、それで試練って何?」


「おい、セージ。試練ってなんだ」

 プコチカさんが不思議そうに話しかけてきた。

「え、フェアリーがしゃべってるじゃない」

「何も聞こえんぞ」

 ノコージさんも「そうじゃ。見えてはいるがな」とうなずく。

「え、そうなの」


 それにしても、ボコシラさんは我関せずだ。見えてもいないのかな?


『君、わたしとしゃべてるんだよね』

「うん、そうだけど…」

「おい、セージなに言ってんだ」


「プコチカさん、しばらく待って下さい」

「ああ、すまん」

 どうやらワンダースリーのみんなには聞こえないみたいだ。

 これってニュートの影響なのか。あ、“思念同調”の所為なのか。


『それじゃあ、試練を受けるのは二人でいいよね』

「いや、オレ一人だ」

『ううん、ワタシの声が聞こえる二人だよね。

 それじゃあ、始まり始まりー』


 レンズが輝いて、僕とラーダルットさんはレンズに取り込まれた。


  ◇ ◇ ◇


 何もない明るい部屋だ。

『やあ』

「こんにちは」

 ラーダルットさんはここにはいないようだ。

 そういえば僕寝てた? 一瞬、意識が飛んでたようなんだけど。


『礼儀正しんだね』

「挨拶は普通のことでしょう」

『そうかもね』

「それで試練って?」


『追いかけっこだよ』

「追いかけっこ?」

『そうワタシをつかまえられたらキミの勝ち。つかまえられなかったらワタシの勝ち』

「そんなんでいいの」

 楽勝じゃないのか。


『それじゃあ、始めるよ』

「うん、いいけど…」

 制限時間はいいのかな?

「ところで、君はなって名前なの」

『何で君に教えないといけないの』

 えっ、ニュートと違って名前があるんだ。


 フェアリーが消えた。

 いや、三人? 三つ子? が現れた。


<フライ>

 まずは一人目って、つかんだら消えた。……幻か。

 それじゃあ、

<身体強化>『並列思考』『加速』

 もう一人って消えた。

 じゃあ、最後の一人だ……って消えた。全部フェイクなのか。本体は。


『キャハハ…、ここだよ』

 フェアリーが現れた。

<ポイント>

 その瞬間、飛び掛かってつかまえたんだけど、手がすり抜けた。


『魔力眼』『魔素感知』


 マシマシで魔法力を目に集めると、うすぼんやりと何かが見えた。

<ポイント>

 その時には飛び掛かっていた。

 指に何かが触れた気がした。


『やっと本気になったね。キャハハ…』


 躍起になって追いかけたけど、かするんだけどダメだ。


<粘着弾><粘着弾>

 これならどうだ。


<粘着弾><粘着弾>

 追加だ。


『キャハハ…。面白いことをするんだね』


 どうしてだか、粘着弾がフェアリーをすり抜けてしまったようにも見えた。

 錯覚か?


<粘着弾><粘着弾>…<粘着弾><粘着弾>

 これでどうだ。


『キャハハ…。まだまだだね』


 ヤッパリすり抜ける。

 一時的なもんなのか、体質的なものなのか、魔法を無効化する手段があるみたいだ。


 それとは別に、フェアリーがチョットだけはっきりと見えてきたみたいだ。

 マシマシの身体強化に、マシマシのスキルだ。

 しかたない、追いかけっこだ。


 しばらく追いかけたが捕まらない。

 指が触れるのが、フェアリーにからかわれてしまう。くそっ。

<粘着弾>


 その後は粘着弾を多用した追いかけっこが続いた。


 はあ、はあ。息が荒い。

 どのくらい追いかけたんだ。何で捕まらない。


『あきらめちゃったー。キャハハハハ…』

「まだだよ。これからじゃないか」


 チョットタイムだ。

 捕まらないといらだって“粘着弾”を撃ちまくちゃったんで、魔法の残量が厳しい。

 ハチミツルルドキャンディーを四つ口に放り込む。にがっ。

 うん? フェアリーが変な動きをしたような。


『それなーに?』

 あれ? 興味があるんだ。

「なんで僕が教えなくっちゃいけないの」

『キャハハ…、そう来るんだー』

「……」

 まあ、いいや。チョット休憩。

『あれー、あきらめちゃったー』

「……」

『もっと、遊ぼうよー』

「……」

 うるさいなー。

『試練は失敗しちゃったかなー』

「……制限時間ってないよね」

『そうだったかなー』

「……」

 うるさい。スルーだ。

『おーい……おーい』


 そうだ。瞑想、瞑想と。


『おーい』


『おーい』

 僕を触っては逃げるの、ヒットアンドウェー? それともタッチダウン攻撃を仕掛けてくる。

 くふっ、オッと笑っちゃいけない。迷走、おっと、瞑想と。



 そろそろいいかな。

 ハチミツルルドキャンディーを、口に放り込……、って、あれ。


『これ美味しーねー』

「……」

 フェアリーが僕のルルドキャンディーを食べていやがった。

 くそっ、失敗。

 リセットだ。瞑想、瞑想と。

 あ、そういえばニュートもルルドキャンディー好きだったよな。



『おーい』

『逃げちゃうよー』

『おーい』

 予想通り相手をされないことが嫌なようだ。


 そろそろかな。

<身体強化>『レーダー』『並列思考』『加速』

 それもマシマシだ。


 ハチミツルルドキャンディーを取り出す。

 そして、口に放り込……、きたー!

 ガシッ。

 ツ・カ・マ・エ・ター。

「やあー、こんにちは」

『コンニチハ』

「名前は?」

『…プラーナ』

「プラーナ、僕の勝ちだよね」

『だねー。

 それでここでの話は無しでね』

「え、しゃべっちゃいけないの」

『それでお願い』

 後出しかよ。

「わかった。そうするよ」


 で、元に戻った。

 そこにはワンダースリーのみんなとラーダルットさんもいた。

 あれ、太陽の位置からするとそれほど時間は経っていないのか?

「僕ってどのくらいいなくなってたの?」

「三〇分ほどだ」

 ヤッパリ。


『ここに入れるのはラーダルットとセージスタだけね』

「わかった」

「はい」


 ラーダルットさんが、ワンダースリーに説明した。

「シルバーデビルは大丈夫なのか」

「フェアリーのプラーナの説明だと、ルルドの泉と神寿樹を守るための保護獣としてフェアリーが契約しているんだそうです」

「それは襲われないってことか」

「そうだと言ってます」


 僕とラーダルットさんは、認識不可の防御壁の中に入っていった。


 プラーナに、

「僕のルルドキャンディーって、ルルドの泉より美味しいの?」

 って、聞いてみたんだ。

 そうしたら、プラーナは周囲の濃厚な魔素や魔法力を食しているんだって。

 それをシルバーデビルが食せるように変換して、シルバーデビルに与えているそうだ。

 もちろんシルバーデビルは狩りもするんだって。

 そういうこともあってルルド水は保護対象で、飲んではいないんだって。

 チョット不思議?

「どうして?」

「そういうことなんだよ」

 どうやらそうらしいんだけど、…理解不能だ。


 ◇ ◇ ◇


 シルバーデビルの側でルルドの泉から水を汲むのは勇気がいる。

 それでも四〇リットルほど汲んだ。まあ、半分の二〇リットルはワンダースリーへのお土産だ。

 そんなに汲んじゃいけないんだって。チョットケチ。


 ラーダルットさんが必要なのは濃度を考えると五リットルほどだそうだ。それを自分で汲む。

 エルフの秘伝の魔法を掛けたナイフで神寿樹の樹皮を丁寧に切り取っている。

 なんでも復活が早くなるんだそうだ。


 ラーダルットさんがルルドの泉を確認する。

 どうやら合格のようだ。

 ただしルルド水は万能の効果というか、万病に効果を持っているけど、万能薬ではない。

 どういうことかというと魔労力を活性化させて魔法の復活も行われる。そして治癒効果もアップする。

 ルルド水を口にする人の体や精神の負担がかなり軽減するので、治療が効率よく行える作用もある。

 ボティス密林のルルド水の効果を数十倍にしたようなもので、万病の特効薬というより、最上級の滋養強壮薬ってところだ。


 ラーダルットさんは“妖精の慈愛”の製造を開始する。

 見たこともない魔法陣を使いながら成分抽出を行っている……みたいだ。

 何度かルルドの水を飲みながら、錬金魔法を使って手際よく“妖精の慈愛”の製造工程をこなしていく。

 さすがにラーダルットさんの頑張りは、気持ちだけじゃなく、ルルドの泉の効果もあってのことだろう。

 六時間ほどで“妖精の慈愛”が予備を入れて二三個が出来上がった。ルルドキャンディーに似ているけど澄んだ感じだ。

 周囲はすでに真っ暗だ。


 ◇ ◇ ◇


 認識不可の防御壁の外に出てワンダースリーと合流。

 ローガン町に<テレポート>して休んだ。


 ◇ ◇ ◇


 五月五日白曜日、魔導車に乗ってゴルオン市に向かい、途中村に泊ってゴルオン市に到着したのは六日の昼過ぎだ。

 ちなみに強さやスキルは少ししかアップしてなかったけど、思念同調が“0”から“2”になっていた。


 そこからは僕が浮遊眼で約四キロほど先を確認して、<ホワイトホールⅦ>で全員を搬送する。


 ホワイトホールⅦ(時空魔法のレベル13)。

 自分を含めて搬送に特化したテレポートだ。そして自分は飛んでも飛ばなくてもよい。

 起動魔法力はテレポートと一緒だし、テレポートと比較して距離は三分の一弱程度しか飛べないが、重いものを運搬できるという優れものだ。

 ホワイトホールⅦで八○○キロほどを運搬可能だ。


 ちなみにテレポートⅦ(時空魔法のレベル13)だと六人まで――一人八○キロほどの制限がある――、一緒に搬送可能だが一人につき魔法力が“13”必要だ。


 ホワイトホールでも、意識のある人を搬送する時には搬送一人につき魔法力が三分の一程度が追加で掛かってしまうが、それでもテレポートより効率がいい。


 それならば短距離ならばテレポートよりホワイトホールの方がいいってことになるが、飛び先が大きくずれるという欠点もあるので、安全・確実な場所しか飛べない。

 戦闘中のジャンプなどはもってのほかだ。


 それを六度行ってオットーラ町を通り過ぎて、オーラン市に戻ってきたのは、五月六日黒曜日の午後三時ごろだった。

 要は春休み中に帰宅したかったってことだ。


 みんなから称賛され、歓迎されたことは当然だったが、それ以上にラーダルットさんの奥さんのリーデューラさんに“妖精の慈愛”を食べさせたことだ。

 あとは朝晩二回、一〇日間食べさせれば完治するそうだ。

 実際は七~八日程度で感知するそうだが、習慣的に一〇日間ということになっているそうだ。

 安心感っていうこともあるんだろう。


 ルードちゃんに抱き着かれて感謝され大泣きされたのは、嬉しかった半面、困ちゃったのは内緒だ。

 ラーダルットさんから教えてもらたんだけど、ルードティリアって古代エルフ語で“ルルドの恵み”って意味があるんだって。へー。

「じゃあ、ラーダルットさんは」

 って訊いたら笑って教えてくれなかった。


「ねえ、お土産は」

 え、忘れてた。

 えー、なにかないかなー。

「あ、ジャボチカバとランサを食べてみる」

「“あ”って忘れてたの」

「忘れてたというか、そもそもキュベレー山脈のことで頭がいっぱいだったていうか」

「忘れてたんだ。サイテー」

 ミリア姉とのひと悶着もあったが、それはママがなだめてくれて何とか収まった。


 使わなかった神寿樹の樹皮は、かなり劣化しちゃったけど、僕がもらい受けて真のルルド水に浸けて、ルルドキャンディーの製造を開始した。

 楽しみだ。


 ◇ ◇ ◇


 小型近距離電話(ミニミニフォン)もシンクロ装置――特定の近距離電話との接続装置――の取り付けが完了して、小型の魔充電装置(ボルテックスチャージ)もめどがたったそうだ。


「じゃあこれで、よろしくね」

 エルガさんにムギューー…(パンパンパンとタップ)と、嬉し窒息もあったけど。

 電界効果型トランジスタータイプの電増魔石の作成をまたも頼まれちゃいました。

 ボルテックスチャージ用なんだって。

 僕に安息日、プリーズ。


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