48. ミクの狩り
その後、全員で僕のレーダーで行動して、魔獣を見つけてはブルン兄やオルジ兄、そしてミリア姉にロビンちゃんが攻撃してみたりしながら実地で学んだ。
画像記録魔石や記録魔石に、無属性魔法の<転写>することも忘れず行った。
転写時には中央の僕たちのデータを省くテクニックも覚えた。
飛び出して狩りをした範囲外の数人のデータを書き込んでしまったこともあけど、それは誤差範囲だろう。
弱い魔獣を倒せたのはブルン兄だけで、オルジ兄は多少傷をつけられる程度。
ミリア姉とロビンちゃんは傷を負わせることは、ほとんどできなかった。
そういったことで倒したり、止めを刺したのは僕だ。
簡単な昼食を摂る。
もちろんそれらの食器や調理器具に食材、椅子やテーブルは、フェイクバッグと僕のアイテムボックスだ。
ちなみに僕のアイテムボックスにはルルドキャンディーやルルドウォーター以外に、ビスケットや果物も常時入っている。
夜の作業には必須だ。
果物は氷温にして、経過時間遅延の魔法を掛けている。
肉を長時間保存するときは同様にしているが更に氷温処理、冷凍処理も行っている。
それから三パーティーに分かれて狩りをすることになった。
ブルン兄とオルジ兄にはホーホリー夫妻が付いて。
ミリア姉とロビンちゃんにはお互いのママと、ヒーナ先生とカフナさん。
どういう訳か「ミクをよろしくね」とのマールさんのお願いで、僕はミクちゃんとレイベさんと三人だ。
ブルン兄に付いては、ママの「納得できるまでやってみなさい」との言葉によるものだ。もちろんホーホリー夫妻の指示をシッカリと守ることを約束もさせられていた。
ピクニック気分のミリアとロビンは、まあ、そんなところだ。
ロビンは「セージと一緒がいい」と主張したが、マールさんに止められて、しぶしぶうなずいていてだ。
いいことを思いついたと、僕ははまずはメガギリスを目指し、ミクちゃんとレイベさんが付いてくる。
メガギリスが見える位置まで接近して、草むらに隠れながら野草を食むメガギリスを指さし。
「ミクちゃんよーく見てて」
身体強化に隠形でソーッと近づき、ショートスピアで刺した。
「今みたいに、ソーッと近づいて、ここ、じゃなかったら、ここにここ…」
倒したメガギリスを指さしながら、キチン質の外殻のつなぎ目でもろい箇所、いわゆる急所となる箇所を教える。
「これを持って」と僕のショートスピアをミクちゃんに渡す。
チョット驚いたミクちゃんだが、頷いて受け取る。
僕のショートスピアはブルン兄たちが持っているものと基本は同じで、家の倉庫に在った汎用の市販品だ。まあ、汎用品の中でも高級な部類のものだけど。
ただここ数ヶ月に渡って付与してきたものだけあって切れ味もよく、また軽量の付与付きだから、ブルン兄たちが持っているものより軽い。
持ってみたミクちゃんも上下に振ってみてるが充分扱えそうだ。
ミクちゃんにショートスピアの持ち方、そして突き方をレクチャーする。
僕は予備のショートスピアを取り出して手本も見せる。
予備のショートスピアのレベルは基本同じだけど、ミクちゃんに渡したショートスピアは一番できの良かったものだ。
予備は使い慣れていない所為か、ちょっと違和感がある。まあ、いいか。
「気合を入れてというか、魔法力を体に貯めて、ショートスピアで一気に魔法力を流し込む。
それで思いっきり突くだけ」
戦闘訓練を一緒にする仲だし、僕が槍を振ったり突いたりしているのも見ているからか、あっという間に様になってくる。
メガギリス発見。
ミクちゃんに貸したショートスピアの槍先に、
<補助:風魔法Ⅲ><ウルトラソニック>
高周波振動にイメージを込めて高周波ブレードにする。
隠形しながらミクちゃんに触って魔法力を流す。
隠形の効果がどれほどのものか不明だが、ミクちゃんの体内の魔法力や魔素を感じ取ることも、ある程度なら流し込むことにも慣れている。
メガギリスの後方からソーッとみんなで接近する。
いざとなった時のために僕もショートスピアを構えている。
目と手でレイベさんには、ここまでとお願いして止まってもらって、ミクちゃんと一緒にさらに進む。
メガギリスの後ろ半歩まで近づいて、念のためもう一度魔法力をミクちゃんの体に流しショートスピアまで魔法力のつまりが無いか確認する。
ここ最近ミクの魔素や魔法力の体内循環がスムーズになっている。特に問題なし。
目で合図すると、言われた通り無言でミクちゃんが魔法力をショートスピアに流し込して、メガギリスを突き刺す。
狙い通りの箇所に突き刺さる。
メガギリスが動きを止めて崩れ落ちるように倒れる。
僕がメガギリスの生死を確認、蹴っ飛ばして狩りは終了した。
「ミクちゃんやったね!」
右手で握りこぶしを作って突き出すと、ミクちゃんが首をかしげる?
「あ、ごめん。僕の考えた、やり遂げた時の挨拶。ミクちゃんもこぶしを作って僕のこぶしにぶつけるんだ」
「うん、やったね」
ミクちゃんがにっこりと笑って、握りこぶしをコツンとぶつけてくる。
「やりましたね」
「はい、ありがとうございます」
レイベさんも真似て両手でこぶしを僕とミクに突き出してきたので、ミクちゃんが嬉しそうにコツンとぶつける。
しかたないから僕もコツンとあてる。
チョット休憩してミクちゃんが無理してないか確認する。
興奮気味のミクちゃんがリバイブウォーターを飲んで気を静める。
体内の魔素や魔法力に乱れはなさそうだ。
レーダーでみんなとあまり離れないように注意しながら、その後もメガギリス狩りを続ける。
二匹目は気を抜いてしまい逃げられたが、三匹目、四匹目と順調に狩れた。
チョット強い奴がいないかと思ってレーダーで探したら、強さはジャスト“20”と想定より強いが倒せなくもなさそうなメタリックビートルを発見。
巨大なカブトムシ魔獣で、力は身体強化並に強いが、防御はただ単にキチン質が分厚く頑丈なだけだ。
攻撃は頑丈な角による突撃や体当たりだ。思ったより早いし突進力があるが、側面や上からの攻撃に弱い。
ちょっと考えた末、レイベさんに周囲の警戒をお願いした。
ミクちゃんにショートスピアを地面に置いてもらう。
ミクちゃんと向かい合って、チョット、いや、かなりハズイけど、両手を持つ。
なんだかミクちゃんが嬉しそうで、僕は照れてしまう。
「ミクちゃん深呼吸して、あ、大きく息を吸ってー、吐いてー、もう一回息を吸ってー、吐いてー、で目をつむって」
ミクちゃんは何の迷いもなく、その通りにする。
ミクちゃんの魔法力や魔素に同調して活性化させて、それらを目に集める。
右手を放してミクちゃんの顔にかざし、魔法力の波動を強化していく。
<補助:生体スキル補助Ⅱ><魔力眼:2>
魔力眼を魔法力マシマシでミクちゃんに付与する。
補助魔法の生体スキル補助は、最低でレベル4だから今まで出来なかったことだ。
初めての生体スキル補助だが、案外簡単にできた。
ただし、補助できるスキルのレベルは“2”だけだ。
生体スキル補助も原理的にはレベル3から行え、スキルレベル“1”が補助できるはずが、生体の拒絶反応によって補助できない。
そのため拒絶反応を押さえ込むだけの魔法が必要で、生体スキル補助はレベル4からで、スキルもレベル“2”からとなる。
そのため<補助:生体スキル補助Ⅰ>は存在するけど、使用不可能だ。
スキルレベル“3”を補助するには補助魔法のレベル5で、魔法陣も<補助:生体スキル補助Ⅲ>を使用しなくっちゃいけない。
ミクちゃんの体内の魔法力と同調したまま、もう一度魔法力と魔素も活性化させて、淀みも解消する。
「目を開けていいよ」
ミクちゃんがパッチリと目を開けると、最初は不思議そうにしていた顔が、見る間に驚愕へと変化する。
「……あ、あのー、セージちゃん……これってー…」
「魔素や魔法力が見えるようになるおまじない。
今からあそこにいるメタリックビートルをやっつけに行くからよく聞いて」
「え、セージ君、それはチョット、チョット待って」
警戒中のレイベさんが焦って割り込んできた。
「大丈夫。ボクが守るから」
「そ、そうですか…、はい」
納得はしてないようだが、反対はしないようだ。
その後に、メタリックビートルの狙う一か所の弱点と、狙えなかった時の二か所の弱点だけ教えた。それでも狙えなそうなら、キチン質の外殻の隙間を狙うことも、メガギリスと一緒だと合わせて教えた。
「行くよ」
「うん」
今度ショートスピアの補助魔法は<ウルトラソニック>と<熱>だ。
さすがにメタリックビートルは突き刺しただけじゃ、早々に死なない。…と思う。
高熱を発する高周波ブレードなら充分だろう。
「<スカイウォーク>……この上を走るよ」
再度うなずくミクちゃんの手を引っ張って、隠形マシマシで光る透明な板の上を走る。
ミクちゃんはどれだけ見えているんだろうか?
隠形もかなりミクちゃんの体になじんだようだ。
なによりミクちゃんがほとんど緊張していないことが何よりだ。
ちなみにウルトラソニックによる高周波ブレードの技術はあまり普及してないみたいだから内緒の魔法だ。
いつも一緒に狩りをしているみんなには、切れ味アップって言ってごまかしてはいるんだけど…。
「メタリックビートルに向かってチョット動かすから気を付けて。
それとこれからはしゃべらないで」
走りながら魔法力を込め、スカイウォークの高さと方向を微調整する。
あまり変化させるとミクちゃんが慌てるから無理はしない。
まずはメタリックビートルのやや後方、高さは五~六メルほどのところを目指す。
いったん止まって、僕の持つショートスピアでメタリックビートルの背中に向けて突き出す。
ミクちゃんも突き刺す場所が確認できたみたいで、僕にうなずく。
<スカイウォーク>
メタリックビートルに向っかって階段が伸びる。そして、メタリックビートルの背中の上空に平らな場所を作る。
目で合図して、一緒に駆け下りる。
ミクちゃんがメタリックビートルの背中の中心。
カブトムシでいうところの羽の付け根、キチン質の外殻三か所が集まったところにショートスピアを深々と突き刺す。
ちなみにその場所だけスカイウォークに穴が開いてるから間違えようがない。
メガギリスと一緒でかなり深く突き刺す必要がある。
「いまだ!」
「はい」
緊張に紅潮したミクちゃんが、腰を下ろしながら、両手でショートスピアを一気に突き刺し、魔法力を込める。
僕はそれを確認した瞬間、ミクちゃんを抱きかかえて、<ステップ>で空中に遠ざかる。
メタリックビートルが盛大に暴れてあたりの草を薙ぎ払い、背中上空のスカイウォークもはじけ飛ぶ。
そして、静かになった。
地面に降りて蹴飛ばしても反応なし。OKだ。
「ミクちゃんやったね!」
右手で握りこぶしを作って突き出すと、地べたにベッタリと腰を下ろしたたミクちゃんが「やりましたー!」って弛緩した表情で、握りこぶしをコツンとぶつけてくる。
なんだか体に力が入らないみたいだ。
「見てましたよ! ミクさんやりましたね!」
そして興奮したレイベさんもこぶしを突き出してくる。
これもお約束なのか?
ブラックマウスとマッドバニーを狩るとミクちゃんはフラフラだった。
それと、通常の動物の兎を狩るに似は精神的な抵抗があって、狩ることはできなかった。
「ごめん、チョットやり過ぎちゃったね」
「ううん、だいじょうぶ。もっとがんばれるよ」
「それは今度ね」
「うん。ぜったいだからね」
「うん、わかった」
◇ ◇ ◇
「セージはあれからどれだけ狩ったんだ」
そろそろ帰宅するころだからと思って、魔導車のところに戻ってきた。
そうするとブルン兄が興味津々といった様子で問いかけてきた。
「僕、ほとんど狩ってないよ」
「じゃあ、何やってたんだ」
「ミクちゃんの狩りのお手伝い」
「ミクちゃんって、その子だよな。じゃあ、ただ散歩してたってことか」
「ううん。それなりに狩ったんだけど。
ねえ、マールおばさん、ミクちゃんが狩った魔獣はどうしますか」
「マールおばさんではなくって、おかあさんとかママって呼んでくれてもいいのよ」
「そのようにセージをからかわないでくださいな」
一瞬ママから冷凍光線が…。
「……」
「……」
意味不明のせめぎあいがあった……みたいだ。
「ところで、ミクが狩ったとはどいうことでしょう」
「だから、ミクちゃんが狩った魔獣があるんだけど、どうしましょうか」
なんだか、みんなが不思議な顔、意味不明な顔のオンパレードだ。
「若奥様、セージ君の手ほどきと補助で、ミクさんが魔獣を狩ったということです」
レイベさんが説明を補佐してくれた。ありがとうございます。
「そう。セージ君それはありがとうね。
毒ヤスデでも、それとも頑張ってメガギリスでしょうか」
「はい、メガギリスもありますが、それが確か三匹」
「「「「……」」」」
みんなの目が点になる。
「それにメタリックビートルにブラックマウスとマッドバニーとなります」
「「「「…………」」」」
みんなが無言、眼を見開き、ミクちゃんと僕を交互に見てくる。
「……セージ、どうやったらミクちゃんにそれだけの物を狩らせることが……、いいえ、言わないで頂戴。たぶん聞いても理解できないでしょうから。
皆さんも聞かないでください。
マールさん、それでよろしくお願いします」
「ご了解しました。レイベさんも他言無用に。ロビンとミクも誰にも言ってはダメですよ」
「はい」
「はい、でも今度は私と一緒ってのはありですか」
「いいえ、無しです」
ロビンちゃんの期待のまなざしは、あっけなく不満なまなざしへと変化した。
「セージ、これだけは教えて。それって簡単にできることなの」
「ううん、多分無理。
ミクちゃんはずっと一緒に訓練や練習してきし、僕の魔法制御とミクちゃんの魔法の相性がいいみたいだから」
「わかりました。それとそれ以上言ってはいけません」
ママが改まる。
「ブルン・オルジ・ミリア。それにロビンちゃんもそうだけど、聞いてちょうだい。
内容は説明しませんがセージは非常に高度で難しい魔法制御を行ったんだと思います。
ただし、それは下手をすると相手の魔法をメチャクチャにしてしまったり、二度と魔法が使えなくなってしまうようなことです。
絶対にセージに頼んではいけませんよ。わかりましたね」
「「はい」」
「「……はい」」
「セージは二度とやってはいけませんよ」
「はい」
「あのー、ルージュさん、よろしいでしょうか」
「はい」
レイベさんがママに話しかけた。
「ルージュさんがおっしゃっているのは、“体内干渉魔法”のことだと思いますが、違いますか」
「はい、そうですが」
“体内干渉魔法”、文献では魔獣の体内に持っている魔素や魔法だけでなく、魔法核事態に作用する魔法の総称のことだ。
魔法名称もいくつか載っていたが魔法陣までは載っていなかった。
それと当然のことながら人にも作用可能だ。
「それではセージ君のことには当てはまらないと思います」
「えー、どういうことでしょう」
ママは想定と違ったようで、混乱気味だ。
「訓練の時にもそうですが、今回もそのようなことは見受けられませんでした。
多分セージ君の言っていることが本当のことで、私が見ている限り、セージ君がミクさんを強化・活性化させいるのは確かです。
これは半分想像ですが魔法力をミクさんに、訓練中にですがよく渡しているようなのです。
本当にミクさんの魔法力や魔素に乱れは発生していません。
あとは狩りの時には魔力眼の補助魔法も使われましたが、魔法力の同調から補助まで、少々個性的でしたが、正しいやり方だったと思います。
セージ君がミクさんの訓練に付き合ってくださり、ミクさんはこのところ一気に伸びてるところなので、今後も続けてはいただけないでしょうか」
「えーと、そうなるとセージのやったことは禁忌ではないと」
「はい。禁忌は私も学校の特殊コースで少々かじっただけなので、完全に違うかといえば、わかりませんというレベルですが」
「そうですか」
「だいいち五才の子供が禁忌魔法の知識を持つ。ましてやその魔法陣を所持するなんてありえません」
「普通はそうなんですが……、いいでしょう。
セージもスキルを一つ皆さんに伝えてもいいですか?」
「“速読”ですよね。いいですよ」
「セージは今言った“速読”のスキルで魔法書、それも学術書を含む何十冊もの知識が頭に入っています。
ここにるみんなの知識を合わせたよりも多くの知識を得ている可能性も有ります。
このことは内緒でお願いします」
「……それでは…」
「「「「「……」」」」」
絶句するレイベさん。その他大勢、目が点。
「セージは禁忌魔法は使用していませんね」
「はい」
「その返事は禁忌魔法を所持してるのですか」
「闇魔法の毒系で強烈なものは禁忌だって書かれていたから、ことによったら僕の持ってる魔法陣も禁忌かもしれません」
「そう。確定している禁忌魔法は持っていないのね」
「はい」
周囲が「…闇魔法…」と呟いているが無視だ。
「マールさん、これからどういたしましょう」
「そうですね。
ミクはどうしたいですか」
「……」
ミクちゃんが首をかしげる。
「セージ君と今までと一緒に魔法を練習していて痛かったり、変な感じがしたことってあった?」
「ううん。ないです。手をにぎっててもらうと気持ちよくって、いつもより調子がいいの」
「そう、それはよかったですね」
マールさんが改まってママと僕の方を見る。
「今まで通りのお付き合いをお願いいたします」
そして頭を下げた。
「わかりました」
「セージ君、今まで通りで」
「はい」
「レイベさんもよろしくお願いいたします」
「はい、かしこまりました」
早めに帰宅する予定が出発時にはあたりは暗くなってきていた。
結局ミクちゃんが持ち帰った魔獣の素材は。
「ミクちゃんが狩った魔獣だよ」
「セージちゃんのおかげだから全部セージちゃんの」
の言い合いの結果。
初めて狩ったメガギリスの魔獣核、メタリックビートルの魔獣核と外殻の綺麗なところで、チョットした防具が作れる程度だった。
「あと、これも記念にもらってね」
「ありがとう。大切に使うね」
それと、セージの付与付きのショートスピアだった。
ミクちゃんが倒したからといっても、半信半疑のマールさんは、翌日ミクちゃんの個人情報を見せてもらって愕然とするのだった。
ミクちゃんのショートスピアの付与の凄さに、地味に驚くのはもう少々先の話だ。
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【ミクリーナ・ウインダムス】
種族:人族
性別:女
年齢:5
【基礎能力】
総合:16
体力:19
魔法:29
【魔法スキル】
魔法核:2 魔法回路:2
生活魔法:1 火魔法:0 水魔法:1 土魔法:0 風魔法:0 光魔法:0
【体技スキル】
剣技:1 片手剣:1 水泳:1 槍技:0
【特殊スキル】
隠形:0 魔力眼:0
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