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次元災害で異世界へ  作者: 真草康
転生編
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04. 目覚め



 ゲホッゲホッ…ゲホ……。


「おい、セージ坊ちゃん大丈夫か?」


 むせかえる僕は、起き上がるとゲーと水を吐いた。


「おー、こうなればもう大丈夫だ。部屋に連れてってやるからもう少しの辛抱だ」


 ごつい男、たぶん船員に抱きかかえられて運ばれる。

 服はビショビショ。僕はマーリン号から海に落ちたんだ。

 どのくらい気を失っていたかは不明だ。


  ◇ ◇ ◇


 急ぐ旅でもなければ、危険を冒して無理をして航海する必要はない。

 そうはいっても距離があり、マーリン号は二日に一回程度停泊しているため夜間航行も行われている。

 最初の停泊は二泊と長かった。

 方位磁石に六分儀などの技術がある。魔法による探査や魔石もある。主要な港には灯台も設置されている。

 よほどのことがなければ遭難はしない。


 マーリン号も二度目の停泊を終え、朝方に港を出た。今回は三日目に港に寄港する予定だ。

 順風満帆の追い風で気持ちのいい出航だったのだが、小一時間ほどで完全に凪いでしまい、洋上でマーリン号は止まってしまった……、訳じゃないが非常に遅い。

 魔石による推進装置が動くところを一目見ようと、舷側の左右にはみ出た筒状のウォータージェットが海に入れられるのを今か今かと見守っていた。今までも使用されたが夜間と荒天時で、見る機会は今回が始めてだ。

 まあ、湾内や港内を定められた速度で安定して航行するためにウォータージェットを使用するので見学してはいるのだが、それは何か違うというか、物足りなかった。


 巨大な筒状の装置である流水圧縮推進(ウォータージェット)は、前方から取り込んだ水を魔力で圧縮して後方に噴出した反動で推進する。

 ジェットエンジンみたいで、聞いただけでもワクワクする。が、見に行ったときは地球の知識を思い出す前だし、湾内航行の低速モードを見ただけだ。

 速度は帆走時の最高速度に負けねーぞ、と船員が胸を張っていた自慢の装置だが、その光景を見たことはない。

 ちなみに、マーリン号の三本のマストには大気操作装置が、帆には風の加護の魔法陣が描かれていて付与魔法が掛かって、風を効率よく受けられるようになっている。船体表面にも同様に撥水と抵抗軽減の水の魔法陣が描かれ付与魔法が掛かっている。

 何の補助もない帆船に比べると船速は二、三割は早く、ウォータージェットはそれに張り合うそうだ。

 無駄知識とも揶揄された、物知りだとはいえ、帆船の速度など知る由もない。


 パパの会社の帆船マーリン号を、自分のことのように自慢しながら見学していた。

 直ぐにウォータージェットを海中に降ろすはずだと期待していたのだが、風が吹き始めてガッカリした時だ。突風がバンと帆を叩いた。

 帆が強くはためいたことにより、一本の綱が緩んだかして跳ね飛んだのだが、あおりを食らった人に突き飛ばされるように甲板から海に叩き落されてしまった。

 落下した時に海水を飲んでしまったこともあって苦しかった。

 五才、それでも環境が環境だったのでバシャバシャとチョット泳げたので、何とか頭を海上に出した。が、波をかぶって、パニックに陥って海水を飲んでしまった。

 服を着て靴まで履いたままじゃ無理で、再度の波で……苦しいままもがいていて……意識を手放した。


  ◇ ◇ ◇


 気付いたらごつい船員に抱きかかえられて運ばれいて、おぼれたことを思い出したのだが、……そして思い出してしまった。


「おい、まだ苦しいのか? 気持ち悪くないか?」

「ええ、なんとか」

「そ、そうか? 突然ふさぎ込んだように見えたから、あっ、ふさぎ込むってわかるか」

「はい」

「やっぱ、頭打ったのか? 」

 ユックリと太い両手で持ち上げられ、服越しにだが体をじろじろと観察される。ずいぶんと居心地が悪い。

「ちょっとやめてください。早く寝かせてもらえませんか」

「ああ、そうだった。なんかセージ坊ちゃんが別人になったような気がしたもんだからさ」


 セージスタ・ノルンバック。親しい人はセージと呼ぶ。

 須田雅治(すだまさはる)の転生名だ。

 ノルンバック家の三男で、つい数日前に五才になったばかりだ。

 記憶を取り戻すのは十才頃、それも徐々にじゃなかったっけ?


「ま、まだ気持ちが落ち着かないからじゃないでしょうか」

「そう、それだ」


 ごつい船員がまたしげしげとみてくる。

 それも胡散臭げな表情だ。


「どうでもいいので早く運んでください」

「おお、ワリー」


「セージは無事か」

 やや武骨で豪快な顔立ち、ライトグレーの髪のパパ、ベッケンハイム・ノルンバックが駆けてきた。

「はい、坊ちゃんは無事です。ノルンバックの旦那、すんませんでした」

「旦那じゃなくって社長って何度、いや、もういい。

 それよりセージは」

 ごつい船員が、抱っこそたまま僕をパパに向かって突き出す。

 いらだった表情で僕の顔を覗き込んだパパが、ホッと嘆息を漏らす。

「よく頑張った」と僕の頭を撫でる。

 僕が二コリと笑顔を見せると、更に相好をくずす。


「セージも海の男だ。今回はいい経験になっただろう」

 パパが腕を後ろに回し、胸を張り、莞爾と笑う。

 つい先ほど慌てていたパパも、かなりの余裕だ。

「坊ちゃんはこのまま部屋に運んだ方が……」

「ああ、そうしてくれ」


 パパの後ろを、僕を抱いたごつい船員がついていく。


「それで、船長は」

「凪からの突風で、てんやわんでさー。

 坊ちゃんを救出してすぐ、指示で走り回って、それと船の総点検でさー」

「もう少し早く連絡がほしかったんだが」

「すんません。坊ちゃんだってわかったのは救出してからだったもんで、ホントにすんませんでした」


  ◇ ◇ ◇


「セージは思ったより元気だぞ。心配するほどでもなかったほどだ。さすが俺の息子、海の男だ」

 青い顔で迎えるママに、パパはいつもより大仰にふるまう。

 ガハハハ…と、馬鹿笑いも大盤振る舞いだ。

 それを見てママの顔から険が取れる。

 僕の顔を覗き込むと、パパと同様にホッと吐息を漏らし、肩から力が抜ける。

 船長室と同等で立派な船室で、居間となっている。

 真っ青な顔の母に素っ裸にされた。

 抵抗はおかしいと思って素直に従ったが、体をまんべんなく拭かれた。それも前後左右、上から下までと、くまなくの観察付きだ。

 超超恥ずかしかったが、心配するママには勝てなかった。

 俺、もとい、僕五才だもん。

 ちなみに手桶の水はママが得意な水魔法で出した。

 パジャマを着せられ、綺麗な水でうがいをしてから、水を飲んだ。

 ママの再点検後に隣のベッドルームに運ばれ、ベッドで寝かされた。

 ベッドルームには、船内ということもあって壁に作り付けられた二段ベッドがある。

 僕のベッドは下側で、上のベッドは壁に畳まれている。


 生活魔法で光を灯したママが、僕を見守っている。

 しばらく目をつむっていると、ママが部屋から出ていく。

 明かりは窓のカーテンの隙間から漏れる光でけで薄暗い。

 疲れていたが、興奮して眠れない。

 薄い壁越しにパパとママの声が聞こえてくるが内容まではわからない。

 それでも安心したんだろうことは、いつもの陽気なパパの笑い声がものがっている。


 父、ベッケンハイム・ノルンバックはバルハ大陸の外航貿易国家ヴェネチアンの高級貴族の次男に生まれた。

 兄が家を継ぐ準備をするかたわら、父や兄(祖父と伯父)を説得して、傾いた商社を買い取って立て直した。

 貿易商としての船出だった。

 母ルージュと結婚して、二男一女を生んで順風満帆だったのだが、外航貿易国家ヴェネチアンで大きな政変が起きて、実家も巻き込まれたのが六年前。

 家族だけでなく社員もろともマーリン号に乗って亡命したのが、取引先としては付き合い始めたばかりの自由共和国マリオンだった。

 そこで僕が三男として生まれた。


 自由共和国マリオンはアーノルド大陸にある。

 元は六つの小国家連合だったものが、貴族の合議制から裕福な商人ギルドや製造ギルドの実力者が議員となって、貴族議員と一般議員による共和国に移行した国だ。

 ベッケンハイムはやり手らしく、自由共和国マリオンの海の窓口である交易自由都市オーランに商社を開設した。

 亡命ではなく、見かけ上は商社を移設したことになっている。

 ベッケンハイム・ノルンバックはそれなりに成功して自由共和国マリオンの議員になった、議員といってもていも下っ端の駆け出し議員で、基本はオーラン市の行政を行っていて中央には議員としてだが、めったに行く機会もない。

 ベッケンハイムが自由共和国マリオンの議員となっているには訳があって、ヴェネチアンの政変は一年ほどで落ち着いて、ベッケンハイムの兄(伯父)が正式に父(祖父)の跡目を注いだことが大きな要因だ。

 貿易大国のマリオンにとってヴェネチアンは得意先のひとつだからだ。


 オーラン・ノルンバック船運社がパパの商社で、今回初めてセージの同行が許可された。

 父の兄、伯父様に挨拶、顔見世のためだ。


 長兄のブルンハイムは今年で一四才の三年生で、マリオン国立上級魔法学校の寄宿舎だ。

 次兄のオルジスタは今年一一才でオーラン魔法学校に通う五年生、最上級生だ。

 姉のミリアーナは今年八才でオーラン魔法学校に通う二年生だ。

 オルジスタは魔法が苦手らしく、マリオン国立上級魔法学校に進学するために努力中だ。

 ミリアーナは学校の行事の準備があるからと留守番だっといっていたが、何やら伯父さん宅には行きたくなさそうだった。

 セージスタも七才、正確には七才になる年にオーラン魔法学校に通うことになる。

 ブルンハイムの誕生日は記憶に無いが、オルジスタとミリアーナはまだ今年の誕生日を祝っていないから正確には一〇才と七才のはずだ。


 曖昧な個所はたくさんあるが、セージの知識、記憶をたどると家族関係はこんなところだ。

 記憶も確かなようで、五年間の生活がまざまざと思い出される。

 対人関係や生活には問題はなさそうだ。……が、このまま五才としてやっていける自信は無い……。

 赤ちゃんプレーをしなかったのが幸いだと思うべきか……。


 海に落ちたショックか、生死をさまよったことによるものか、須田雅治(すだまさはる)

 雅治を音読みにしてキャラネームで“セージ”と名乗っていた。それがリアルになってしまった。

 それにセージスタ? セージ・スダ? マサハル・スダ? どうしたっておかしいだろう。

“僕はセージスタ。セージスタ・ノルンバック。セージって呼んでください”

 いつか自己紹介をするんだろう。

 うわーっ、妙にこっぱずかしい。

 これが運命なのか。


 パパやママてーのも、こっぱずかしいし来るもんがある。

 呼ぶたびにのどに力が入ってしまう。

 あー、体中がむずがゆくなる。


 一〇年じゃなかったのかと盛大な突っ込みを入れたい。五才でどうすりゃいいんだ。


 顔は見えないけど、記憶や手足の長さなどを確認するとどう見てもお子ちゃま体型。

 六才となる小学校一年生の平均身長が一一六センチメートル程度で、年間五センチメートル程度伸びることを考えると、五才の俺の身長は一一〇センチメートル程度だ。

 どう見ても、考えても、そして記憶からもその程度だ。


 魂魄管理者の、記憶が戻った時にスキルが使用可能になると言っていたことを思い出す。

 期待に胸が躍る。


 目をキョロキョロと動かしてみたり、体内に神経を集中しても魂の時のようにスキル一覧が見えない。


「『ステータスオープン』」


「『ステータス』」


 小さな声と一緒に心の中で唱えみたが、何も起こらない。


 あっ、理解、じゃなくってブルン(兄ブルンハイムの愛称)やオルジ(兄オルジスタの愛称)がブツブツと言ってたことを思い出した。

 ミリア(姉ミリアーナ)も最近言ってたよな。

 でもそれでいいのか?

 メッチャ恥ずかしくなってきた。


「『個人情報』」


 うわーっ、ナンだこの呪文。本当に恥ずかしい、と思ったら。

 おわーっ、目の前に半透明のスクリーンが出現した。


----------------------------------------------------

【セージスタ・ノルンバック】

 種族:人族

 性別:男

 年齢:5


【基礎能力】

 総合:8

 体力:5/8

 魔法:9/12


【魔法スキル】

 魔法核:3 魔法回路:3

 生活魔法:0 火魔法:0 水魔法:0 土魔法:0 風魔法:0 光魔法:0 闇魔法:0 時空魔法:0 身体魔法:0 錬金魔法:0 付与魔法:0 補助魔法:0


【特殊スキル】

 鑑定:0 看破:0 情報操作:0 記憶強化:1 速読:1


【成長スキル】

 基礎能力経験値2.14倍 スキル経験値2.14倍

----------------------------------------------------


 驚いてステータス画面、もとい、個人情報画面を眺めていたら、ガチャリとドアが開いて母が顔を出した。

「セージ眠れないの? どこか痛いの?」

「お、おお…わーっと、えっ、うん、大丈夫、チョット変な夢を見たみたい」


 個人情報画面をどうやったら消せる。

『消えろ』

『オフ』

『消滅』

『消去』

『戻れ』

 そういえばブルンやオルジはこうも言ってたな。

『収納』

 消えた……。


「そうなの」

 ママが、ベッドの横に来て、僕の頭に手を当てる。

 しばらくそうしてから、

「大丈夫そうね。でも寝苦しいようだったら、隣にいるからいつでも言ってね」

「はい、ママ」


 うっわ、メッチャ恥ずかしい。

 でも力まず言えた気がする。


「それじゃあ、おやすみなさい」

「おやすみなさい」


 ママが部屋から出ていく。


 兄たちがつぶやいても何も見えなかったから、個人情報画面は僕にしか見えなかったんだ。


『個人情報』

 改めて表示する。頑張った結果だ。

 個人情報画面はA3サイズと思って、自分の体が小さいことを思い出す。

 そうするとA4サイズ程度だろうか。


 薄暗くても書かれた文字が発光しているかのようにクッキリとしていて普通に読める。


 興味深く個人情報画面を触ってみる。

 柔らかいような固いような変な感触だ。


 何度も触っていると面白いことに気付いた。

 個人情報画面は焦点を合わせ、意識すると色が濃くなって触ることができる。

 逆に情報画面をあまり意識せずに、周囲に視線を向けると手が素通りする。

 表示場所を前後左右上下と意志で動かすことが可能だが、頭と連動して一定の距離を保つため、通り抜けることはできないのが残念だ。


 記述内容に目を向ける。

“魔法:9/12”って、使ったってことだよな。使ってないけど……。

 体力が落ちると保有魔法も減少するのか? それとも海に落ちた時に無意識に魔法を発動したのだろうか?


 まあいい、わからないことは棚上げだ。


 確認しなくても異常なことは理解できる。

 早々に情報操作を“0”から“1”にして隠さないと。

 それともこの状態で何とか隠すことはできるのか?


 それにしてもこれだけ?

 スキル系は想像通りだけど、基礎能力があまりにもお粗末。


【基礎能力】を指先でトン、トン、トンと突いていると突然詳細が表示された。


----------------------------------------------------

【基礎能力】

 総合:8.23

  肉体:5.18 精神:15.67

 体力:5.17/8.26

 魔法:9.50/12.80

----------------------------------------------------


 なんだ。どうした。

 もう一度トン、トンと突いていると元に戻った。


 そして再度。あれっ? 何度やっても切り替わらない。

 どうやら何らかの制限で一回しか表示できなさそうだ。


 思い出しても詳細はしょぼいかった。

 項目そのままで、小数点以下二桁表示だけ。


 STR、DEX、AGI、DEF、ATKなどの表示はない。

 リアルだとどれもが数値化されにくいものだ。

 AGI(敏捷)を例にとると、裸足や靴で違うだけでなく靴の減り具合や靴下に穴が開いただけで違う。靴の中に石でも入ったら。場所も船上で波が来て甲板が濡れたら、ベッドなどの柔らかい物の上、岩場、草原でも違うからあてにならない数字だ。


 STR(強靭・筋力)、ATK(攻撃)、DEF(防御)だって体調はもちろん、疲労、武器や防具の傷み具合によっても刻々と変化する。

 防具に至っては一か所だけ切り裂かれたりしたら、防具の無い場所は、とてもじゃないが一律の数値で表されるものじゃない。

 ATK(攻撃)に至っては装備と称して、腰に差した剣を抜かなくても数値がアップするなんてありえない。まあ、実際は剣を抜かないで戦うことはないので、ゲームとしてはその数値なのは理にかなっているのだが。


 あくまでもゲーム上だけの簡易数値であって、リアルでは定量化できるものがこれだけしかないって嘆くのか、こんなにもあるって歓喜するのかは悩むところだが、これだけでも見られてOKとするべきだろう。

 多分だが<基礎能力経験値2.14倍>はきっとかなりの面で効くはずだ。


 うん、そう思うことにしよう。


 他も表示されるのかと思ってスキルメニューをトントンとすると【魔法スキル】の詳細が表示された。

 どうやらダブルクリックのようだ。

 注意深く読む。


----------------------------------------------------

【魔法スキル】

 魔法核:3.00 魔法回路:3.00

 生活魔法:0.90 火魔法:0.50 水魔法:0.50 土魔法:0.50 風魔法:0.50 光魔法:0.50 闇魔法:0.50 時空魔法:0.50 身体魔法:0.50 錬金魔法:0.50 付与魔法:0.50 補助魔法:0.50

----------------------------------------------------


 次に【特殊スキル】の詳細を表示させると【魔法スキル】が元に戻った。


----------------------------------------------------

【特殊スキル】

 鑑定:0.50 看破:0.50 情報操作:0.50 記憶強化:1.00 速読:1.00

----------------------------------------------------


 ちなみに【成長スキル】は無反応だった。詳細表示と切り替わっているかもしれないが。


 そして当然のごとく【基礎能力】、【魔法スキル】、【特殊スキル】の詳細は二度と開かなかった。


 STR、DEX、AGI、DEF、ATKなどが無く、概要的な数値だけなのに、スキル系は細かく分類されるって、なんだかアンバランスな気がするがこれが仕様なのだろう。

 そう、無理やり納得することにした。


『収納』


やっと転生しました。


誤字、わかりにくい箇所のご指摘訂正しました。

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