表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TATALI  作者: CGF
1/10

古代製鉄における一考察


『祟り』とは、神性を持つものによる災厄である。



類似語の『呪い』よりも上位に位置し、『呪い』が特定の個人に対するものであるのに比べ、不特定多数・災害レベルのものを謂う。


古代、製鉄は秘匿技術であったとみられており、従事者は『たたら場』で砂鉄を融かした。


製鉄に携わる者は巨大なふいごを踏みしめ続け、炎の色で温度を判別した。

その為、長く従事した者は眼と足に職業病を患う事になった。


日本神話の鍛治神は従事者の姿を模して単眼である。また一つ目一本足の妖怪『一本だたら』のモデルとされている。


こういった記述は本邦のみならず、ギリシャ神話の鍛治神ヘファイストスは足が悪く、キュプロクスは単眼という様に類似性を認められる。


古代の製鉄は山を切り崩し、たたら場の熱で融かし、山から流れる川の水で冷ます。


当然の如く流域は鉱毒で汚染され農作物に蓄積される。


汚染された水・食物による病をたたら病いと呼び、切り崩された山は地震・台風等により崩落、周辺地域に二次災害を起こす。



これら一連の全てを総括したものが、『たたら』を語源とする『祟り』の元風景であると思われる。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ