Ai開発の明るい展望
昨今、AI(人工知能)の開発についての記述を目にする機会が増えてきました。
でも何故か、AIが人間にとってかわる脅威だとか、AIの限界だとか、なんとなく否定的で悲観的な見方のものが多く、共存できる明るい展望というのがほとんど見受けられないのはどうしてなんでしょうか?
以前、「鉄腕アトム」の「うそつきロボット」というアニメの一話を見たときに、私は手塚治虫先生が描いたアトム像に希望を感じました。
「うそつきロボット」では、目が見えない娘のために「いつか目が見えるようになりますよ」といううそをつくロボットを作ったら、事件が起きた‼といううそをついて社会を混乱させた末スクラップにされてしまいます。
しかし、アトムはそのロボットに代わって目が見えない娘にしばらく会えなくなる、とうそつきロボットの声でうそをつきます。
お茶の水博士がアトムはそういう事態に対応してうそを上手くつくこともできるロボットなんだよ、と言っていました。
AIも作り方次第でバリエーションを持たせて複雑化できると思います。より人間に近づけるということは、融通がきくようにも作れるという可能性を孕んでいることだと私は解釈します。
楽観的な見方もあっていいのではないかと思ってこれを書きました。