STAGE 0-13 竹林の中で
遅くなりました! の割には短いですがorz
それと、投票を締め切ります!
6月20日 15:44
「……とまあ、幻想郷の常識や大まかな土地や地域はこんなものよ」
「わ・け・が・わ・か・ら・な・い・よ」
ついに彼の脳みそが、容量を超えてしまったらしい。頭から蒸気を出して、その男は目を回している。
ウドンゲが竹林に来るまでの間の時間を使って、輝夜は真次に幻想郷の常識と、要所、地名などを教えていたのだが……
「ねぇ、大丈夫真次?」
「もう、休んでいいか……?」
すでに彼はぐったりしている。はいそうですかと、人間は習慣や常識を捨てることは普通できない。故に彼は新しい世界観を受け入れようとして、苦しんでいるのだろう。
「あ、あの……何かありましたか……?」
ようやくやってきたウドンゲが、不安げに真次を見つめる。
「いや、姫さんにこっちはどんな世界か聞かせてもらっただけだ。ただ……その、今のおれは色々理解しようとしてキャパが追いついてなくてな……」
「……お疲れ様です」
微妙な表情で、ウドンゲが言う。彼の苦しみをいまいち理解しきれていないようだ。
「こればっかりは、慣れて適応していくしかないんじゃない? それができなきゃ、最悪死ぬだけよ」
「……だな。まーとりあえず、二人の弾幕ゴッコとやらを見せてもらいたいぜ」
「という訳でウドンゲ、相手して頂戴」
「手加減してくださいよ?」
「もちろん」
ウドンゲと輝夜の間には、それなりに実力差がある。まともにやりあったら、ウドンゲには勝ち目がない。あくまで真次に見せるためのものだし、本気を出してすぐ終わってしまったらつまらないだろう。
「真次、よく見てなさい……これが、これからあなたが飛びこむ世界よ」
真次は何も言わず頷く。
そして、彼にとって初めて見る弾幕戦の幕が、切って落とされた――
6月20日 15:50
さて、投票の結果を発表します!
咲夜ルート 2票
永琳ルート 3票
ダブルヒロインルート 2票
ということで、一票差ですが、永林にヒロインは決定いたしました!!
投票して下さった方、ありがとうございます!!
また、「ハーレムあり」に票が集まっていますので、そっちの風味で頑張っていこうと思います。(作者、ハーレムが上手く書ける自信がないのですよ。なので、風味です)
これからもこの作品を宜しくお願いしますね!




