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オカシな二人 割れたクッキー3

髪色を戻したら学校の中が少し過ごしやすくなった。


嫌な目が来ない。その代わり街中で知らない女の目が追っかけてくる。


浴衣の時のタカみてぇ。


あれ以来、タカとはメッセージも送りあってない。


タカが行きそうな場所は全部外してる。


会いたい、けど、会いたくない。


タカの負担に、なりたくない。




会いたい…また笑いかけて撫でてもらいたい。一緒に飯食って…。




(…あ。コレ、『好き』だ。)




俺、タカに惚れてる。


気づいた瞬間、涙が止まらなくなった。









カナコさんからリュウがいきなり帰ってきたけど何かあったのか?とメッセージが来た。


特に何もない。問題ないと返した。




彼が決めた事なら俺は何もしない、出来ない。


だって俺たちの関係は【友人】だ。


相談されたら応えるけど、一人で悩みたいならそうすればいい。


俺はリュウの親でもないし、リュウは俺のものじゃない。


龍臣さん達はリュウから逃げた。俺と言う理由を見つけて【息子の幸せを願う親】になる事を先に決めてしまった。


リュウが自分で決めて俺を選ぶなら、なんでもしてあげたいけど。


多分それも違う。


リュウは与えられてばかりの雛鳥は嫌がりそうだから。


ちゃんと飛べるようになって、それでも俺の所にきてくれるなら。


甘く優しい鳥籠の中で眠ればいい。


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