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5歳の優雅と違和感──お嬢さまマナーに戸惑う日常①

 部屋の奥で、ふわりとしたカーテンが風に揺れている。淡い日差しが差し込むなか、私は椅子に腰を下ろして深いため息をついた。今日の午前中も文字や計算の勉強にいそしんだのだけれど――正直、少し頭がオーバーヒート気味だ。何しろ、先日5歳の誕生日を迎えたばかりの身体は、集中すればするほどすぐに疲労を訴えてくる。前世でなら「この程度の学習は朝飯前」と思う内容でも、いまの幼い体では限界が来るのが悔しくてたまらない。


 それでも、ここマルディネール伯爵家の屋敷で過ごす日々は、それなりに充実している。暗殺未遂の脅威があるため外へは出られないが、ボリスやベアトリーチェ、そして侍女のエミーとローザが常に私を守り、支えてくれるおかげで安心して成長できる状況が整っている。とはいえ、この“保護される立場”を続けることに、前世で男として生きていた意識をもつ私は妙な違和感を感じてしまうのだ。ときどき「もっと自分で行動を起こしたいのに……」というムズムズ感がこみ上げてくる。


 「リア、また難しい顔してる? 疲れちゃった?」

 エミーが、不思議そうにこちらをのぞきこむ。ふわっとした茶色の髪を揺らしながら、私の肩に優しく手を添えてきた。前世の感覚なら「そんなに心配しなくても平気だよ」と言いそうだが、実際この体は5歳の女の子。笑顔で気遣ってくれる彼女に「大丈夫、ちょっと考えごと……」と返すだけで精いっぱいだ。


 エミーはにっこりと微笑み、「さっきベアトリーチェ様が、午後から“ティータイムの練習”をしてみましょうって提案してたわよ」と教えてくれた。思わず私は「……ティータイムの練習?」と首を傾げる。お茶を飲むだけなら、いつも軽い休憩のときに済ませている。わざわざ“練習”という言葉がつくのは大げさでは――そんな疑問が浮かぶ。


 しかし、それを遮るように、今度はローザが部屋へ入ってきた。彼女の腕にはいろいろな小物や資料が抱えられており、なんだかウキウキした雰囲気を醸している。

 「リア。今日は貴族の令嬢に欠かせない“ティータイムマナー”を少し体験してみましょうってことになったの。何も難しく考えなくていいのよ。形だけでも覚えておくと、将来とっても役に立つから」

 そう言いながら、ローザは微笑みかける。彼女たちはどうやら本気で、この午後を“お茶会レッスン”に費やすつもりらしい。


 ――私は5歳。しかも、クラリオン伯爵家の当主で、そして女の子扱いされる毎日。前世で男だった自分にとって、“優雅なティータイム”など想像の外だったが、この世界ではいずれ避けられないイベントなのだろう。ドレスをまとい、可憐な姿勢でティーカップを持つ……正直、まだまだ戸惑いしかないけれど、エミーやローザ、そして侍女長のベアトリーチェが皆楽しそうに準備している様子を見ると、「自分だけ嫌だと言っても悪いかな」と思ってしまう。


 「でも……私、まだ足も完璧じゃないし、ドレスなんて……」

 ぎこちなく拒否の意思を示そうとするが、エミーは「大丈夫よ。無理のない範囲でいいし、時間も短めにするってベアトリーチェ様が言ってたもの」とにこやかに返してくる。

 ローザも「そうそう。華やかなのは苦手かもしれないけど、形式をちょっと経験するだけ。もし疲れたらすぐやめればいいからね」と優しくフォローする。


 結局、私は「……じゃあ、やってみる……」と観念して受け入れた。どうせ逃げ場はないし、貴族として“マナー”を学ぶ必要があるのは理解できる。だが、問題は“ドレス”だ。実は、以前仕立ててもらった、淡いピンク色のフリル付きドレスがあって、成長に合わせて最近お直ししたばかりなのだ。最近はあまり出番がなかったが、“優雅なティータイム”にはぴったりだと周囲は考えているらしく、どうやら今日はそれを着ることになるらしい。


 私はその話を聞くだけで内心ザワザワしてしまう。あのピンク色のドレスはフリルやレースが豊富で、何より“少女感”が際立つデザインだ。前世で男だったプライドが刺すような違和感をもたらすが、一方で幼い体は「可愛いものも悪くない」と勝手に喜ぶところもあって、やっぱり矛盾する感情に振り回される。

 (もう5歳……この先、さらに成長すれば、女性らしい服装にもっと慣れさせられるんだろうな……うう、抵抗あるけど仕方ないのかな……)



 午後になり、エミーとローザは部屋の一角に“仮のティーサロン”を設置し始めた。普段は勉強机の置かれているスペースを少し片付け、そこに可愛いクロスをかけた丸テーブルを配置。花柄のクッションやレースのナプキン、そして小さなフラワーベースまで用意され、なんとも華やかな雰囲気が生まれる。


 私は部屋の隅のソファに腰かけながら、その準備風景を眺めつつ落ち着かない気分でいた。こんなにも“可愛い”空間で、果たして自分はどう振る舞えばいいのか。前世の男の感覚が「そんなフリフリ空間に溶け込めるわけない」と嫌がる一方、5歳児の身体は淡い色彩や甘い香りに心が少し浮き立つのを感じてしまう。

 (結局、私はどっちに寄っていくんだろう……。女の子として生きるのが当たり前になりそうで怖いし、でも嫌いじゃない自分もいる……)


 「リア、こっちの椅子に一度座ってみて? 高さが合うか確認したいの」

 ローザが手招きしてくれるので、私はソファから立ち上がり、少しだけ脚を気遣いながらテーブルへ向かう。リハビリは順調だが、まだ体力は限られている。ともあれ、椅子に腰を下ろすとクッションがふわりと沈み、なんだか豪華なお姫様気分……いや、そう感じること自体、前世の男性としては複雑だ。


 「うん、ちょうどいいかも。膝がきゅうくつにならない? あ、クッションもう一枚重ねる?」

 エミーが楽しそうに世話を焼いてくれるが、私は「だいじょうぶ……これでいい」と小声で答える。そもそもこんなふんわりした椅子に長く座った経験はなく、姿勢ひとつとっても妙にそわそわしてしまう。私の中では“男だった”という記憶がまだくすぶっており、こうして可愛い内装に囲まれるたびに、“女の子扱いされている自分”を突きつけられるのだ。



 「じゃあ……着替え、しましょうか?」

 ローザの言葉に、私はビクッと反応する。先ほども言ったように、今日は“例のドレス”を着る予定だ。以前仕立てたピンク色のフリフリドレスを、最近お直しして5歳のサイズに合わせてもらったらしい。相変わらず胸元や裾にはレースが惜しみなく使われ、“華やか”を通り越して“甘さ満載”に見える。でも、周囲には「ティータイムにぴったり」「可愛い!」と大好評のドレスなのだ。


 「……うん……わかった……」

 正直、「やっぱりズボンがいい」と言いたいところだが、それでは“ティータイムマナー”の練習にならないとローザやエミーに言われるのは目に見えている。渋々うなずいて立ち上がると、エミーが「おいで」と手招きし、私の手を引いてドレスの掛かったクローゼットの前へ。

 そこには例のピンク色ドレスがかけられており、光が当たると微妙に反射する部分もあって、いっそう可憐な印象を放っている。裾や胸元のリボンは少し減らしてくれたと聞いたが、それでも十分“女の子感”炸裂だ。


 「これ、ちゃんと裾の長さを直したからね。歩きやすくなってるはずだよ。あと、袖も少しスリムにしてあるから、動きづらくないと思う」

 エミーが嬉しそうに説明するのを聞きながら、私は心のなかで「はぁ……」と嘆息する。前世の男としては、こんなフリル満載のドレスは二度と着たくない気持ちもあるが、5歳の女児の身体には意外とフィットしてしまうのだから困る。


 「リア、腕入れて……はい、もうちょっと上げて……」

 ローザとエミーのサポートでドレスをゆっくり身に通すと、生地が優しく身体を包みこむ感触が伝わる。以前よりも軽くなった印象があり、確かに歩きやすさはアップしていそうだが、胸元のレースやピンクの華やかさが目に入るたび、心がチクチクと痛む。

 (うわあ……やっぱり、甘すぎ……。でも、確かに前よりは裾が短いか……)


 「紐を結ぶから、ちょっとじっとしててね。えへへ、可愛いなあ……」

 エミーが背面のリボンを結びながらうれしそうに声を上げる。私はなんとも言えない気まずさを感じつつ、一方で、「可愛い」と言われることに違和感と照れを同時に抱く。前世で男だったころには絶対に味わわなかった感情だ。


 こうしてドレス姿になった私は、再び鏡の前に立たされる。そこには、淡いピンクのレースとリボンに包まれた小さな女の子の姿が映っている。確かに前よりフリフリ度は抑えられたが、それでも胸元やスカート部分にあしらわれたレースは充分に可愛らしい。

 (これが……私? いつの間にこんな“女の子”になっちゃったんだろう……)


 不思議な感覚だ。少し膨らんだスカートがひらりと揺れ、髪には小さなリボンが付いている。前世の男だった自分を思うと、あまりにかけ離れた光景で、胸がキリキリする。だが、幼児の体がこの姿になじんでいくのを感じると、同時に妙な安心感もあるから厄介だ。



 「リアンナ様、失礼いたします」

 軽やかなノックとともに、侍女長ベアトリーチェが部屋に入ってきた。彼女は30代半ばくらいの落ち着いた女性で、柔和な笑みを浮かべている。書類仕事が忙しいはずなのに、こうしてわざわざ“ティータイム講座”のために時間を作ってくれたらしい。


 「わあ、すてきなドレスですね。先日お直ししたものが、ちょうどぴったり合っているようで何よりです」

 ベアトリーチェが私の姿を見て、満足そうに頷く。私は軽く頭を下げ、「あ、ありがとうございます……」と小声で返す。実際、胸元や袖はフィット感が向上しており、背丈に合った設計に変わったことで動きづらさはほとんど感じない。ただ、“可愛い”ことに変わりはなく、それは私の心を複雑にさせるが……。


 「では早速、こちらのテーブルで“ティーカップの持ち方”や“お菓子の扱い方”を少し練習しましょうか。リアンナ様が疲れないように、短時間で終わりますからね」

 ベアトリーチェの指示で、私は用意された椅子に腰かける。背筋を伸ばして優雅に……と言われても、このドレス姿のまま姿勢を正すのはどこか落ち着かない。ちぐはぐな感情を抱えたまま、私は幼児らしく素直に「はい……」と返事をした。


 続いてエミーがティーポットやカップを軽やかに持ってきて、テーブルにセッティングする。ローザはその横で砂糖やミルクを並べ、さらに小さなお菓子の皿まで用意している。甘い香りがふわりと漂って、私の嗅覚をくすぐった。前世の男だった頃から、甘いものが嫌いなわけではないのだが、こうして可愛らしい菓子を並べられると、ますます“女の子らしい空間”が演出されてしまい、複雑さが増すばかりだ。


 「さ、じゃあまずはティーカップの正しい持ち方を……。リアンナ様、カップの取っ手を軽く親指と人差し指でつまむようにして……そうそう。中指は支える程度で……」

 ベアトリーチェが穏やかな声で説明を始める。私は彼女の指示に従い、なるべくぎこちなくならないように気をつけながらカップを持ち上げてみる。縁に口を近づけ、こぼさないように一口飲む……たったそれだけでも背筋が張りつめる思いだ。


 「うん、上手ですよ。小指を立てる必要はありませんが、あまりベタッと握りこまないようにしましょう。あと、飲むときにあごを引きすぎると見た目が崩れてしまいますから、ほどよく……」

 ベアトリーチェのアドバイスに耳を傾けながら、私は必死にカップを支える。スカートのフリルが膝まわりでふわふわして、歩くとき以上にソワソワした気分になる。前世なら紙コップでガブガブ飲んでいた私が、いまやこんな優雅なティーカップを使っているのだから、ある意味すごい変化だ。


 「リア、ちょっと緊張しすぎかも。力を抜いて大丈夫だよ」

 エミーがくすっと笑いながら声をかけてくる。確かに、腕や肩に余計な力が入っていたらしく、カップが微妙に揺れている。私は「う、うん……」と深呼吸し、慎重にカップをテーブルへ戻した。中身をこぼさずに済んでほっとする。


 「こうしたお茶会では、お客さまが話している間にタイミング良く口をつけるとか、わずかな所作を気にする必要があります。でも、最初はそんなに難しく考えなくていいんですよ」

 ベアトリーチェが言葉を添える。なんだかまるで“お嬢様育成講座”みたいだが、確かに将来的に人前に出る場面が増えるなら、こうした小さなマナーは身につけておくべきなのかもしれない。心の中で「うう……」と戸惑いながらも、私は小さく頷いた。


 そして次はお菓子の取り方だ。小さなフォークやトングを使って、お皿に乗せられたクッキーやマドレーヌを上品にいただく……といっても、これまた難しい。前世なら袋から直接手づかみでも気にしなかったし、ナプキンなんて使う機会は限られていた。

 「リア、違う違う、もう少しフォークを上から……そうそう」

 エミーが笑いをこらえつつ教えてくれる。5歳の小さな手には、やや扱いづらい大きさだし、ドレスの袖口を汚さないように注意しなければならない。私の中の“男だった自分”が「細かすぎるだろ……」と嘆息する一方、体のほうは甘いお菓子を口に入れると素直に「おいしい」と感じてしまう。このアンバランスが自分でもおかしいと思うくらいだ。


 「上手に食べられたね、リア。服を汚さなかったし、カップの持ち方もだいぶ様になってきてる」

 ローザが嬉しそうに拍手してくれる。私は「あ、ありがとう……」と照れたように微笑む。それでも、鏡や窓ガラスに映る自分をふと目にすると、レースとリボンに包まれた5歳の少女が、上品にお菓子を食べている姿が見えて――なんともいえない居心地の悪さが蘇る。


 (でも……これが、いわゆる“女の子の社交”ってことなんだろうな。いつか公の場に出るとき、こういうことが当たり前になるのか……)


 小一時間ほどの練習をして、私の集中力はほぼ尽きかけていた。ベアトリーチェもそこを察して「今日はこのへんで大丈夫でしょう」と微笑み、最後に「次回はもう少し椅子の座り方や会話の受け答えも少しだけ練習しましょうね」と伝えてくる。

 私が「は、はい……」と返事すると、ドッと疲れが押し寄せた。やはり、幼児の体ではちょっとした儀礼だけでもエネルギーを消耗してしまう。ドレスを着ての所作は予想以上に神経を使うし、前世とのギャップが頭をぐるぐる回ってしまっていた。


 「お疲れさま、リア。無理しすぎなかった?」

 エミーが優しく声をかけてくれるので、私は「うん……大丈夫……」と少し笑みを返す。お菓子も食べられたし、甘いお茶も飲めたから悪くはなかったと言えばそうかもしれない。

 ローザがリボンの位置を直しながら、「ちゃんと動けるか心配だったけど、意外とスムーズだったじゃない。足の痛みは大丈夫?」と尋ねる。私は「だいじょうぶ……ちょっとだるいくらい」と素直に答える。


 「それならよかった。もうドレス脱いでもいいからね。もし疲れてなかったら、絵を描いてもらうとか、そういうことしてもいいのかもしれないけど?」

 エミーが冗談めかして言うので、私は「も、もういいよ……!」とあわてて口をつぐむ。ドレス姿を“記念に残す”なんて、今はまだ恥ずかしくて耐えられない。

 (ただでさえ、こうして“女の子のティータイム”姿を練習しただけでも複雑なのに、そんなもの記録されたら、後々自分で見返したときに居たたまれない……)


 結局、ローザとエミーのサポートを受けながらドレスを脱ぎ、着替えを終えた。まだ裾のフリルの余韻が足まわりに残っている感じがして、なんとも言えないソワソワ感が抜けない。だが、普通の部屋着に戻れば、少しホッとする自分もいるから不思議だ。


 「リア、ほんとによくがんばったね。私たちも楽しかったわ。まさか、あのドレスがこんなに可愛く仕上がるなんてね」

 ローザが微笑みかけ、エミーも「成長に合わせてお直しした甲斐があったよね」とうれしそうだ。たしかに、動きやすくはなったし、見た目も私の5歳児ボディにフィットしている――自分で言うのもおかしいが、着心地は悪くないのがまた悔しい。

 (……でも、やっぱり男の頃の自分を思うと、いたたまれない気持ちになるよ。慣れちゃいそうで怖いんだけど……)


 こうして“女の子のティータイム講座”は、あっという間に終了した。私の体力にはこれくらいがちょうどいいらしく、これ以上やると集中力が途切れて紅茶をこぼしてしまうかもしれない。

 ドレスを脱いで部屋着になった今、視界に映るレースやリボンが消えて、少しだけホッとした反面、どこか空虚さを感じる自分もいる。

 (やっぱり、女の子としての“可愛いもの”に惹かれる気持ちがどこかにあるのかもしれない……けど、前世とのギャップは埋まらないし、どうすればいいんだろう……)


 少しジレンマに苛まれながらも、エミーとローザが「今日のところはこれで終わりね。お菓子も美味しかったし、また今度やろう!」と盛り上がっている姿を見ると、私も「まあ、悪いことばかりじゃないか……」という気になってしまう。結局、こうして少しずつ“女の子の生活”に慣れていくのだろうか。

 ――その思考を引きずったまま、私は午後の残りの時間をのんびり過ごすことに決めた。ドレスでの動作は疲れるし、せっかく甘いお菓子を楽しんだのだから、しばらくはソファで一休みして体力を回復したいという気分だ。


 暗殺の脅威はまだ去っていない。外にも出られない。でも、こうして屋敷の中で“小さなイベント”を楽しむのも悪くないかもしれない。女の子としてドレスを着る違和感は尽きないが、計算や勉強とは別の意味で学びがあるのも事実。

 (いつか公の場で、このマナーが必要になるんだろう……そのときまでに、私が“女の子”の身体をどう受け止めるのか――いまはまだ、分からないままだけど……)


 かすかな疲労と、ほんの少しの充実感を抱えつつ、私は部屋の窓から外を見やる。いつになったら安全に外へ出られるのかは分からないが、とりあえずは“家の中”でできることを積み重ねていくしかない。女の子のティータイムを体験した今日は、また一つ“前世とは違う道”を進んだ証拠なのかもしれない……そう思うと、胸の奥で引っかかっていた抵抗心が、ほんの少しだけ緩んだ気がした。


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