[第4章]アリスと双子 ここを押してください
第3章で
なぜアリスが画面から
出なくなってしまったのか理由がついに分かります。
今回は,長い話ですが,ぜひ見て下さい…!
(⭐︎→有栖川健
○→有栖川弘次
♢→柊木有栖
$→柊木踆
€→希菜子
°→やごん)
[第4章]アリスと双子
数日たち…
○「アリスお兄ちゃん全然来ないね…
僕たちの事忘れちゃったのかな…?
結局,誕生日会は飾り付けしたのに
お開きになっちゃったし…
どうして…?
僕たちの事嫌いになったかな…?
それとも,なにかしちゃったのかな…?」
☆「そんな事は無いと思うぞ弘次…!
アリス,どうしたのかな…?」
○「あったら問い詰めてやる…!」
☆「ほどほどにな…!」
○「うん!」
一方その頃アリスは…
♢「終わらねー!
課題がたくさんありすぎるだろ…?
誰が,こんだけの仕事するんだよ…」
°「大丈夫…?柊木!」
♢「やごんさん…
一体,どういう事なんでしょうか…?
俺にだけ,たくさん仕事があるような
気がするんですけど…」
°「それは…そうだろう!
社長からの
直々な命令だからね…
あ,これ内緒だったっけ…?」
♢「え…?親父から…?」
そう,俺は
俺の親父,柊木踆が
社長をしている「 GameBuy株式会社」
の社員の1人だ。
なぜ,仕事を増やす…?
せっかくの2人(健と弘次)が頑張って
祝ってくれそうだったのに…
くそー!
☆そしてアリスの誕生日会から2ヶ月
たってもアリスは来ない…
どうしたのだろう…?
弘次も問い出すとは言っていたが
心配で仕方ないって顔に書いてある。
どうしたものか…?
アリス,君は大丈夫かい…?
その頃のアリスは…
♢「よう,親父…!」
$「よう,有栖…!
どうかしたか…?」
♢「いや…
やごんさんから
聞いたんだが,俺の仕事量を
増やすように頼んだって
どうしてだ…?」
$あいつ,喋ったのかい…
まあ,良いや…
「なんとなくだよ…
そういえば,新しいゲームに
今,熱中しているって聞いたんだが
どんなゲームだ…?」
♢「いや,Mobileっていうゲームだよ…」
$「えっ…
あの問題のMobile…?」
♢「あー,主人公のモードにしたら
弘次の所で勝てないっていうやつ…?」
$「まあ,それもあるが…
良く知ってたな…!」
♢「えっ…?
だって俺の能力してるでしょ…?」
$「まさか,入ったのか…?
あれほど辞めろと言っただろう…?」
♢「だって,良い作品だからさ
解決したくって…」
$「だってもくそもない…
お前,あれ使うと命が危ないって
病院の先生に言われただろう…?
それに,それで何度も誘拐されそうに
なって封印したんじゃあ
無かったのか…?
まさか,今までの仕事も
中に入ってたんじゃあないだろうな…?」
♢「………
そうだって言ったらどうする…?」
$「……!
だからお前がやる仕事は売り上げが
良くなっていたんだな…
もう,画面に入るなよ…
それに,特殊能力が使えるの
世界でお前しかいなんだからな…」
♢「分かってるよ,それくらい…」
どうしたものかな…?
元々,画面に入るのも
許可が必要なのに
これじゃあもっと入れなくなっちゃうぞ…
すまねぇ…
健・弘次…
♢こうして,1年たったある日…
GameBuy株式会社にも新人が入った…
それは俺と同じ能力
画面に入れる能力ともう1つある能力を
持った希菜子という
大学生だった…
俺以外にも特殊能力
持っているやついるんだな…
これなら,あの世界(Mobile内)に
いけると思った俺は
彼女に声をかけた…
♢「あの…,希菜子さん…」
€「敬語は辞めて下さい…!
同じ歳なんですよ…?」
♢「じゃあ希菜子…」
€「はい,なんでしょうか…?」
♢「俺,事情があって
能力が使えないんだわ…
だから俺の代わりにMobileっていう
ゲームの中に入ってくれないか…?」
€「はい…!
良いですけど事情とは…?」
♢「それは…
ドクターストップみたいなものだ…!」
€「分かりました…
ですけどそれはずーとですか…?」
♢「いや,2〜3回で良い…
大変になるからな…
それに昔のゲームは
昔,人が中に入って出れなくなったという
事例があるから気をつけるんだぞ…!」
€「お願いしといて
怖い事言うのをやめて下さい…!」
♢「そうだな…,すまない…」
€「大丈夫ですよ…!
そうなっても有栖さんがいるから
大丈夫ですよ…!」
♢「怖いこと言うなよ…
まあ,なんとかなるか…!」
€「はい…!」
♢こうして久しぶりにあの双子に
希菜子が会いに行った…
どうでしたか…?
アリスの過去や新しい同僚に出会い,
ハッピーエンドになって欲しいなと思います♪