第三話 『蠍の毒針』
今回は天狼の初任務!
なんと早速、月食が襲った場所へ向かう!
天狼 個室
シウ うーーーん! のびーーー!
[全身を伸ばすように伸び、体を起こす。]
アルデバラン お、シウ。起きたか。
[そこには着替え途中のアルデがいた。]
シウ アルデ。おはよう。
アルデバラン あぁ。飯はスピカがもう用意してるぞ。
シウ わかった。着替えたら行くよ。
ササ シュ バサッ [先日仕立てられた軍服を着てリビングの方に向かう]
タタタタ
ーーーーー
リビング
ガチャ
スピカ おはよう。シウ。
シウ おはよう。スピカ。どお?似合ってる?
[シウはリビングに入るとすぐにスピカの隣に行って軍服姿を見せる]
スピカ あぁ。似合っている。
シウ えへへ。
スピカ シウ。早く食べて任務に行くぞ。
シウ うん!
パク 美味しい!
アルデバラン 確かに、何でこんな美味いもんが作れるんだか。
スピカ いい食材があるからな。それと、食べながら聞いてくれ。
今回の任務は東に向かう。
目的地は忍びの里だ。
アルデバラン 忍び?何だ、それは?
スピカ 東にある大陸に日本という国がある。
アルデバラン 聞いたことあるな。でも、それだけだ。
シウ この国に比べたら歴史は古くはなく、広さもない。でも…
スピカ アルデバラン。この国の文字の種類の数は?
アルデバラン ?一種だろ?そりゃあ、公用語とか民族語とか
混ざってるかも知れねぇけど。
スピカ 三つ。
アルデバラン ?
スピカ 三つの文字の種類を幼い頃から
ひらがなは基本で48 それに36を足して84字
カタカナも同じように基本も48に36を足して84字
そして漢語を大体一般人は3000字は覚えている。
それに対して我々は26字のアルファベットを
組み合わせて言葉を話している。
アルデバラン まじかよ…
シウ でも、その文字を一人が全てを覚えているわけでもないよ。
スピカ そしてその国にも暗殺者がいる。
アルデバラン それが忍びか?
スピカ あぁ。夜の世界で生き主人からの任務を全うする。
アルデバラン なるほどな。
スピカ 今回はその忍びの里に行く。
アルデバラン で、目的は?
スピカ その村が月食によって焼かれた。
二人 ………
スピカ その証拠を集めること。または、情報収集。
アルデバラン なるほどな。やっぱり最初は簡単な仕事だな。
シウ ?どういうこと?
アルデバラン A〜H エリアまで、試練にあっただろ?
シウ うん。
アルデバラン あれは、Aが一番難易度が高いって感じになっているんだ。
シウ ふむふむ
アルデバラン それがガラドのランクに関わっただけだ。
新入隊員の俺たちは一番下のHランクってことだ。
シウ そうなんだ。 カチャ ご馳走様!僕、準備してくるね!
スピカ あぁ。
アルデバラン そう言えば、お前も、月食に恨みがあるのか。
スピカ そうだ。
アルデバラン ふ〜ん。ご馳走さん。
タ、タ、タ、タ
スピカ ………
ーーーーー
男部屋
シウ そう言えば、アルデは月食に何をされたの?
アルデバラン 俺は元国の騎士でな、国を燃やされたんだ。
シウ ………僕もね、自分の国を滅ぼされちゃったんだ。一緒だね!
アルデバラン そうだな。
ーーーーー
ガラド軍基地 屋上
タ、タ、タ、タ
シウ あ!タタタタ アーシュさーーん!
[シウはアーシュを見つけるとそばに駆け寄る]
アーシュ おはよう。天狼の諸君。
シウ おはようございます!
アーシュ 今回の任務先にはこれに乗って、行ってもらう。
三足鳥 アー アー
シウ あ、東洋の伝説の鳥の…三足鳥!
アーシュ そうよ。
ガラドは好意的な魔獣は保護、または軍のために訓練しているの。
目的地までは遠いから、これに乗ってもらうわ。
アルデバラン ?小さいですが…
アーシュ にや
シュ シュルルルルル
[アーシュの腕に乗っていた小さな三足鳥はアーシュが腕を上に上げて三足鳥を飛ばさせると三足鳥は光に包まれ体を大きくする。]
三足鳥 アー! アー!
シウ 大きくなった!
スピカ 伝説と呼ばれているだけはあるな。
ーーーーー
アーシュ この子たちのこと。頼んだよ。
三足鳥 スリスリ バサッ
シウ では、行ってきます!
アーシュ うん!頑張ってきてね!
バサッ バサッ [三足鳥がシウたちを背中に乗せて東に飛び立つ。
アーシュ ……本当によろしいのですか。
カマル もちろん。試してみる価値はあるだろ?
アーシュ 相変わらずお人が悪いですね。
カマル 月食に復讐をするには強い味方を探させないと。
ーーーーー
大陸上空
バサッ バサッ
シウ すごーい!高ーーーい!
アルデバラン 落っこちるなよ。
シウ はーーい!
スピカ ………シウ。
シウ ?
スピカ 私は、この天狼のリーダーをシウにしたい。
シウ リーダー?
アルデバラン あぁ。そう言えば、決めてなかったか。
そうだな。俺を誘ったのもシウだ。責任を持って、お前がリーダーになれ。
シウ リーダー…うん!僕頑張るね!
ーーーーー
日本 森の中
バサッ バサッ タタ
[三足鳥が地上に足をつけるとシウたちは三足鳥から降りて地面に足をつける]
シウ お疲れ様。ここまで運んでくれて。ありがとう。
三足鳥 スリスリ
シウ あはは もふもふ!
スピカ シウ。この先が忍びの里だ。
シウ うん。わかった。
タ、タ、タ、タ
ーーーーー
森の奥深く
[まだ昼間だと言うのに暗く霧がかかった森]
[三足鳥はいつのまにか普通の鳥ぐらいの大きさになって
アルデバランの頭の上に乗っていた。]
アルデバラン 随分、歩いたが…これは…
シウ うん。はめられた。
シュ シュ シュ シュ[シウたちがはめられたことに気づいていたことを言うと苦無が四方から飛んでくる]
スピカ キン 我々はガラドのものだ。
忍びの里のものか?話をしたい。
[シウは二つの苦無をスピカとアルデは残りの2本を武器で跳ね返す。]
シュゥゥゥ
[シウたちの目の前の霧が少しだけ晴れたと持ったら忍び装束を纏った人物がいた]
蘭 ………
シウ く、黒い。
アルデバラン 闇の中で生きるなら、黒い服がいいだろうからな。
てか、第一声がそれか?
蘭 〜〜〜〜。(何ようですか?)
アルデバラン ここの言語か。
シウ なんて言ってるの?
スピカ 何用か?っと。
アルデバラン わかるのか?
スピカ 勉強したからな。
アルデバラン いや、すごいことだからな。
シウ こっちの事情を伝えてくれる?
スピカ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(ある集団の仕業である証拠を集めに来た。)
蘭 〜〜〜〜〜〜。(立ち去ってください。)
シウ なんて?
スピカ 立ち去れと。
シウ ………嫌だ。
スピカ 〜〜〜〜。
[スピカの言葉を聞いた瞬間また霧が濃く発生し、四方から針が飛んでくる]
シュ シュ シュ シュ
アルデバラン キン 針…毒か。
シウ キン キン
タタタタ ズイ [シウは濃い霧の中忍び装束の人物が消えて行った方向に走るとまだ近くにいたのかすぐに見つけることができた。シウは相手の近くまで一気に距離を積める。]
蘭 !
シウ つかまえーーたっ! ガシ
[シウが相手の腕を掴んだ瞬間、相手は水となりはじけた。]
蘭 バシャ
シウ ありゃ?
蘭 シュ [相手はすぐさまシウの裏に周り忍刀を構える。]
シウ ……… [気づいていないのかシウは動かない。]
シュ キン [相手は忍刀を振りかざすがシウと相手の間に瞬時に入ったスピカに止められてしまう。]
蘭 !
スピカ シウ。本物は西だ。
シウ うん。わかった。
ーーーーー
タタタタ シュ [シウは西に向かい相手を五感を使って見つける]
蘭 !
シウ ガシ 今度こそ、捕まえた! シュ ダン
[腕を後ろに回して地面に押し付けられている。]
シウ まずは、霧を晴らしてくれる?
蘭 ………
シュゥゥゥ [霧が晴れる]
アルデバラン お、捕まえたか?
シウ うん。スピカ。村まで行こう。
スピカ そうだな。
蘭 〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(負けを認めます。村まで案内します。)
アルデバラン なんて?
スピカ シウ。離してやってくれ。
ササ タ、タ、タ、タ [シウに腕を離されると歩いて行ってしまった。]
アルデバラン おい。
スピカ 村まで案内してくれるようだ。
シウ じゃ、ついていこ。
タ、タ、タ、タ
アルデバラン はぁ…
タ、タ、タ、タ
ーーーーー
忍びの里
タタ [忍びの里に到着すると相手は足をとめてシウたちの方を向く]
蘭 〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(つきました。忍びの里です。)
スピカ ついたようだ。
シウ ………
アルデバラン ………
シュル バサッ [顔を隠していた忍び装束を脱ぐ]
蘭 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(自己紹介させてください。蘭っと申します。)
スピカ 蘭っというようだ。
アルデバラン 美人さんじゃねぇか。
それに、東の住民も白人って聞いたがこれは黄色…か…?
シウ スピカは蘭さんから情報を聞き出しておいて。
僕とアルデで証拠を探してくるよ。
スピカ あぁ。わかった。
タ、タ、タ、タ [シウとアルデが街を探索する]
{ここからは翻訳されたバージュンで会話をします。}
スピカ では、少し話を聞かせてもらっても構いませんか?
蘭 はい。立ち話も何ですので家に案内します。
ーーーーー
蘭の家
[蘭がスピカにお茶を出す]
スピカ ありがとうございます。
蘭 ササ [座る]
スピカ 改めて。私はAISガラド軍の第47班天狼のスピカです。
さっきあった男の子はリーダーのシウ。
男性の方はアルデバランです。
蘭 先ほどは、本当に申し訳ありませんでした。
スピカ 構いません。見ず知らずのものから里を守るのは当然のことです。
代わりに私たちに情報をいただきたいのですが。
蘭 構いません。
この里が襲われたのは一週間ほど前のことです。
そして、里を襲ったのは…私の兄です。
火が放たれ家々が燃えていきました。
私たちは忍術というものの中でも水を操る水術で
消そうとしましたが消えなかったのです。
逆に燃え広がってしまい
無駄だと火を消すのを諦め、みんなで私の兄…
仙を殺そうとしましたが、
かすり傷一つつけることはできませんでした。
私も兄も里の中では落ちこぼれでして、
役立たずだと何度も罰せられました。
ですから、兄が里を燃やしてみんなを殺した理由も承知しています。
ですが、兄が一夜にして強くなった理由はわからないのです。
スピカ ………。話してくださりありがとうございます。
お兄さんのことはお好きですか?
蘭 ! はい。とても大好きです。優しくてお節介いで…努力家で…
でも…もういないんです…兄は里を出て行ってしまいました。
スピカ様。ガラドっというのは
世界全ての情報を持つ組織機関だとお聞きしています。
何か兄の情報はありませんか?
スピカ 我々はまだ下級のものでして
情報を調べることも見ることも許されていません。
また、一般市民に情報をお教えすることもできません。
蘭 …そう…ですか…[蘭は自分の膝に置いていた拳を強く握り締める]
スピカ ………。強くなっていたお兄さんの体にそれまでになかった
模様はありませんでしたか?
蘭 模様…ですか…?
スピカ はい。黒いあざのような模様です。
蘭 そういえば…頬に植物のような黒いあざがありました。
スピカ ……それは月食の証です。
蘭 月食?
スピカ 自分たちの利益のために人や国を殺している殺人鬼の集団です。
蘭 兄はそのような集団の仲間になってしまったのですか?
スピカ そうです。
蘭 ………。
スピカ お話していただきありがとうございました。私はこれで失礼します。
ササ [蘭が用意したお茶を飲み、家を出る。]
蘭 ……お兄様…
[自分の首にかかっていた首飾りを強く握り締めた。]
ーーーーー
忍びの里 外
タ、タ、タ、タ [スピカがあたりを見渡しながら探索をする。]
スピカ ………
シウ スピカーー!
スピカ シウ。何か見つかったか?
シウ うん。アルデがあの一番上にある家で変な箱を見つけたって。
スピカ 箱?
ーーーーー
家の中
アルデバラン おう。きたか。
スピカ それが変な箱か?
アルデバラン そうだな。だが、開かないんだ。
シウ 鍵穴もないみたいで…
スピカ 鍵穴がない…?
蘭 〜〜〜〜〜〜〜 (訳:からくり箱です。)
アルデバラン いつからいたんだ…。
シウ なんて言ってるの?
スピカ これはからくり箱というらしい。
蘭 〜〜〜〜〜〜〜 (訳:ここは当主の屋敷です。)
スピカ どうやらここはこの里の当主の屋敷みたいだ。)
バシ [からくり箱を奪う]
アルデバラン おい。
蘭 〜〜〜〜〜〜 (訳:勝手に触るな。)
スピカ 勝手に触るなっと。
アルデバラン はいはい。
蘭 ……… ササ
[箱の側面の一部をスライドして違う側面をスライドする。
スライドした部分を回転させ、隠れていた窪みを押すと、
箱の上部が開く]
シウ うわぁぁぁ!すごいね!中には何が入っているの?
[蘭が箱から巻物を取り出しスピカに渡す。]
スピカ 巻物だな。東洋の者が記録を残すために使う道具の一つだ。
[巻物を縛っていた紐を解く。]シュル
『✖︎月 ✖︎日 仙の様子が最近おかしい。』
どうやら日記のようだな。
アルデバラン 当主様はどんな奴だったんだ?
一人の様子がおかしいことにも気づけるって…
まず仙って誰だ。
シウ この部屋を見る限り野蛮な人でもなさそうだよ。
花が植えられてた痕跡があるし、
本?大体は燃えちゃってるけど綺麗に置いてある。
高価な者も盗まれた痕跡ないしもともとなかったんだよ思う。
スピカ 蘭さんの話からすると蘭さんと仙さんというお兄さんは
里の落ちこぼれだったらしい。
当主の目が行くのも無理はない。
アルデバラン なるほどな。
蘭 ………。
スピカ ………読むぞ。
『✖︎月✖️日 仙が里の外に出て行ったきり帰ってこない。
✖︎月✖️日 里のもので探しに行ったが仙はみつからなかった。
✖︎月✖️日 蘭以外の里のものが仙を探すのを諦めてしまった。
✖︎月✖️日 仙が帰ってきた。
だが、里の皆が話しかけても何も言わずに無視をしていた。
それでも、蘭だけには前と同じように接していた。
✖︎月✖️日 仙と対戦をした若造が怪我をした。
里を出て行っていた理由を里のもの皆が思い知らされた。』
日付が途切れているな。
蘭 〜〜〜〜〜〜〜〜 (訳:その日は兄が里を襲った日です。)
スピカ この日の次の日に里が仙によって燃やされたらしい。
シウ そうだったんだ。だからこんなにも油の匂いがするんだね。
スピカ なるほどな。油を使った火災は水では消しずらいからな。
逆に油が飛び散って燃え広がってしまう。
アルデバラン この焼かれた里の原因…油と火…ますます月食らしいな。
シウ そうだね。
蘭 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (訳:油と火を使うのは月食の特徴なのですか?)
スピカ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(訳:はい。私とシウの国もアルデバランの国も
油と火が使われ燃やされています。)
蘭 〜〜〜〜〜 (訳:そう…でしたか…)
スピカ 蘭さんから仙さんの頬に植物の模様をした黒いあざがあることも確認した。
シウ これで証拠を集めること。または、情報収集。完了だね。
スピカ そうだな。
アルデバラン どうするんだ?帰るか?
スピカ もう暗い。一晩泊めてもらおう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
(訳:蘭さん。一晩この里に泊まってもよろしいでしょうか?)
蘭 〜〜〜〜〜〜〜
(訳:構いません。よろしければ私の家にお越しください。)
スピカ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (訳:ありがとうございます。)
承諾を得た。蘭さんの家に一晩お世話になる。
シウ やったーー!もうお腹ぺこぺこだよ。
アルデバラン そうだな。
スピカ ありもので私が作ろう。
シウ わーーい!
ーーーーー
深夜
[夜遅く、シウとアルデバラン、スピカと蘭で分かれて寝ていたが蘭の姿がなかった。]
シャキン シュ シュ
[シウの聴覚で聞こえるぐらいの外から金属が擦れ合う音がする]
シウ …う…うん?
ーーーーー
外
[外では蘭が苦無や手裏剣、忍刀、忍術、体術を使って、魔獣と戦っていた。]
蘭 はぁ… はぁ…
魔獣 グルルル
蘭 はぁ… はぁ…
魔獣 グアァァァ!
[魔獣が蘭に襲いかかる。蘭は素早くかわすが地面に足をついた瞬間
体勢を崩してしまう。その隙を狙って別の魔獣が蘭を襲う。]
シャキン
[シウが蘭を襲おうとした魔獣の首を斬る。魔獣の紫の血が蘭の体にも飛び散る。
その後、勢いに身を任せて残りの魔獣の首も切っていく]
シウ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(訳:大丈夫?あ、その血は飲んじゃだめだよ。死んじゃうから。)
蘭 !〜〜〜〜〜〜〜〜 (訳:どうして…言葉を…)
シウ 〜〜〜〜〜〜〜 (訳:アルデには秘密にしといてね。)
蘭 こく
{ここからは翻訳されたバージュンで会話をします。}
シウ それにしても、やっぱり蘭は強いね。
蘭 ?どうしてですか?
シウ 僕、子供の頃から森とかでよく遊んでて五感はいい方なのに
君の分身?を見破れなかった。
それに探索中に見つけた魔獣の死体の山。君がやったんだよね。
蘭 ………。
里のみんながいなくなってから一人であんなに倒してきたんだよね。
蘭 …。
シウ 手、見せて。
ササ [蘭が手甲鉤をとってシウに手を見せる]
シウ やっぱり…まめ破けてる…でもちゃんと処置してる。
医学の面でも優秀なんだね。
蘭 全て、お見通しですか…
シウ 僕はなんでもわかるよ。ニコ
蘭 ……では…質問です。兄は…月食という団体と一緒にいるんですよね。
シウ そうだと思うよ。
蘭 兄は…どうして私だけ残したのでしょうか。
シウ …君に助けてもらいたいんだよ。
蘭 私に?
シウ うん。君が見た黒いあざは強くなれる代償に精神や記憶に傷をつけるんだ。
そうすれば人を無差別に殺せるからね。
多分、君とお兄さんが次会う時にはお兄さんは君のことを忘れてる。
蘭 !
シウ 最後に会った時にはまだ記憶が残っていたのかな。
蘭 ……わかりました。私、兄を助けたいです。
そして…お兄様をそのようにして里を襲わせた月食を殺したいです。
[目に光がない]
シウ そっか。
蘭 シウ様。お願いがあります
シウ ……… 何? ニコ
蘭 私を仲間にしてください。[目に光がない]
シウ ……にや いいよ。君にこの班はぴったりだよ。よろしくね。
ササ [手を差し出す]
蘭 ササ [手を握る] 感謝いたします。
タ、タ、タ、タ
アルデバラン シウ。ここにいたのか。
スピカ アルデバランが起きたらいないと言って来たから探したぞ。
シウ アルデ!スピカ! ねぇ ねぇ 聞いて!蘭が仲間になったんだ!
アルデバラン お。それはいい収穫だな。俺たちだけじゃ月食を倒すのは難しいし。
シウ そうだね。もっと強くならないと。
スピカ ……。
蘭 (絶対に…お兄様を助けて…月食を殺す…)
スピカ ニコ
ーーーーー
タ、タ、タ、タ [蘭は三足鳥に乗る前に足を止めて自分の里の方に振り返る。]
蘭 ………
シウ らーん!そろそろ行くよー!
タ、タ、タ
蘭 ………
[蘭はシウたちのところに向かった。]
ーーーーー
バサッ [三足鳥が地面に足をつけるとシウたちは三足鳥から降りて地面に足をつける]
シウ アーシュさーん!
アーシュ おかえり。初任務はどうだったかな?
シウ とてもよかったです。
アーシュ そう。よかったわね。明日までに報告書を提出すること。いい?
シウ はーい!
アーシュ ところで…そこの子は?
蘭 ………。
シウ 天狼の新しいメンバー『シャウラ』です!
シャウラ ぺこ
アーシュ ………なるほどね。まぁ、試練は受けてもらうから
それに合格できれば認めてあげる。
シャウラ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (訳:ありがとうございます。) ぺこ
アーシュ ………なんて?
スピカ お礼を言っています。
アルデバラン ………。
日本の忍び、蘭ことシャウラが仲間になってくれた。
さて、次の任務はどこへ行き誰と出会うのか…