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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

止まった時計

作者: ゆうま1237

私の家にはたくさんの時計がある。


なかには、1時間ごとに音楽が鳴る時計も。


でも、私のおじいちゃん家には止まった時計がある。


しかも、不自然に。時間が4時44分で止まっている。


なんか怖い。気になったのでおじいちゃんに聞いた。


私「じいじ〜、なんであの時計止まってんの?」


おじいちゃん「それはね...」


おじいちゃんの滑舌が悪かったのかよく聞き取れなかった。


小さかった私はまだわからなかった。どう意味だったのか。


一年後、おじいちゃんが亡くなった。


止まった時計を見てみると、なぜか再び動いている。


母に尋ねたが、そんなことはしてないという。


私が小学生の頃、時計が止まった。


その後、母は交通事故に遭い亡くなった。


おじいちゃんが言っていたことそれは...


おじいちゃん「それはね、命の時計じゃよ」と


あの時計が止まったら誰かの心臓が止まる。


私が大人になった今となってはその時計はどうなったのか


私にはわからない。

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