表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名もなき創作家たちの恋  作者: おじぃ
2009年7月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

235/307

幕間:公開日の朝

 やることは、やった。あとは公開して、お客さんに観てもらえたら、作品は完成だ。


 アニメ制作に明け暮れた高校最後の夏休みが終わり、2週間、文化祭の日が来た。


 朝7時には学校に来たけれど、今年、徹夜はしなかった。


 現在9時。文化祭が始まり、学校には次々と客が来て大盛況。僕らの作品発表は2時間後の11時。


 アニメ制作を大いに手伝ってくれた美空たち鎌倉清廉女学院のメンバーは、僕ら湘南海岸学院のメンバーととともに部室で待機している。第2放送部の瑠璃と澄香はその部室にいる。


「……」


 基本的に会話はなく、静かな部室。凛奈を除いて陰気、いや、控えめな性格揃い。加えて、連日のハードな作業に疲労困憊。そんな状況下で、誰も会話する気力は残っていない。気まずいけれど、仕方ない。


 作品の雰囲気は静であり、きらびやかなものに仕上げたが、製作陣はきらびやかではない。いや、オールスターで臨んだが、オールスターが限界を迎えて生気を失っている。平沼さんは横浜の山手やまてから電車を乗り継ぎ1時間かけて来てくれたそうだ。菖蒲沢さんなど、他にも手伝ってくれた人はいるが、後ほど来る予定らしい。


 僕も疲れているので、ここらで仮眠を取ろうとプラスチックの机に突っ伏した。


 目が覚めたのは、10時30分。公開まで30分あり、もう一眠り。公開5分前まで眠っていた。


 さて、向かいますか、劇場へ。

 お読みいただき誠にありがとうございます。


 来週は都合によりお休みさせていただきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ