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野外演習。

ちゃうねん…。

「目覚め」るところまで行こうとしたら、えらい文字数になっててん…。

はい、全て書いてる間に余計な設定考え付く私が悪いです。


遅れて誠に申し訳ないです。長いですが、どうぞ。

ウィザード魔法学園では1学年のうちに3回の野外演習が有る。

学年が上がってすぐの5月。夏の長期休暇明けの9月。冬の長期休暇明けの1月。

今回の野外演習は学年上がってすぐの5月の物だ。


俺は早生まれだからもう16だが、まだ学園の生徒としては4年生になりたて。まあ、学園入って1月も経てばアインみたいなのに絡まれ始めていたから、ロクな思い出はねえけどな!

今回の班はアインと、いつもアインと一緒にいるガリとデブ。それに俺を加えた4人班だ。ガリとデブの名前なんぞ知らん。アインは無駄に目立とうとしたり、一々名乗ったりするから覚えたけど取り巻きはそういうのしないからな。もちろん魔法は使ってくるが。


野外演習は王都のすぐ横にあるシュバルトの森で行われる。

シュバルトの森はこのアーク王国が有る、エルーナ大陸の4分の1を占める大きな森で浅いところには魔物がいるが、その奥地にはエルフの国フォレイアがあると言われている。

フォレイアを見た人間は歴史上まだ居ないとされているが、明らかに人間よりも優れた能力を持ち、シュバルトの森からやって来るエルフという存在がその存在を証明している。

ちなみに魔物というのは、魔力に影響されて狂暴化し、更に特殊な能力や魔法を身に着けた生物の事を指す。


…実はこの学園の図書館にある本を読み漁っていたとき見つけたが、「魔法が使える人間は理性が有る人間だからこそ狂暴化していないだけで、人間の魔物なのではないか」という、焚書されたハズのちょーやばい本が残っていたり、エルフが持ってきたらしき第3次フォレイア到達探検隊の隊長の手記なんかが有ったりする。

この手記も大っぴらにされてないってことは、知ってちゃいけない類の物なのだろう。


手記によると、人間の国なんかよりよっぽどフォレイアはいいところらしく、他の隊員たちも中々幸せに暮らしているらしい。そもそも、書かれている日付に比べて、明らかに紙の状態が良すぎる。手触りも良いし。内容も含めて、エルフと人間では技術力の差がかなりあるようだ。


手記に描いてあったことを要約すると、第1次、第2次の探検隊は発見が遅れて全滅してしまったが、第3次からはエルフ側が保護するようになったらしい。エルフは代表12人で話し合って政策を決めるらしいけど、かなり人道的な様子。

人間の持っているエルフのイメージは冷静沈着でそっけないというものだけど、それは人間にいいように利用されないように代表たちが国を出るエルフにきちんと言い含めているからのようだ。


とまあ、色々と知らないことが描かれていて、中々面白かった。

その本はどうしたのかって?見つからないようにちゃんと書庫の奥深くに隠しておいた。学術的にも、歴史的にも、いつか絶対必要になると思うし、何より個人的に面白かったから、残しておいてほしい。



おっと、話が逸れた。

んで、その野外演習ではシュバルトの森で魔物と実際に戦うワケなんだが。野郎なんかはそりゃ、何匹魔物を倒せたかとかで競うわけですよ。俺は剣なんか習ってないし、魔法でも魔物を倒せないけど。


アインの事だから、絶対無茶するんだろうなあ…。で、目の前で怪我されてもそれのせいで帰るのが遅くなったり、「何で助けなかった!」とかうるさくなるから、いつでも助けに入れるようにしとかないと。


ま、助けたところで「あの程度俺でもなんとかできた!」とかうるさいんだろうけどさ。


…早く帰れる分助ける方が良い。俺の気分と胸クソと機嫌は悪くなるけど。そんなもん本読んだら直るだろ。




そんなことを考えながら、学園からアインたちの後について歩いていると、シュバルトの森に着いた。

人目が有るところじゃあ、流石に手は出してこないし、話しかけてもこないから、こっちとしても分かりやすくていい。


この森は、生息する魔物の強さ毎に、層が決められている。

今回俺たちが行くのは第4層。基本的に自分たちの学年と同じ層に行くんだけど、聖女とか貴公子なんかは飛び級扱いで結構な奥まで行ってるらしい。大変ごくろーなこってすね。


4層には、グリーンゲル、ブランチドール、フォレストラビ等、魔力を帯びた無機物の魔物、植物系の魔物、動物系の魔物と、多くの種類の魔物が生息している。

学園の教員からの援護無しで、純粋に生徒だけで魔物と戦うことになるのは今回の演習が初めてなので緊張する。なお、流石に命の危険が迫った時は教員が助けに入ってくれるので、その点は安心だ。


低学年の内は、班分けもなく大人数の集団で、教師が魔物と戦うところ見学したり、攻撃魔法を当てるだけだったりする。どちらもすぐそばに教師がついて、防御する魔法を使っているので危険はほとんどない。

アインのことだから、攻撃魔法ばかり使って防御の事なんか考えないだろう。しっかり見といてやらないとな。「なぜ4年生なのに教員と同じ心境なのか」とかいう事実はありません。ないったらない。


低学年が浅い層で留まって、俺たちが最後尾になった。

森は街より歩きづらいので、どうしても歩くスピードも遅くなり、余計につかれる。俺は運動が苦手なので結構キツイ。

アインはともかく、ガリとデブもヒイコラいってる。周りの木に分布する木の種類からして、もうすぐ第4層だ。頑張れ。お前らはそんなこと知らんだろうけど。



その後5分ほど歩いて、第四層にある大きな木の下の広場に一旦集まって、班ごとに解散した。

教員は一定の領域から生徒が出ないように、周辺を警戒しに行った。

アインは1番人とかち合わないであろう領域ギリギリのところまで来た。俺は何も言わずついてくだけだ。


アインは少し開けたところまでくると、何やら魔法を使い始めた。

お得意の火魔法だ。魔物も居ないのに何をしてるんだと思ったら、その辺の木とか地面に使い始めた。木が燃えたり、大きな音がしてとてもうるさい。何がしたいんだ…。

「これだけ目立てば、魔物も寄って来るだろう。後は迎え撃てばいいだけだ」

確かに少しはひらけているが、それでも魔法使いとして魔物と戦うには狭いように感じる。それに、これではどれだけの数の魔物が来るのか分からない。悪手にしか思えないのだが…。



1分もしない内に、茂みからグリーンゲルやブランチドールが現れ始めた。

アインたちは喜々としてそいつらに片っ端から攻撃魔法を放つ。

正面からグリーンゲルが粘液を飛ばしてくることもあるのだが、アインたちは一向に防御しようとしない


無茶をした割に、こちらに寄って来る魔物の数が少なすぎる。

不審に思ったが、すぐに理由に思いついた。生徒が領域から出ないように哨戒している教員が火の手や音に気付いて援護しているのだ。

表向き、ヤバくなるまで助けには入らないと言っていたので、俺たちには分からないところから援護してくれているのだろう。それに、俺たちは魔物とマトモにやりあうのは初めてだから、テンパって大きな音を出すなど目立つことをしてしまったのだと思ったのかもしれない。つまり、わざとじゃないから指導は後でもいい、と考えたと思われる。


でも、魔物の数が少ないことにアインが苛立っている。

余計なことはこれ以上しないでほしいのだが…。



「おい、何だよそれ」

アインが懐から何かの袋を取り出した。

俺の知識が正しければ、迷宮に潜ってる連中…今時の冒険者が、魔物の気を引くために使う魔物をおびき寄せる匂いを発する袋と似ているんだが。まっさかー、ねえ?

ガリとデブも若干怯えてるんだが…え、ほんとにそうだったりする?


「フン、庶民のくせにこんなことも知らんのか、無能め。」

袋の口を縛っていた紐を解きながら続ける。ここで、というかいつだろうが、俺が止めたとしても聞く耳を持たないので止めようとはしない。いやな予感はドンドコ上がってるけど…。

「これは冒険者共が使う、魔物をおびき寄せる為の匂いを発する袋だ。まあ、これは特別製でな。その辺に出回っているものよりもはるかに効果が高い。これならば、この私に恐れをなして近寄ってこない魔物どもも誘い出されるだろう」


「あっ」

思わず声が漏れる。だってこれ絶対アカンやつや…。

アインと取り巻きはハデな魔法が好きなんだろう、魔力の消費を抑えるとか、1人は新手に対応できるようにしておくとか、そんなことは考えず、むやみやたらに魔法を使っている。それに、1回魔法を使ってから、次に魔法を使えるまで15秒はかかっている。

これ以上の数と1度に交戦したら、近づかれる前に倒しきることはできない。無傷じゃあ済まないぞ…。


「ん?どうかしたのか」

「いや、なんでもないぞ」

「そうか、なら紛らわしいことをするんじゃない!」

また癇癪が…。コイツは俺が居なかったら結構な確率でやられてることに気が付いているのか?まあ、気付いてないだろうけど。

一応、結界は薄ーく張ることで、そこを通る「なにか」の存在を感知することができる。俺の技量はまだまだだが、それでも周囲の茂みから魔物が飛び出して来る前にその存在を感知することはできる。

教えてやらなければしゃべり続けているこいつ等は気付けないだろうし、よしんば気付けても攻撃することしか頭にないから、浅くはない傷を負っていることだろう。

これ以上巻き込まれたくねえなあ…。


「すまん、ちょっとトイレに行ってくる」

「チッ。その位管理しておけんのか、平民!お前などそのまま帰って来るな!」

言質ゲットー♪ラッキーだ。言われなくてもそのままアインたちが処理しきれない量の魔物に襲われて、教員に助けに入られるまでは帰ってこないつもりだったけど、言い分は多い方が良い。

しばらく待ってるか…。


最初に集合した広場近くの木の上に陣取る。4層にいる木の上まで来れる魔物はグリーンゲルくらいだし、そもそも頭上に注意している奴は少ないので気付かない。

暇なので本を読もう。図書室で借りた小さいサイズの魔物図鑑(シュバルトの森用)をポケットに入れて来たので、それを取り出す。何回か読んだけど、何回読んでも本はいい物だ。


30分くらい経っただろうか。木の下に人が立っている。

「おーい、クロム君。降りてきてー」

お、先生か。木の上から一息に地面に降りる。


「1人じゃ危ないよー。同じ班の人はどーしたのー?」

「あの…トイレに行った後にはぐれて…僕は一人では魔物に対処できないので、木の上に隠れてました」

「そー?クロム君と同じ班の子たち、危なくなってたから私たち先生で助けたんだよー?ちょうどいなくて、クロム君運が良かったね?」

ギクッ。

「じゃあ、アイン君のところまで送るから、ついてきてー」


この人は、一応俺のクラス担任のリコ・ビショップ。クラス担任と言っても、朝と帰る前に連絡事項を伝えに来たり、今回みたいな行事の時にクラスの生徒を監督するくらいのつながりだ。

しゃべり方とか、ちょっとカールのかかった髪の毛とか、身に纏う雰囲気がほんわかしているが、それに騙されてはいけない。

今のも「ちゃんと筋の通った言い訳位用意してるんだろうな?」という確認だ。自分たちでアインたちを助けておいて、まず「同じ班の人はどうした」と聞いてきたのはその為。

俺がめんどくさくて逃げたのはバレてると思った方がいい。いつもは結構どんくさいというか、天然さんだけど。実力はこの学園で教職についている時点でかなりのものだ。今みたいに、鋭いところもあるし。


一応、去年も担任だったから付き合い自体は長いし、色々と持ちつ持たれつやってきているので、今回は見逃してくれたと思った方が良いな。

…今度食堂の一番人気のケーキでも持っていこう。口止め料とかそういうのじゃないぞ?


アインと取り巻きは、服がボロボロになっている。今はケガをしていないようだが、服に血が付いたりしていないので治療されたワケでもないらしい。

あ、学年主任の先生が例の袋持ってる。こりゃ相当絞られるぞ…。


ありがたーいお話しが終わったのはそれから1時間後だった。

アインたちはもう、1時間立ち続けたのと、説教(ぐうの音も出ない正論)の雨あられで打ちのめされて、意気消沈、といった感じだ。

俺?俺は一応、先生からは不当に扱われたことが無い。だから今回俺は無関係、というか俺には貴族を止められなかったと察してくれて、アインたちからは見えない位置で説教されたことになっている。


本当は携帯食代わりにリコ先生が持ってたキャラメルをつまみながら、俺が持ってきた魔物図鑑を挟んで魔物の生態クイズで盛り上がってた。

先生たちは貴族出身でも俺の事差別したりしないし、貴族の生徒は怖がってあまり話しかけないけど俺程度の知識を持ってると結構色々と話せる良い話し相手にもなってくれる。

更に、「俺も別行動中に魔物に襲われて怪我しちゃったよー」感を出すために、小規模な魔法でキャラメルを粉末にして、焦がして、いかにも「服が焦げちゃったー」な感じになる所々黒ずんだ茶色い被膜を作ってくれた。

更に、貼り付ける方の面に水魔法で特殊な水の膜を作って、剥がれにくいけどスライドさせると剥がしやすくなるようにしてある。これは制服を使いまわせる状態で偽装するための小道具だ。先生たちも税金を大量に使うのはダメだって思ってるようで良かった。てか、それが当たり前。




とまあ、俺は無事(?)ケーキだけで魔物からの襲撃を切り抜けることが出来たわけだが。

その後俺はアインたちと合流して、一足先に学園に帰らされることになった。


本当は正午に昼食(携帯食料と水の配布)を食べてから3時間ほど演習を続けたあと全員で帰るのだが、アインが使った袋のせいでかなり遠くの魔物までおびき寄せてしまい、必然的に教員の手が足りなくなってしまったので、掛けた迷惑があまりにも大きいという事でそのままアインたちは今日から自宅謹慎ということになった。…と言っても全寮制なので学園からしたらすぐそこなのだが。

俺も謹慎するように言われたが、魔法の知識については教員から心配されない程度には持っているし、実技も週2で放課後にリコ先生とかに見てもらっているのが1週間ぶっ通しになるだけだ。授業が無い分、楽とも言える。

これは同じ班の貴族の生徒が謹慎になったのに平民がなっていなければ外野がうるさかったりするのが一つと、もう一つは災難に巻き込まれた俺へのご褒美替わりに少し休ませてやろうというのもある。普段の俺の扱いは、教員の間ではそこそこ知られているらしい。今回の事で奨学金が止まることは無いらしいので、そこは安心だ。


本当は教員を付けるところなのだろうが、人手が足りないこと、道中の一応の安全は確保されていることから、俺たちだけで帰ることになった。

俺が3人の後について歩いていると、不意にアインが振り返った。

なんだ?


「オイ、平民…。貴様、なぜそうも平気そうにしているのだ?」

?なにもおかしいところは無い。普通に歩いているだけだ。

「なぜ謹慎処分を喰らっておいて平気な顔をしているのだと聞いている!」

んなこと言われてもなあ…。

「謹慎期間中でも奨学金は貰えるらしいし、勉強は大丈夫だし、実技は放課後に見てもらえる事になってるし。騒ぐ程の事じゃないだろ?」

むしろ学校行く必要なくて嬉しいまである。おっと、ちょっと顔がニヤけた。

「貴様!これでは、この私の経歴に傷が付いたも同然なのだぞ!それを笑いおって…!」

自業自得じゃん。「自業自得じゃん。俺には関係ないし」

あ、思ってる事そのまま言っちゃった…。


アインは一瞬何を言われたか分からなかったみたいな顔をしたと思ったら、俯いて小刻みに震えだした。

「お、おい…。大丈夫か?」

「大丈夫…?大丈夫か、だと…?」

顔をガバッと上げたかと思ったら、その顔は真っ赤だった。しかも、すごい剣幕だ。

「貴様が!貴様さえいなければ!」

凄い剣幕。いつもよりも酷くなるかもしんない。めんどくさ…。

「おい、やれ!この平民に身の程というものを思い知らせてやるのだ!」

アインの剣幕に釣られて、ガリとデブも魔法を唱え始めた。


目の前には火の玉、風の玉、土の玉。いつもアインたちが俺に使ってくる魔法だが、アインのはいつものより2回りほどデカいし、いつもは順番に当ててくるだけで同時に攻撃されたことはなかった。

これヤバい気がするんだが。


そんなことはお構いなしに、一斉に俺に向かって3属性の玉が向かってくる。俺は、俺が出来る最大の硬さの結界を出した。それしかできないからな。

まあ、そんなものはどう考えても破られるわけで。


土の塊が一番にぶつかって細かい破片になった。全身に土が叩き付けられて、鈍痛が走る。次に、ほぼ同時に火の玉と風の玉がぶつかって来た。その瞬間には、俺は吹き飛ばされていた。視界はグルグル回って、何が何だか分からない。

全身が何か固いものに打ち付けられて、意識がぼんやりしてきた。






…頭も一緒に打ったか…これ…。

額の辺りを触ると、ぬるりとした感触がした。血かな?真っ赤だ…。


誰かがなんか言ってる気がするが、よくわからない…。


制服、結局ダメにしちゃったな…リコ先生、すいません…。




死ぬのはまだ、嫌だな…。




最後にそんなことを思って、俺は意識を手放した。

ネーミングは結構思いつき。

シュバルト→シュバルツバルト(ドイツ語で黒い森)→縮めてシュバルト

フォレイア→エルフが住んでる+森=エルフ「耳」+森=フォレスト(英語で森)+イアー(英語で耳)=フォレイア


こんな感じです。

リコ先生はレギュラーになる…予定だあああ!(○会のCM並感)

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