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真と嘘クラス -41人のデスゲーム-  作者: 七原 秋也
第4章 ゲーム終盤戦
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疑惑 の 電信

「メールが来ている」


修也はメールボックスから送信者不明のメールを開いた。


《このメールは主権者の私が生き残っている皆に送っている。今からメールを口に出して読むな。

 そしてこれから出すルールを破れば即死刑を言い渡す。

 今からゲームをする。棄権は死に繋がる。それぞれ違う1文字のスペルを言う。この画面を他人 んに見せたら即死刑。尚、このメールは破棄しても構わない。

 1番最初に9文字を組み合わせた言葉を言えた者が生き残りとなり、それ以外は死刑。

 ▼ここからはそれぞれメールの内容が異なっています。▼

 道原修也 ― が》


メールを読み終えた修也は即このメールを破棄した。


「皆今すぐメールを破棄するんだ。スペルは一応覚えておいて」


持っていても有利にならないと分かっているので皆メールを削除した。

修也は頭を抱えた。取り乱れる可能性がある。途端案の野村健が立ち上がった。


「俺は1人で行動する。俺に近づいたら女子でも殺すからな」


そう言うと興子の傍にある銃を手に取り、黒板の前まで行ってしまった。

重い沈黙が流れる。


「信二、俺と行動しよう。お前なら今は信頼できるしスペル教える。だから―」


龍太が突然言ったのだ。信二は迷わず首を横に振った。


「悪いが女子を捨てるわけにはいかない。それに修也もいる。悪いな・・・」


龍太はとぼとぼ少し輪から離れた位置で座り込んだ。

このまま何もしないと危機的増強に陥る。修也は立ち上がった。


「確かに集団で行動するのは危ないかもしれない。だから2、3人のペアを作る。えーっと、

信二と美香ペア、伸介と恵と香織ペア、そして俺と理恵ペアだ。適当に散らばろう」


「まって」


香織が座りながら言った。


「ペアに分かれてどうするの?」


曖昧な答えになってしまった。


「集団でいることが何かあったらまずいからとりあえずって事で・・・悪いかな」


香織は龍太とは反対の方角の廊下側の隅に行った。


「私も1人で行動する」


修也は分かったと呟き、理恵の手を取って輪から少し離れた。

そして小声で言った。


「俺のスペルは『が』だ。教えたくなかったら教えなくていいよ」


しかし理恵はすぐに言った。


「『り』だった。ねえ修也君。どうなっちゃうのかな?」


修也は手をさらに強く握った。守ってやると。

『が』と『り』の2文字があり、9文字の言葉なんて到底分かるはずがない。分かったとしても口にしたら他の人は死ぬ。一体どうすれば・・・。


すると信二と美香がこちらに近づいてきた。信二なら信用できるが、後ろに伸介ペアが付いていた事に気づき、1歩下がった。


「俺たちならお互い信用できると思うんだ。だから6人で力を合わせないか」


信二が提案を出した。修也は理恵の顔を見ると、理恵は頷いた。


「分かった。ありがとうな信二」


信頼できるメンツが揃った。すると伸介がノートを取ると言って、自分机に向かって言った。

その間も話し合いを進めていった。


「俺は皆を信用してるから言う。俺は『ま』皆分かった瞬間は絶対に口にしないで伸介が持ってくるノートに示すんだ。裏切りはいない。俺が保障する」


パン。


銃音が響いた。無意識的に音がした方を見る。もちろん現在銃を所持している前方の健だ。


伸介が被弾していた。撃たれた胸を抑えて右手で健の方向に伸ばしているが、近くにあった清史の死体の上にゆっくり倒れた。繋がれていた清史と愛子の手はその衝撃で離れた。


修也は目を見開いた。











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