魔法使いの旅行方(1)
ゴースト生物と定義するその生物群は、それが一系統にまとめられるのか、それとも複数の系統から独自に進化したものかはわからないが、確かに存在する。
目撃情報についても、昔話や伝承の中にひっそりと、架空のものとして扱われながら、しかし確かに存在していた。
そんなゴーストの存在には精神が深く関わっていると断言できる。ゴースト同様、精神に関わる魔法もだ。
それはつまり―――
「ちょっとー。クルトくーん。何やってるんですかー」
つまり、ゴースト研究は魔法技術の発展に大きく関わるものであって―――
「さっきから忙しそうに紙にペンを走らせてー。わたしの話くらい聞いてくださいよー」
延いては…国家に対する………利益に……も……
「クルトくーん。聞いてますかー」
「ああ! もう! さっきから何!? 人が集中して手紙を書いてるのに、横からベラベラと!」
クルトは椅子に座りながら、目の前の机を手のひらで叩く。しかし残念ながら音はそれ程鳴らず、ただ手のひらが痛くなっただけで終わる。
「書いてたのは手紙だったんですかー。どうしてまた、こんなところでー」
飄々とクルトの怒鳴り声を無視して話しかけてくるのは、彼の魔法使いとしての先輩であるルーナだった。
ちなみにこんなところとは、オーゼ教室の教室内だ。
「こんなところって………別に手紙を書いたところで、変じゃない場所だと思うけど。一応、魔法研究関係の手紙なんだからさ」
「魔法研究の……ふむふむ」
いつの間にかルーナはクルトが書いていた手紙を持っており、執筆途中のそれを読み始めた。
「ちょ、ちょっと、勝手にそんな!」
なんとかルーナから手紙を取り返そうとするも、上手く避けられてしまい、彼女が手紙をすべて読むまで、クルトの手に戻ることはなかった。
「何を言いたいのかはすぐにわかる手紙ですねー」
手紙を読み終えたルーナは、そんな感想をクルトへ述べる。
「何を言いたいかって、内容は途中までしか書いてないでしょ?」
取り戻した手紙をもう一度奪われないよう懐に抱えながら、クルトは尋ねる。
「だってぇ、自分の魔法研究は重要だからー、研究費が欲しいって繋がるんですよねー」
「な、なんでそれを………」
この手紙は、クルトの研究を後援してくれている貴族へと送る手紙だ。内容は、クルトが行っている魔法研究の内容と、それに見合った研究費の要請と言ったところである。
しかし、その要請部分はまだ書いていないのであるが。
「文中に国家の利益や社会貢献とかの言葉が多用されてますからー。要するにこいつ金が欲しいんだなって、すぐにわかっちゃいますよねー」
なかなかに辛辣だ。しかし真実でもあるので、ぐうの音も出ない。
「急な出費があって、金銭面がきついんだよね。貰えるのなら貰っておきたいというか………」
最近では昼食もできる限り抜いていたりする。そうしなければ、借りている部屋の部屋代が払えないからだ。
「あれ? 遊覧船の船賃は事故があったから返ってくるはずじゃあないんですかー?」
どうしてこの人は他人の財布事情や近況を知っているのだろうか。先日、遊覧船に乗ったことや、そこで遭難したことまで知っている。その船賃が、クルトの生活を圧迫しているということも。いや、世間話で話す自分が悪いのはわかっているのだが。
「船賃はさあ、一番安い物を買ったわけなんだよ。それでも、僕みたいな学生にとっては割高だけどさ。そうして、他とは内容がそれ程変わらないのに、どうして船賃が安いのかと言えば………」
「なるほどー。万が一の保障みたいなのが全部省かれた物だったからですねー。つまり、事故にもあって代金も返ってことないから踏んだり蹴ったりだったとー」
まあ、当初の目的であった研究対象の発見というのは達成できたから、まるっきり無駄とは言えないが、出費がかさむ話ではあった。
「生活費がさあ、結構キツいんだよねえ。なんとかならないものかと。この手紙、研究内容の定期報告で、必ず出さなきゃならないものだから、ついでにもうちょっと後援費に手心を加えて貰いたいという文面を添えて出すつもりなんだ」
そうしてその後援費がクルトの生活費に周る可能性もある。不義理な話だが、世の中そんなものだったりする。
「ええー、それは無理なんじゃないですかー。余程の発見が無い限り研究費用の格上げなんて、適当にはぐらかされて現状維持になるのがオチですよー」
「やっぱり?」
クルトの研究を後援してくれている貴族は、マジクト国でも一、二を争う程の大貴族であるが、有能な権力者の特徴に漏れず、金銭面の管理が厳しい。
正当に評価はしてくれるだろうが、遊覧船での発見程度では研究費を貰うのは無理だろう。
「無理ですねー。諦めて暫く質素な生活をするか、仕事を探せば良いんじゃないですかー。生徒組合は、お金に困った生徒さんに仕事をいつでも紹介していますよー」
すでにこちらが知っていることを伝えてくるルーナ。嫌味だろうか。クルトだって生徒組合の事務員である。
「なんだかなあ。一応、基礎的な魔法は使えるわけだし、仕事を探すのもアリと言えばアリだけど………」
ただ生徒組合で探すのは癪なので、魔法大学が紹介している仕事を探すつもりだ。
「頑張ってくださいねー」
他人ごとだと思って軽く返してくる。遊覧船へ乗る様にクルトへ勧めたのは、確か彼女の妹だったはずだ。
「ううーん。仕事をするにしても、短期間でできるものが良いけどなあ」
今度は当面の金銭確保に頭を悩ませるクルト。教室で悩んでいると、教室の入口が開いた。
「先生?」
オーゼ教室にやってくる人物と言えば、魔法大学内では生徒であるクルトとルーナを除き、教師のオーゼくらいである。
「おっと、勘違いさせて申し訳ないが、違う」
入ってきたのは壮年の男だった。髪を短く切り揃え、服装も小奇麗な礼服だ。大凡、魔法使いらしくない姿をしている人物だが、クルトはこの人物を知っていた。
「大学長! どうしてこんなところに?」
男の名前はファイム・プリューニ。クルト達が在籍する、マジクト国魔法大学の大学長だった。遠巻きにという言葉が付くものの、クルトは何度か見たことがある。
「ここは……オーゼ教室で良いのかい? そして君はそこの生徒」
「え、ええ。そうですけど」
クルトは戸惑う。大学長の名の通り、彼は大学内で一番の地位に立つ人物だ。わざわざ自分から特定の教室に足を運ぶことは殆ど無い。用が有るのなら秘書に呼び出させれば良いのだから。
「おや、君は確か生徒組合の……」
ファイムはクルトからルーナへと目線を写した。
「わたしのことを知っているんですかー?」
「生徒のことはできるだけ覚えておく様に心掛けていてね。特定の教室に属さず、数少ない生徒組合の事務員をしている特徴的な生徒なら、当然知っているさ。名前はルーナだったかな?」
「そうです! 正解でーす!」
嬉しそうに笑うルーナだが、覚えられている特徴は、それ程嬉しい内容だろうか?
「ここにいるということは、もしかして、今はオーゼ教室の生徒をしている?」
「はいー。今年の4月からですけどー」
「そうかそうか。いや、生徒なら、どこかの教室に属して勉学に励んだ方が良い。素晴らしい判断だよ」
笑みを浮かべるファイム。どこか嘘臭く見えるが、ある程度の権力を持っている人間は、みんなそんな笑顔だ。だから本心からの笑顔である可能性だってある。
「それで、この教室にどんな用ですか?」
まさか、暇つぶしで来る様な場所でもあるまい。
「ああ、そうだった。君たち、オーゼ教師がどこにいるか知っているかい? 研究室に行ったんだが、どうにも留守で」
どうやらファイムは、オーゼ師に用があったらしい。それでも大学長が自分から一教師の研究室に向かうのは、少し珍しい。
「先生なら、今は大学外に出てますけど。帰ってくるのは、1週間後くらいだって聞いてます」
クルトの師であるオーゼは、大学外へ出かけることが多い教師だ。生徒の授業だって十分に行わない。
「そうか……まいったな。用を頼める教師と言ったら、彼くらいだったんだが………」
顎に手を当てて、悩むファイム。しかしいくら悩んだところで、大学外のオーゼ師に頼みが届くことはない。
「先生に何を頼むつもりだったんですか? 多分、別の人に頼んだ方が良いとは思いますが」
連絡を取ろうにも、オーゼ師の旅先は良く変わることが多く、それを調べる時間だって掛かる。
「そうか……。いや、しかし、他に頼むというのも……」
「良ければ内容を教えて貰えませんかー? もしかしたら、万が一にでも何かできるかもしれませんしー」
悩むファイムを見て、じれったく感じたのかルーナが提案する。
「そう複雑な仕事でもないんだよ。まあ要するに大学外での会合があって、そこへ大学としての代表者を送りたいという話なんだ。僕の予定が空いていればそれで良かったんだが………」
残念ながら職務が重なり出席できないという奴か。大学長から教師へ、代理人の依頼というわけだ。良くある話である。
「代理の先生が必要なんでしたら、それこそ他の先生に頼めば良いじゃないですか。オーゼ先生以外に幾らでもいますよ?」
代理人がいないから出席できないなんて、笑い話にもならない。いつでも用意できるからこその代理なのだから。
「それもそうなんだが、場所が場所でね。それに、私が仕事を頼める人間も限られているというか……いや、生徒に話す内容じゃあないな、これは」
口を閉じるファイム。だが、何を言いたかったかについては、クルトだって感づいている。派閥の問題だ。
組織には必ず付き物の対立関係であるが、当然、魔法大学にもそれは存在する。大凡は研究内容や各教室の能力差によって生まれる対立なのだが、このファイム大学長の場合は少し違った構造ができる。魔法使いとそうでないものとの対立だった。
「私が自分の仕事を他人に押し付けると、それで文句を言う人間が少なからずいてね、適正な相手に代理を頼みたいんだよ。その一人がオーゼ教師だったんだが」
大学長ファイム・プリューニは魔法使いではない。まったく魔法の才が無いわけではないのだが、技術的な面を見れば、クルトよりも劣る。小さな火を起こすのが精一杯というありさまだ。そんな人物なので、事務仕事を十分に行っていないと、何もできない無能という悪評がどこからか立つ。
何故、そんな人間が魔法大学の大学長という地位にいるのかと言えば、アシュル国の魔法大学が、貴族議会の直下に位置する組織だからだ。大学は議会のためにあるのであって、魔法使いのためにあるのではない。そういう理屈から、大学長は数ある貴族の内から選定される。時には魔法知識に疎い人物が大学長になることも、度々あった。ファイムもそうした類の大学長だ。
ただ、大学内に味方がいないかと言えばそうでもなく、大学の事務員などは非魔法使いが多く、大学長側の派閥と言える。上層部である貴族議会にも当然、彼を支援する人間は多数いる。魔法使いがしたがらない様な仕事でも、大学の機構を維持するためのものなら、大学長が直々に行うというのもあって、魔法使い達の中でも、まったく支持されていないという人物でもない。
ただし、教師達の印象は悪いはずだ。彼らは生粋の魔法使い的考えの人物が多いから。
「うちの先生は、そんなに便利ですかね?」
教師が現大学長を疎んじている中で、オーゼ師を頼るというのはおかしな話に思える。教師側の悪感情と同様に、大学長側から見た教師達の印象も、決して良いものではないはずだろう。
「彼については、むしろこちらが恩を感じるくらいだよ。誰もしたがらない仕事を、いつも買って出てくれる」
なるほど。オーゼ師の研究、いや研究というのかどうかも怪しいが、彼の仕事は、教師職以外に、大学外の魔法使いの研究内容を大学内へと伝えるというものがある。交渉から泥棒紛いのことまでしているらしく、要するに汚れ仕事をしている。それが大学側にとっては感謝してもしきれない話なのだろう。
まあ、本人が自分の趣味でしているということがバレていなければの話だが。
「だから、今回も先生にそういう仕事を?」
「いや、どちらかと言えば、大学外に良く出ている経験と、ある程度の交渉ができる点から彼を代理に選んだんだ。そう何もかもをやって貰うのなら、僕の役目なんて無くなってしまうからね」
暗に普段は厄介な仕事を頼んでいることを認めている。結構、いい加減な師であるが、あれはあれで苦労しているのかもしれない。
「でもー、どうしたっていない人はいませんからねー。別の人を探すべきですよー」
当たり前のことをルーナは話すが、彼女が話すと茶化されている様に聞こえるのはどうしてだろう。
「そうだね……。しかし馬鹿みたいな話だね、代理の代わりを探すというのは」
肩を竦めるファイムだが、何故か絵になる姿をしている。紳士的な姿が染みついているからか。
「オーゼ先生の代わりならー、わたし、心当たりが有りますよー」
すかさずルーナが話を続ける。どうにも代わりを提案するために、オーゼ師以外の人物を探す様にしむけたのではと勘繰ってしまう。それくらいに話の展開が素早い。
「ほう。良ければ紹介してくれないかな。猫の手と言えば失礼だろうが、とにかく助けが欲しいところなんだ」
仰々しく身振り手振りを交えながら、ファイムは話す。癖になっているのだろう。しかし相手がクルトやルーナなので、どうにも馬鹿にされている様に見える。
「ふふふー。オーゼ先生が大学にいない以上、その代わりを務めるのは、なんと言っても愛弟子の一人。このクルトくんが、見事にお仕事を完遂してみせるでしょう」
ルーナが指先をこちらに向ける。
「え?」
ルーナの言葉に、真っ先に疑問符を浮かべるのはクルトだった。
「ちょっと、なんで僕が先生の代わりなのさ」
悪いがクルトは、大学長に頼みごとを言われる様な立場ではない。
「ほう。君がオーゼ教師の代わりを………」
「いや、ちょっと、この人が勝手に言っているだけですから」
ルーナの言葉を訂正しようとするものの、ファイムの視線はクルトへ向かう。
「いや、クルト君と言ったか。聞いたことがあるぞ。なんでも騎士団員や王家を相手に何度か対等の交渉をやってのけたそうじゃないか。それに、オーゼ教師の生徒をしている以上、ある程度旅慣れているんだろう?」
自分の評価に対して、妙な噂が飛び交っている様子である。そりゃあ他の生徒よりも変わった経験をしているが、あくまでクルトは魔法大学の生徒のさらに一人でしかない。
「何を考えているのかは、あえて知らない振りをしますけど、僕なんかは大学長の助けになったりはしませんからね? そもそも大学長の代わりなんてできるわけがないです」
余計な仕事はもうたくさんだ。金銭面が裕福になるというのなら、考えないでもないが。
「よし、今回の会合には、出席者に大学側から一応の報酬が出る。大学長の私が大学から金銭を貰うのはどうかと思うので、代理人の君にすべてを渡すという契約でどうだ?」
「ええ、考えてみる気にはなりますね。話を聞かせてくれませんか?」
背に腹は代えられない。真理である。
どうにも誰かの意思が介在しているとしか思えない展開の早さだ。具体的に言えば、ルーナと大学長に嵌められたのではないかと思える。
まあ、さすがに偶然が重なった結果だとは思うが、まさか突然、マジクト国から出ることになるとは思ってもみなかった。
「外国に行くことになるなんて……。旅費は大学が出してくれるとは言え、ちょっと抵抗があるよね」
明るい陽射しが照りつける船の上。クルトは他国へと向かう海路を見ながら、溜息を吐く。
なるほど、出向く先がマジクト国内でないのなら、代理人も選ばなければならないだろう。旅行の経験が無ければ、なかなかに辛い旅路になるはずだから。
旅路と言えば、フォース大陸での遠距離旅行は常に船旅だ。その名の通り、4つの国家が存在するフォース大陸であるが、それぞれの国の位置は東西南北と分かれている。大陸沿岸を船によって移動するのが、他国へと渡る一番の近道になる。
「抵抗と言えば、船に乗るっていうのもちょっとね………。前に事故に遭ったばかりだし」
大陸沿岸を移動する以上、船からは常にフォース大陸が見えている。それが唯一の安心材料なのだが、足場がしっかりとしていない気がして、クルトは不安になっていた。軽いトラウマだ。
「大丈夫、距離的にカガ国が一番アシュルに近い国なんだ………。すぐに船旅は終わるさ」
自分で自分を勇気づけながら、クルトは船の縁からフォース大陸を見る。そろそろ国境線を越えただろうか。
クルトが向かうカガ国は、マジクト国の北側に位置する国だ。フォース大陸北方部分を支配する国でもある。マジクト国の様な王を頂点とした支配構造とは少し違い、幾つかの権力を持った家が、その権力を分割して統治する寡頭制を敷いている。
マジクト国との関係で言えば、良くも無く悪くも無い。国境付近では隣国らしく、小さな諍いはあるものの、多数の人間は別々の場所に住む他人という印象であった。
「それにしても、初めてマジクト国を出るんだよなあ。旅の準備、十分にできてるかな?」
不安と期待が入り混じる心情で、クルトは自分の立場を確認する。
今、自分はマジクト国からカガ国へと船で向かっている。その目的は、マジクト国魔法大学の代表者として、カガ国に存在する魔法使いを集めた組織と接触すること。
具体的には、カガ国には魔法使い達がその知識を共有する互助組織が幾つかあるらしく、それらと魔法大学の間で、ある程度の友好関係を築こうというのが目的である。
「既にどの町のどういう組織に向かうかは、決まってあるというのは幸いだね。僕はただ出向いて、握手や挨拶をすればそれで終わる」
一生徒に任せる様な仕事なので、細かな駆け引きは必要ない。友好関係というのは、相手のことを何も知らない状況から、お互い自己紹介をすることから始まるのであり、クルトがするのはそういう仕事だ。
「ただ、幾つかの町を周らないといけないから、労力と時間は掛かるんだよね。そりゃあ大学長も、代理に任せようとするさ」
カガ国にはマジクト国の魔法大学の様な、大きな魔法使いの組織が存在しない。そういう場合、中心となる組織が無いことにもなるため、魔法使い達は分散して国中に組織を作ることになる。知識の共有は必要だが、わざわざ遠くへ出向いてまでする必要はないという考えが蔓延した結果だ。
「確か、ええっと、小さいところだと、数人単位の組織もあるんだっけ? 魔法使いサークルってところだね」
カガ国のことや、今回の仕事に必要な情報をまとめた資料を、クルトは見る。元々は大学長のために用意されたものだけあって、非常に分かりやすい。気の利かない連中が集まるあの魔法大学で、いったい誰が作ったのだろう。
「まずはこの船が着く予定のハイパインって町からか………。結構大きな町らしいし、魔法使いサークルも、それなりのものだと良いんだけどさ」
船からの景色を眺めながらクルトは呟く。船が目的地に着いたのは、それからさらに一夜明けた朝のことだった。




