夜のおかしらつき 第2回放送
「はい、みなさまこんばんわー
「「ケモ耳ジャンアンツの夜のおかしらつきー!」」
ホーンラビット西です。よろしゅうに。」
「オーク村山でーす。よろしゅうにー」
「いやいや大変なことになったで。
もう大反響!みなさん言っておきますがヤラセではございません。」
「ほんと、アレはマジですねん。」
「リスナーからお便りが来ております。
えー、ゲリピーナツさんから「オーク村山さんはその後、美人幽霊さんとムフフな生活を送られているのでしょうか?」
俺も知りたい。ムラやんあの後、彼女とどうなん?」
「いや、居らないから。
いや居るのか、居ると思うけど見えんし話さへんし気配感じひん。
一応、酒はお供えしとるよ。
兄ちゃんに聞いたらハイボールよく飲んでたいうんでそれをな。」
「その兄ちゃんにもお便り来てまーす。
僕にはきっと来ないさんから「元ヤンのお兄さんは隣のお姉さんが好きでしたか?」
えっと、元ヤンのお兄さんは一般の方なのでプライベートは…
って、ムラやん、どやったん?兄ちゃんと話したんやろ?」
「たぶん聞かれる思うたから聞いてきたわ。
好きまではいってへんかったけど声はかけるつもりやったらしい。
でも生前はレアキャラ状態でタイミングがないままああなってしもうたって言うてたで。
前回放送でフラれたのマジで落ち込んでてびっくりしたわ。」
「なるほどなー
兄ちゃんにも幸せが訪れるとええなー
って、誰も幸せになってへんがな!
あかん、幽霊さんが普通すぎておかしなってる!
コーナーいこコーナー。」
「今夜のゲストは誰や?ニシやんの母ちゃんか?」
「母ちゃん殺すなや。生きとるで。
今夜のゲストは元キングボンビーズ子安や。」
「はあ?京極くんはそれでええのん?…ええのか。
ならええか。」
「リスナーには説明が必要やな。
キングボンビーズ子安は前回もここにおった放送作家の京極の相方で昨年不慮の事故でお亡くなりになったんや。
それまではムラやんのあの部屋に居候しとったという関係性や。
ムラやん、随分可愛がってたもんな。」
「まあな、でも子安はほんまに貧乏やったから面倒みてやってたんや。」
「京極とはちょっと壁があるよな?」
「京極くんはいいとこの子でタワマンで一人暮らししとるから面倒みなくてえんや。
よう部屋にネタ合わせに来てたで。
タワマンだと下界を見下ろす視点になってネタ書いても面白ない言うてな。
素直な子やけど手に余るわ。」
「京極、タワマンに住んどんのかい!
なんでムラやんが京極だけくん付けで呼んでんのか今知ったわ。」
「京極くんはクセが強いがいいやつなんやで。
子安が亡くなってもキングボンビーズは解散しないでいるんや。
アイツが来てくれるとええなあ。」
「ではそろそろお呼びしましょうか。
ほな、いくで〜」
「「キングボンビーズ子安さん、いらっしゃ〜い!」」