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ほおずき姫〈new〉  作者: 佐田くじら
宰相の語る物語
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10/10

宰相の後悔

これで多分完結です。

よろしくお願い致します。

あれから僕は色々と手を回した。


勿論、彼女を処刑するつもりなど毛頭もないが。


既に、ダンスパーティーの招待状は、各方向に出した。


その招待状に、終止符をうつことも仄めかした。


彼女の母に似た協力者も用意した。


これで良い、あとは彼女を口説くだけだ。


限界の近い姫様の心を、僕が救い出して見せよう…。





…こうして、あの事件は起きた。


この事件が国を平和に導いたのは、間違いない。


しかし、僕が情に棹さして彼女を助けたことが正しかったのかは、分からない。

彼女は、長い時間がたった今でも王を断罪する夢を見るという。


親を殺すことは、そう生半可なことじゃない。

彼女はあのとき、心が麻痺していたのかもしれない。


しかし、後悔したとしても、もう引き返せない。

大義と引き換えに、僕らは大事なものを失った。


僕は後悔はしていない。

彼女が手に入れられたのだから。

彼女はどうだろう。




かつて、偽りの姫と呼ばれた、あの情深いほおずき姫は…。

話が上手くまとめられませんでしたが、良い経験になりました。

よろしければ、短編のほうも読んでみて下さい。

ありがとうございました。

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