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宰相の後悔
これで多分完結です。
よろしくお願い致します。
あれから僕は色々と手を回した。
勿論、彼女を処刑するつもりなど毛頭もないが。
既に、ダンスパーティーの招待状は、各方向に出した。
その招待状に、終止符をうつことも仄めかした。
彼女の母に似た協力者も用意した。
これで良い、あとは彼女を口説くだけだ。
限界の近い姫様の心を、僕が救い出して見せよう…。
…こうして、あの事件は起きた。
この事件が国を平和に導いたのは、間違いない。
しかし、僕が情に棹さして彼女を助けたことが正しかったのかは、分からない。
彼女は、長い時間がたった今でも王を断罪する夢を見るという。
親を殺すことは、そう生半可なことじゃない。
彼女はあのとき、心が麻痺していたのかもしれない。
しかし、後悔したとしても、もう引き返せない。
大義と引き換えに、僕らは大事なものを失った。
僕は後悔はしていない。
彼女が手に入れられたのだから。
彼女はどうだろう。
かつて、偽りの姫と呼ばれた、あの情深いほおずき姫は…。
話が上手くまとめられませんでしたが、良い経験になりました。
よろしければ、短編のほうも読んでみて下さい。
ありがとうございました。




