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200字小説

【200文字】気が付く人

作者: ひのた

「あのさ、さっきも言っただろ。人数分持って来いって」

「すみません」

「まったく。余った分は処分しとけよ」

「はい……」

 最近俺の部署に配属された新人は使えない。

 書類を用意すると一部多く、お茶を出させると一人分多い。いつも余分に持ってくる。

 今回も会議室にいる人数分持って来いと言ったが三部余計に持ってきた。

 別の会議の日、俺と新人だけのはずだが。


「何で一余分に持ってきたんだ」

「見分けがつかないんです」

 ……は?

新人に霊感があり、幽霊に「気が付く」という意味です。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ひのたさん、こんばんは!幽霊が見える体質。たまに聞いたりしますが、大変なんだろうなぁと思えるお話でした。
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