またの図書館。 ともしび。 作者: caem 掲載日:2024/01/31 寂しくなった街中を歩く 暗やみが増えてきている 本来なら、そうなんでしょう 月明りを頼りにしています その、ともしびだけを 頼りにしている、一人きりの帰り道 裸足になって、いくつも歩いて 薄っぺらい、上着をまとい もう失くなってしまった 我が家を探して、ただひたすらに あのビカっと光った、あの日から ずっと探していましたよ 防空壕を目指してから、たったひとりで、闘っていましたよ 焼夷弾が、降り注ぐなか あれは 記念日ではないと