ともしび。
寂しくなった街中を歩く 暗やみが増えてきている
本来なら、そうなんでしょう 月明りを頼りにしています
その、ともしびだけを 頼りにしている、一人きりの帰り道
裸足になって、いくつも歩いて 薄っぺらい、上着をまとい
もう失くなってしまった 我が家を探して、ただひたすらに
あのビカっと光った、あの日から ずっと探していましたよ
防空壕を目指してから、たったひとりで、闘っていましたよ
焼夷弾が、降り注ぐなか あれは 記念日ではないと
寂しくなった街中を歩く 暗やみが増えてきている
本来なら、そうなんでしょう 月明りを頼りにしています
その、ともしびだけを 頼りにしている、一人きりの帰り道
裸足になって、いくつも歩いて 薄っぺらい、上着をまとい
もう失くなってしまった 我が家を探して、ただひたすらに
あのビカっと光った、あの日から ずっと探していましたよ
防空壕を目指してから、たったひとりで、闘っていましたよ
焼夷弾が、降り注ぐなか あれは 記念日ではないと
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