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またの図書館。

ともしび。

作者: caem


 寂しくなった街中を歩く 暗やみが増えてきている


 本来なら、そうなんでしょう 月明りを頼りにしています


 その、ともしびだけを 頼りにしている、一人きりの帰り道


 裸足になって、いくつも歩いて 薄っぺらい、上着をまとい


 もう失くなってしまった 我が家を探して、ただひたすらに


 あのビカっと光った、あの日から ずっと探していましたよ


 防空壕を目指してから、たったひとりで、闘っていましたよ


 焼夷弾が、降り注ぐなか あれは 記念日ではないと



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