領地に行ってみよう!
遅くなりました。
ごめんなさいm(_ _;)m
次の日
「うわ〜陛下から聞いた通りだけど広いな〜」
現在僕は領地の上空にいて今屋敷に向かっている。
「おっ、屋敷が見えてきた。でかいな〜」
この領地は元々公爵家が使っていたらしくその屋敷も当然のように大きかった。
「ここまで広いと使いづらいな…」
ちなみになんで公爵の住んでいた屋敷になったかというとハレクが陛下に
「ここにしてください!」
と言ったかららしい。
(王様、息子に甘過ぎないか?というかここ王都から一番近いんだよなぁ。絶対ハレク来る気だな)
そんな事を思っいながら魔法で屋敷中掃除していると外に王家の馬車が止まっていた。
(ほんとに来た)
とりあえず迎えに行った。
「やあ、来ると思ってたよ」
「やっぱりバレててたか」
「当たり前だよ。ところで何しに来たんだ?」
「なに、様子を見に来ただけだ」
「そなのか。まあとりあえず中に入らないか?」
「そうだな」
屋敷内
「おお、なんか綺麗になってるな」
「そりゃあさっきまで魔法で掃除していたからな」
「どうなってんのハルトの魔法?」
「見てみるか?」
「見てみたいな」
「じゃあ場所移すか『転移』」
そう言って僕はこの前見つけたゴブリン村に転移した。
「ここは?」
「この前見つけたゴブリン村の前」
「なるほど」
「意外と驚かないんだな」
「ハルトだからな」
「何だそれ。まあいいけどさ。気づかれたからとりあえずやるよ」
「分かった」
「『水弾』」
そう唱えた瞬間、手の平か超高圧の水の弾丸が放たれ村に一直線の道を作りその後ろに広がっていた木を吹き飛ばした。
「なんだこれ」
「えっ、『水弾』」
「自分の知っているのと違うのだが」
「ステータスがおかしいからな。『ステータスオープン』」
そう言ってハレクにステータスを見せた。
「なんだこれは加護がいっぱいあるのだが、しかもこの転生者ってなんなんだ」
「あっ、隠すの忘れてたけどまあ良いや。僕は一回違う世界で死んじゃったんだ。そしたら、おっと『爆裂』創造神様にあって転生したんだよ」
「なるほど、と言うか話の間にさらっと村ごと吹き飛ばしたよな」
「いや、ほっといたら矢が飛んで来て危なかったから仕方ない」
「無詠唱って便利だな。一度創造神様にも会ってみたいな」
「じゃあ行くか?」
「は?」
「いやだから、会いに行くかって?」
「行けるのか?」
「行けるぞ」
「じゃあ行きたいな」
「分かった『次元転移』!」
そう言って僕達は神界に行った。
「よし、行けたみたいだな」
そこには8年前、僕が転生した時と同じように創造神様がいた。
(変わっている点では他に6人?の神様がいることかな)
「久しぶりじゃなハルトよ」
「はい、お久しぶりです創造神様それと…」
「おおそうじゃった、紹介しよう左から…」
「魔法神のミリューよ」
「武神のギルクだ!」
「遊戯神のアヴァンだよ!君を見ていると飽きなくていいね」
「弓神のフロヌです」
「剣神のセルだよ」
「商神のハバールと申します」
(子供ぽい神様っているのか。初めて知ったな)
「さて、自己紹介が終わったところでハルトよその後ろにいる子が固まっておるが大丈夫なのか?」
「えつ!?」
なんかハレクが静かだと思ったらあまりにも驚きすぎたせいで意識がどっかにとんだようだ。
「おーい!ハレクー」
「はっ!私は一体?」
「驚きすぎすぎて気絶してたんだよ」
「なるほど。で、ここはどこなのだ?」
「ん?神界」
「まさか本当に来たのか…」
「言ったろ?行けるって」
「普通は行けないのだが…」
「確かに。言われてみればそうだったな(笑)」
「まあ、良いのだがな」
「おーい、ハルトーなんか遊べる物ない?暇なんだ〜」
ハレクと喋っていたらアヴァン様がそう言った。
「分かりました。じゃあ『創造』!」
とりあえず、ビリヤード・オセロ・ダーツ・将棋を創り出してみた。
「おぉ、なんか面白そうだね」
「じゃあ、やり方を説明しますね」
15分後…
「なるほど、ありがとう。じゃあ、セル一緒にビリヤードやろう!」
「いいよ!やろうやろう!」
「よし、ギルク将棋をやらないか?」
「いいぜ、創造神様。容赦しないからな」
「じぁあ、私はダーツでもしましょうか。ミリューもどうです?」
「良いわよ、やりましょう」
やり方を説明し終えると神様達はそれぞれ遊び始めた。
「…なんなのだこの光景は」
「平和の象徴?」
「なんで疑問形なのだ」
「僕にもよく分からんないんだよ。っと、そろそろ帰ろうか」
「あぁ、そうだな」
「では創造神様、僕達はこれで」
「おぉ、そうか。では帰る前に一つ、召喚魔法使ってみてくれ。後、ちょこちょこそっちに行くからよろしくの」
「分かりました。『次元転移』」
神様に挨拶して屋敷に戻った。
「よし、帰れたな。とこでハレクはまだ時間あるのからなくていいのか?」
「ああ、明日には帰ると伝えてあるから大丈夫だ」
「え?じゃあ泊まる気か?」
「そうだが?」
「お前様子を見に来ただけって…はぁ…まあ、いいよ。分かった」
「ありがとう」
「じゃあ昼飯を作るか。ハレクも手伝えよ」
「それはいいんだが、料理したことはないぞ?」
「マジか」
よくよく考えてみたら、王族や貴族が料理してるイメージがなかったな。
「まあ、教えてやるから絶対に手伝え。働かずもの食うべからずだからな」
「お、おうわかった」
キッチンにて
「さて、何を作ろうか」
「決めてなかったのか?」
「当たり前だろ。まあ、考えてもしゃあないしシンプルにカレーにするか」
「かれー?とはなんだ?」
「できてからのお楽しみということで。とりあえず『創造』」
そう言って創造したものはただの食材。え?かいにいけだって?嫌だよめんどくさい。
「じゃあハレクはこの野菜洗って」
「わ、わかった·····贅沢なスキルの使い方だな(ボソッ)」
「ん?なんか言ったか?」
「いやなんでもない」
「じゃあその間に僕は·····
30分後
「よしできた」
できたカレーはハレクが初心者だと疑うほど綺麗に野菜が切られていた。
(まさかハレクがここまで器用だったとは)
「とりあえずさっさと食べようか」
「そうだな」
「じゃ、いただきます」
「いただきます」
あ、いただきます通じるのね。この世界の文化って謎だ。
そんなことを思いながら、僕達はカレーを食べた。
ちなみに僕のカレーは激辛で、ハレクに味見させたら悶絶していた(笑)
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