貴族になった
模擬試験終わったーー！ 記念に即行で仕上げて投稿（約一時間）
謁見の後、僕は謁見の後王様に呼ばれ王様の部屋に来た。
コンコン
「入れ」
ドアをノックするとすぐに返事が来たので僕は部屋に入った。
「えっと、何の用でしょうか？」
「そんなに固くしなくてもいいぞ」
「分かりました。では、僕に何の用ですか？」
「うむ、お主魔法学院に行ってみないか？」
「魔法学院ですか？」
「ああそうだ。ちなみに今年はハレクも入学するんだがどうだ？」
「そうなんですか。学園にも興味がありますし行ってみたいです」
「そうか、なら私から言っておこう。後、入学試験があってなそれが明後日なんだが」
「ちなみにその試験内容は？」
「魔法に関する試験だ」
「では大丈夫です」
「そうか、分かった。それでこれからどうするんだ？」
「時間もあれなので帰りたいと思っています」
「では馬車を「転移魔法で買えるので大丈夫です」お、おうそうか。ああそうだこの短剣を持っていけ」
「なんですかこれ？」
「貴族の当主の証だ、失くさないようにな」
「なるほど分かりました。では僕はこれで」
そう言って僕は部屋を出た。
部屋を出てすぐ近くにハレクがいた。
「もう終わったのか？」
「ああ」
「何を話していたんだ？」
「魔法学院に来ないかって聞かれただけだよ」
「ああそれか、もちろん行くんだよな？」
「そりゃあそうだろ」
「なら良かった」
「じゃあ僕は帰るよ」
「ああまたな」
そう言って僕は家に転移した。
玄関に転移すると父さん達が帰りを待っていた。
「ただいま」
「お帰り、遅かったな。いったいどこまで行ってたんだ？」
「いつも通り森に行ってたんだけど、近くで王家の馬車が魔物に襲われててそれを助けたんだよ。そしたらお礼にと言われて王城に行くことになって王様に謁見して褒美に爵位をもらったんだよ」
「えっ？！お前貴族になったのか?!」
「うん、そうだよ」
「本当なのかいそれは？」
「本当だよアルガ兄さん。ほら」
そう言って僕は王様から貰った短剣を出した。
「本当じゃないか！おめでとう！」
「ありがとう」
「領地は貰ったのか？」
「うん貰ったよギオン兄さん」
「おぉ、これからはハルト殿と呼んだ方が良いかな？」
「茶化さないでよ父さん」
「すまんすまん」
「あ、それから魔法学園に行くになったから」
「「「えっ！？」」
「謁見のあと後、陛下に呼ばれて『魔法学園に来ないか？』って言われたから行く事にした」
「なるほど。でも試験は確か明後日じゃなかったか？」
「うんそうだよ。でも大丈夫だよ」
「そうか、ハルトが言うなら本当に大丈夫だな。さて、立ち話をしていては疲れるだろうならそろそろ夕食にするか」
「はい！」
そう言って僕は楽しく夕食を食べた。
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