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灰色少年の日々  作者: あおうみ
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とある一日

本編第1話です。

〜第1話〜

「…」

僕の名前は星空灰斗。とかラノベで良くある挨拶をやってみましたがキャラじゃないですね。はい。

あ、はい皆さん星空灰斗です。只今5時限目の数学です。今日は天気が良くぽかぽかしたお日様に小鳥の音色。これは寝ろという御達しだと思うんですよ。よし、寝ましょう。

「なーに寝ようとしてんだー?星空?」

この人はここ風鈴学園1年2組担任の赤坂美海。学園でも人気の美人教師だ。あ、まずい、この目は後で生徒会室へ来いと言っていますね。よし、寝てごまかそう。

「ほう?私の問を無視してそれ上目の前で寝るとは、いい度胸だなぁ星空」

あ、そうでした。目の前にいるんでした。

「い、いや、違うんですよ先生…。」

「何が違うんだ?言ってみろ」

「あのですね、その、あの、…靍上が寝ろと言うので」

「ほう。そうかそうか。靍上、ちょっと来い。」

「え!?なんで俺!?何も言ってねぇのに!?しかも明らかに嘘って分かるよね!?」

「とにかく来い!指導だ!」ガラガラガラ

「嫌だァァァ!」ズルズル

「お前らー自習しとけよー?」ガラガラガラピシャン

ごめんなさい靍上。そしてありがとう。




靍上を身代わりに夢の世界へ旅立ってから気がつくと6時限目も終わり、いつの間にか放課後になっていました。

「はいとー?あまり靍上君を生贄にするのダメだよー?あと授業中に寝るのもダメっ!」

この学内女子ランキングの中でも美少女と際立つであろう彼は羽川夜月。ん?なんで彼って言うのかですか?それはこう見えて夜月は男子なんです。

「すみません。つい先生がめんど…怖くてやってしまいました。後悔はしてません。」

「今さ、めんどくさいって言おうとしてたよね?…あと後悔はしなくてもいいけど、反省はしてね?」

「言ってないです。最後までは、ちなみに反省もしません!」

「途中まで言ってるし、ドヤ顔で言われても困るんだけど…はぁ全く灰斗はこれだら…」

「何故か傷つきますね…その言い方…」

なんて雑談をしながら帰路につく。なるほど…これが青春!謳歌してるぜ!いえぇーい!

「はいと、急にどうしたの?右手を掲げて」

「…すみません、青春についての自答を考えていたら、無駄にテンションが上がってしまいました。」

「いや、無駄ってのはないと思うけど…。それにしても青春かぁ…たのs…」

「?どうかしましt…」

皆さん。大変です。アレをプランプランさせて走ってきてる人が居ます。しかも……2人も。

…寒くないのかな…

「なにあれぇぇぇ!?」

「何って…おちn」

「灰斗待って!?それ以上言ったらダメだよ!?」

「…変質者ですね。」

「なんでそんなに冷静なの!?と言うかこっちに来てる!?!?」

「あ、本当だこっちに来てますね。」

なんか雄叫び上げながら走ってくるんですけど…

それにしても…揺れてますね…

「だからなんでそんな冷静なの!?早く逃げよ!?」

「面倒なんで嫌です。」

「そんなこと言ってる場合じゃないからね!?」

「私を置いて先にいけ!」

「うわぁ!かっこいい!!ってならないから!!早く!!」

「はぁ…わかりました」






はい。なんとかあのおちn「だから言っちゃダメ!!」…変質者二人から逃げ切り無事家の前に着きました。

ちなみに夜月と僕の家は隣同士でお互いの両親がとても仲良く、昔から一緒にいることがとても多かったです。ふふ、いいでしょ。そして突然ですが今、僕は覚悟を決めています。耐える覚悟を…

「はいとー?何してるの?早く入ろ?」

「いや、今の状況とこれから始まることを閲覧して頂いてる方に教えておこうと…」

「?何言ってるの灰斗?」

「…いや、何でもないです。」

「そう?早く入ろー?」

「はい」

ガチャ

「ただいm」

「兄さぁぁん!」

「ぐはぁぁ!?」チーン

はい。今突進してきたこの美少女は星空陽々。眉目秀麗、成績優秀、愛想もよし、人柄もよしの僕の自慢の妹です。…学校ではですけど

「相変わらず元気だねー陽々ちゃん」

「あ、夜月さんお帰りなさい!」

「うん、ただいま陽々ちゃん、あとそろそろ灰斗を離してあげないとって、あ…」

「…」

「兄さん!?」

「もう…遅かったね…」

こうして僕の平凡な日々が終わりを迎えまた始まります。




あ、ちなみにあのおちn「…言ったらご飯抜きにするよ?」…変質者は無事捕まったらしいです。…夜月が本当に男なのかはあった当時からずっと信じられません…

ご閲覧ありがとうございました!自分が「こんな青春って楽しそうだなぁ」と思って書かせて頂きました!改善点やアドバイスなど教えていただけると嬉しいです!





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