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ネガイシステム  作者: ぼんべい
あとがき
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あとがき

 さて、いかがでしたでしょうか。

 お楽しみ頂けましたでしょうか。それともただ単に苦行の読書になってしまわれましたでしょうか。

 良くも悪くも僕らしさが出てる作品になってしまいましたね。主題を読み取って頂けた人にはをぉ!と思ってもらえるでしょうが、主題がわからないとなんじゃこれ、と思われてしまうw。スムーズに読んでもらえる文章力も楽しませられる文章力も育ってない状態での中編。読むのが苦行になってしまった方も多いと思います。申し訳ありませんでした。


 ☆☆目標☆☆

 名前を上げてしまうと「パトレイバー」の劇場版だったり、そういう二時間アニメで見終わった後の見終わった感がすごいある作品ってありますよね。今回このラノベ中編を執筆するにあたって、その読み終わった感みたいなのを感じていただけたらな、という事を目標にしてました。


 ☆☆設定☆☆

 なんか異世界モノが多いレーベルらしいのでw。その異世界ってのがこの世界だったらおもしろいんじゃないか?という着想から膨らませました。

 それならそれで異世界の人間からこの世界を見たらどう写るか?というのをもっと色々書けたらおもしろかったろうなぁ、と思ってます。


 ☆☆主題☆☆

 自分が今ここに生きている事、そして頑張っている事を肯定出来るというのはとても素晴らしい事だと思います。そんな自分を認めてくれる仲間たちがいたらなおさらです。

 僕は個人的には環境が違えば頑張れると思ってる人は、環境が違っても頑張れないだろうと思ってます。別の環境で頑張れるのなら今の環境でも頑張れるはずだ、と。

 ただし例外もあります。あまりにも理不尽な環境であったり、どうしても排除出来ない邪魔な要因があったり。そういうのは個別で主題になりえるだろうと思ってます。


 ☆☆キャラ☆☆

 あまり綿密にキャラ設定はしませんでした。それが裏目に出ましたね。ただ、カガミ、サオトメ、ユージのキャラわけを、その発言スタイルで付けられたのは良かったかな、と思ってます。

 ずっと答えを見つけられずにいる事なのですが、その人の人生はその人の言語空間に大きく作用するはずなんですよね。でも、ラノベ系ってキャラが皆同じような知識量で同じような発言タイミングで同じように発言していく。まぁそういう作品体系なのでそれが当たり前なのですが、今度純文に挑戦する時にこの課題も突き詰めたいなと思ってます。そして出来ればその成果をラノベに持ち帰れれば・・・


 ☆☆ラノベ☆☆

 この作品は賞の事を教えてもらって、じゃぁ書いてみようかで書き始めました。今はとても良かったと思ってます。ただ、純文を指向してる僕がわざわざこういうスタイルを書く、というのはどういう事なのか。

 文学は僕にとって何の為に存在し、そして、僕に何を与えてくれたのか。

 この簡単な問いかけに対する一つの答えが、僕のラノベ執筆にはあります。

 この物語りにはそれが顕著に現れてると思いますので、僕のメッセージを受け取ってくれた方はただにやにやとしていただければ幸いです。

 

 ☆☆もし続きを書くなら☆☆

 例えば、長谷川みたいに願い告げてこっちの世界に来て、んで最終的に願い諦めて記憶を無くす男の子のお話だとか、幼いころにこっちの世界にとばされて、孤児で、その子が幸せに育つかどうかに世界の未来を賭けるみたいな話になって、その孤児をシュリーズの女社長が拾う、みたいなエピソードだとか、まぁ膨らみますよねw

 いずれ書きたいなぁと思ってます。このお話を楽しんで頂けた方がいましたら、その折はそっちのお話も楽しんで頂けたらうれしいです。


 ☆☆最後に☆☆

 まぁ言い訳とかしてもしょうがないんで、文章力は精進あるのみだと思ってます。

 そして、ラノベスタイルで書く物語りをラノベとして楽しんでもらえるようにがんばりたいと思ってます。

 年に一本はラノベスタイルの中編に挑戦したいですね。

 時間と都合が許してくれれば、ですが。


 今執筆中のラノベ中編がクライマックスで、この「ネガイシステム」は上げながらなんか自分の恥ずかしい過去を晒してる気分になってましたw。その中にも良い表現があったりして、掴んだものは多かったです。それを生かした次回作、またどっかに応募して落選したらアップしようと思ってますので、その折は、今回よりもさらにさらに、あるいは、次回作こそは、楽しんで頂きたいとおもっております。


 ここまで読んでくださった方(本編を読んでくださった方)、本当にありがとうございました!!


 2013年11月4日 文化の日の振替休日、Free!OP「Rageon」を聞きながら ぼんべいより

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