表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/3

第三話 再会

いつも読んでいただきありがとうございます!

 今日は珍しく姉貴が自分の家で過ごす日だ。

週に1,2回かこういう日があるのだ。俺の数少ない安息日である。


が、しかし、今日は違った。部活終わりの夜遅く(午後8時あたり)、俺は家の最寄駅から出て帰路についていた。


「あれ?もしかして斎藤?」


聞き覚えのある声だ。最後に聞いたのは……三年前だろうか……。


「谷……か?」


谷 唯香(たに ゆいか)、俺の小学校六年生時代の同級生だ。クラスで一番背が高かった俺の、次に背が高かった女子である。


「こんな時間にどうしたんだ?」


「そっちは……部活帰り? あたしはね、塾帰りかな」


「そうか」


「え~なんか反応薄くない?それより、また背、伸びたね。あたしと争ってた時が懐かしいなぁ」


「そっちは伸びてないのか?」


「あんたが伸びすぎなだですー」


ふくれっ面だ。懐かしいな……。


昔、谷と俺はよく一緒に遊んでいた。良い女友達だったと思う。まぁ、それだけだが。


「ねぇ、ちょっとお茶しない?奢るよ?」


谷がおかしなことを言っている。昔からこいつはおかしなことを言っていたなぁ。


「悪いが、女子に奢られる趣味はない」


「じゃあ奢ってよ。ジュース一杯でいいからさぁ」


弱った……今日は早く帰って母の晩飯を食べたいのだが……まぁ人付き合いは大事だしな。


「ちょっと待って……」


俺は携帯で母に、友人とお茶する胸を説明し、了承を得たので、駅地下のカフェに来た。


「…………あんた、昔から押しに弱いよね~優しいのか、気弱たのか、分かんなくなるよ」


「悪かったなあいまいで」


俺は皮肉っぽく言うが、その言葉に力はない。俺たちの会話はいつもこんな感じだ。


「ところでさ、あんた、カノジョとかできたの?」


嫌味っぽく聞いてくる。できてないことぐらいわかるだろ……でなけりゃ女子と二人で、こんな時間にお茶しない……。が、腹が立つので、はぐらかすことにした。


「さぁな」


「へ?でき、たの?」


「ノーコメントで」


なぜだろう?谷が心なしか焦っているように見える。


「どうしたそんなに焦って、もしかして、体調でも悪いのか?」


俺は本気で心配した。すると


「だ、大丈夫……で、本当は?出来たの?出来てないの?」


「どうしてそこまでしつこく聞くのかは知らんが、まぁ、一応できていない。まだ、彼女いない歴=年齢だ」


俺が言い終わると、谷は盛大にため息をついた。本当にどうしたんだこいつ?


「よかったぁ……いやぁね?あたしも彼氏できてないから、あんたに先越されてたら嫌だなぁ……なんて思ったりしてさ、あははは……」


「そんなことだろうと思ったよ。ったく、ちょっと心配したぞ……」


「へ、へぇ……心配してくれるんだ……」


谷の顔が少し赤くなっている。やっぱり熱でもあるんじゃないか、こいつ?


「あ、お金、払うよ」


「いい。いらない。大体、お前が言い出したことだろう?」


「あ、そ、そっか……ありがと」


その日はこれで谷とは別れた。


まったく、人騒がせなやつだ。



・・・



 家に帰ってきた。連絡したとは言え、やはり夕飯に遅れたことはダメだと思って反省の念をもって、玄関のドアをくぐった。そして、玄関から、リビングダイニングに入った途端、言葉を失った。


「あ、不届き者だ」


何でお前がいるんだよ……姉貴……。


こうして、第二ラウンドが始まるのだった。



いやほんとマジでなんでいるん?



続く

次回

第四話 尋問


読んでくれている皆さんへ、


もしも、


「面白かった」

「ドキドキした」

「次回が気になる」


と思ったら、下にある評価で応援よろしくお願いします!


(やり方、☆☆☆☆☆を★★★★★に変えるだけ!)


もしよかったら、感想も


「面白かった!」


など、書いていただけると、すごくモチベが上がります!なので、どうか、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ