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昔話のつづき  作者: なか
第一章
3/37

2 昔話


これは光と闇の神の話…



むかしむかし、

まだまだ地上に恵みの力が満ちていたころ…



ある日のこと。

雲のない空に黒い雲が覆い、太陽の光が遮られた。

そして、雲の合間から黒く輝く闇の神が降りてきて闇の使い手が地上に現れた。



地上を闇で覆い尽くし、全てを消し去る…



闇の使い手はそう言うと、黒く輝く不思議な力で闇の力を纏った魔物を生み出した。そして、多くの獰猛な闇の魔物を操り人々を襲い出した。

闇の使い手に命を脅かされた人々は、武器を手に取り闇の使い手に立ち向かった。

しかし、闇の使い手の黒く輝く闇の力には誰も抗うことができなかった。


争いが増えると、人々からは笑顔が消え悲しみ苦しむ者が増えていった。

闇の使い手によって多くの人々の命が奪われ、大切な人々を失った国王は人々を守る力が欲しいと天に向けて祈った。

すると空を覆っていた黒い雲を切り裂き、白く輝く光の神が地上に降り立った。



人々を助けようとする限り、この光の力は闇を遠ざけるであろう…



光の神から白く輝く光の力を得た国王は、共に闇の使い手に立ち向かう2人の勇者達と共に、光の使い手として立ち上がった。

光の使い手達は光で出来た白い剣を手にし、光の力をもって闇の使い手に立ち向かった。

光と闇の戦いは熾烈を極め、戦いは次第に激しさを増していった。


拮抗した光と闇の戦いは、大地が砕けるまで続くかと思われた。

死闘を繰り広げた末、光の力を纏った光の使い手達はついに闇の使い手を打ち破った。

すると、空を覆っていた黒い雲が晴れ、長らく暗く閉ざされていた地上に暖かな光が降り注いだ。

暖かな光によって、人々にも笑顔が戻り国に平和が訪れた。






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