表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
吸血鬼のみる夢は  作者: とみ
第3幕~side光誠~ 動き出すココロ達
21/21

3ー5 

「じゃあわたし、さっき一緒に人間やろうって………お時ちゃんに………」

「有希奈………」

「謝らなきゃ!」


俺達の沈黙を破ったのは有希奈だった。

歯を食い縛るように力んだ表情で居間を飛び出していった。


「ほっときなさい」


思わず、といった感じで健信が立ち上がるが、教授が声をかけて止める。


「たぶんあの子なら大丈夫だから」

「………そうですね」


健信は話しかけた教授の方へ向き直る事なく、有希奈が出ていった扉を見つめていた。

俺の座る位置からは背中しか見えず、健信がどんな顔をしているのかわからなかったが、初めて聞く声だった。


教授はそんな健信を見て、1度肩を竦める。


「あなた達はそろそろ帰りなさい。花火デートの件は後で連絡させるから」

「デートって………」


教授はいつものイタズラっぽい顔で俺をおちょくると、ローテーブルの上の食器を片付け始めた。


その時、少しだけ教授が覗かせた表情は、やはり見たことのない物で………

俺は反論の言葉を見失ってしまう。





「わかりました。光誠行こうぜ」

「ちょっと先に行っててくれないか? すぐに追いつくから」

「はいはい」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ