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「まあ、いいや。じゃあ、戻るよ」
えええ。やっぱり、あの二人のところに戻るの。
手をずんずんと引っ張られる。
おお、手が。手が。
気分はさながら、ドナドナだよー。
どなどなー
「もう、変な事いわないでよー」
おとなしくしておこうっと。
「急にどこか行ったから心配したよー」
って。凛君。
いや、私急にどこかに行ったわけではなく、あなたたちが先にどこかに行っていたんだけどー。
「あ、あの建物きれい! 写真とろ」
って、言って。
4人でハイチーズって。
写真をパシャリ。
とった写真を見たら、絵になるなー。
さすが、私。やっぱりかわいい。
「私、インスタグラマーになろうかな………」
「なに? インスタグラマーって」
え、雫ちゃん、インスタグマラー知らないの。
意外だなー。
インスタグラムにめちゃくちゃ写真を投稿する人だよー。
自分の写真とか、おしゃれなカフェにいって写真を撮って。
いいねがいっぱいもらえたらうれしいんだろうなー。
「あほか。そんなもんするなよ。」
うわ。どうせ、ネットの世界に顔をさらすの怖いーとかの偏見でしょ。
「ネットの世界に顔をさらすとか」
はい。出ましたー!
「うーん。僕はいいと思うけどね。
まあ、あんまり顔を出していくのも、まだ小学生だからどうかと思うけど………」
確かに。私、まだ小学生だった。
さすがに、中学生になるまではやめとこうかー。
てあれ?
結局やらない方向に持っていかれてる? 私。
「麗華ちゃん。ツーショットとろうよ」
ギク。
凛君。わたし、あなたとツーショットをとってしまって、それが高校生の時、くるみちゃんに見られるようなことがあったら、社会的死に一足近づく気がするんだけど。
でも、断れない、私は
「いいよー」
って。バカ! 断れよ。
でも、写真映りは、ものすごい良かった。
写真だけ見たら美少年と美少女が移っているねー。
どうしよう。映えだよ映え。
やっぱり、インスタグラム始めようかなー




