表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の弟子を持つ者は渋々学院の教師になりました。  作者: 月見桜
アイルによる生徒たち改造計画
2/3

序章 2

今回は担当する生徒に自己紹介。思うんですけどスオウくんはまだ学院長にアイルの静かに暮らしたいって要望話していませんね。。

 競技場に入るなり彼は先のイーリスの言葉の真意に気付き驚愕していた。

 と同時に疑問に思うこともあった。

 どうしたらここまで魔力総量の平均が下がっているんだ?確かにエレオデントのせいで大気のマナや能力者の平均は下がった。それは変えようのない事実だ。

 しかし今現在集まっている能力者たちを見て小さく言葉を零す。

「待てよ……こんなの束になられても指一本で片付けられそうなんだが……誰も基礎訓練の大切さを教えてなかったのか?」

「そうですね、実戦訓練を行える戦闘経験者がいなかったというのが問題なのかと」

 アイルの小声の独り言にスオウは答える。

 何とも言えない表情を浮かべるが、すぐに表情を戻し全員を観察するように数秒間見つめる。

「まず先に紹介しよう、彼はアルス。スオウくんの知り合いだ」

 さすがは学院長、どこかのバカ弟子と違ってきちんと把握してくれている。

 こっちに来るよう目で言われ、アイルは学院長の元まで向かった。

「紹介に上がったアイルだ。これからお前らの実戦訓練を受け持つことになった。全員に合った訓練が出来るかと言われると難しいところだが数段階は実力を上げることだけは約束しよう」

 だが、彼の言葉を聞いて生徒は疑惑の目を浮かべている。

「相手の実力も正しく分からないお前らには難しいかもしれんが、まあ一興か。スオウ、朝の遊びの続きをやるぞ」

 スオウを呼び掛ける声が急に遠くなり、気付いたら競技場の中央にいた。

 いつの間に移動したのか分からない生徒たちは目を見開き言葉を失う。

 それはイーリスやスオウも同じであり、反応が一瞬遅れる。

「アイル、僕に一撃入れることができたらみんな信用してくれると思う」

 それを聞いたアイルはそうか、と簡潔に呟くとスオウが飛ばされていた。

 その直後凄まじい風圧が巻き起こる。

 体が言うことを聞かず飛ばされるが、壁に激突する少し前に少しずつ自由が利くようになり受け身を取ることはできた。

 なぜ飛ばされたのかは理解できないが、殴られたという確証はないが頬が痛い。

「やっぱりお前訓練は怠ってなかったが自分と同等程度の奴との実戦練習はしたことがないだろ。まあ一位になるとそういう経験がないんだろうが。ま、今の喰らって意識を失わなかったのは褒めてやる」

 この圧倒的な実力に誰もが理解が追い付いていなかった。

 能力者第一位を一歩も動かずに吹き飛ばすなどイレギュラーもいいところだ。

「油断しているところへの一撃だからな。集中していたら防御されていただろうが、一撃入れるって約束は果たしたぞ」

 スオウは頬に手を当てながらアイルの言葉に頷く。

「この力は人間に向けて使うものじゃない。変な教団とかじゃなければ、だがな。お前らも自分が持っている力を間違った使い方には決して使うなよ。とにかく一年よろしくな」

 驚きすぎて反応することができない生徒たちを見ながら自己紹介が終わった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ